足立 愛子
鳥たちの成長
2022年5月26日(木)

今年、何年かぶりに、我が家のベランダの室外機の陰に、ハクセキレイが巣を作り、産卵。

これを発見したのが4月20日のことでした。

親鳥はほぼ巣を離れることなく、温めています。

私の存在に警戒はしているものの、卵を必死に温めていました。

 

その後4月29日に孵化したヒナは全部で5羽。

 

それから毎日、ヒナたちと親鳥を見守り続けました。

親鳥は、せっせと餌を運び続けます。

はじめのうちは目が見えないヒナたち。

私がのぞいた物音に反応し、大きく口を開けて餌をねだる姿がなんとも言えずかわいい。

徐々に産毛の中に、しっかりした羽根が生えだし、目も開いて鳥らしくなってきました。

このころになると、私がのぞくと首をすくめて5羽が巣の中にぴっちりと納まり警戒します。

それはそれでかわいい。

 

生後、ちょうど2週間、5月11日にヒナたちは親鳥に促されて巣立っていきました。

5羽全員がちゃんと巣立って、うれしいような、寂しいような。

 

数日後、家の裏手で、セキレイの声が。

窓からのぞくと、セキレイの親子が餌の取り方をレッスン中。

「あれ、絶対うちの子たちだわ」と思って、見守る私。

また、来年も帰ってきてくれると良いのですが。

 

一方で玄関先には、毎年恒例、ツバメの巣が作られ、すくすく育っています。

今では日中にトレーニングをして、夜だけ家に帰ってきます。

巣に入らず、支柱にとまって5羽揃って睡眠中。

親鳥も近くにいます。

いよいよこちらも完全な巣立ちが近いようです。