外壁の汚れ予防策とは?
このコラムはYouTube動画「外壁の汚れの予防策とは?」の内容と同じです。
はじめに
外壁の塗り替えをお考えのお客様から
「外壁を薄い色にすると、汚れが目立つよね」
「いずれ汚れが気になるから、濃い色にした方がいいですよね?」
といったことを聞きます。
外壁塗装には「カビ」「藻」「汚れ」がつきにくい塗料があります。
そこのところ少し詳しくお話したいと思います。
外壁の汚れその1
外壁の汚れには、2種類あります。
1つ目が「藻」「苔」「カビ」などです。
家の日陰になる北側にできるのですが、
細かく言えば緑色が「藻」「苔」、黒色は「カビ」になります。
そこで防カビ剤の入った塗料を使うのですが、注意していただきたいことがあります。
JIS規格では、カビ5種に対して有効であれば防カビ塗料として認定されます。
しかし実際に発生する「藻」「苔」「カビ」は、一般的な建物周りで57種類とも言われています。
つまりJIS規格だから大丈夫ではないのです。
ですので、ちゃんとした防カビ塗料を使うなら、
より多くの種類に対応した防カビ塗料がおすすめです。
ちなみに三輪塗装ではアステックペイントさんの「アステック・プラス」という防カビ剤を使っています。
これを塗料に混ぜて塗装をします。
アステック・プラスは700種類の「藻」「苔」「カビ」や菌に対応しているので、よりカビが生えにくくなります。
外壁の汚れその2
外壁の汚れの2つ目は「雨筋汚れ」です。
サッシの下についた細長い筋のように黒ずんだ汚れのことです。
「雨筋」の原因は、大気中のホコリ、排気ガス、汚染物質などを含んだ雨です。
その雨に含まれた汚れが流れ落ちず、そのまま外壁に「汚れ」として残ってしまうということです。
この「雨筋」を防ぐ方法としては「超低汚染塗料」を使うのがオススメです。
「超低汚染塗料」は外壁に汚れが付着しても親水性に優れているので、汚れを水の力で浮き上がらせ
そのまま雨とともに洗い流してくれます。
ちなみに、水をはじく「撥水性」の方が良いように思えますが逆に汚れが付きやすくなるので要注意です。
三輪塗装では、その「超低汚染塗料」として、
アステックペイントさんの「リファインシリーズ」という塗料を使っています。
どんな感じか実演します。
超低汚染塗料リファイン(三輪塗装でも使用)と通常のシリコン塗装の板です。
疑似雨筋汚れとしてカーボンを使用
汚れを拭きます。
リファインの方が汚れが落ちていることが分かります。
超低汚染型塗料を塗っても全く汚れが付かないというわけではありませんが、
一般的な塗料と比べてもその差は歴然です。
まとめ
超低汚染塗料の中に、アステック・プラス(防カビ剤)を入れて使います。
これで建物を「より綺麗に長く保つ」ことができるという訳です。
さて、いかがでしたか?
汚れが目立つから濃い色にする必要もないので、淡い色など、お好きな色を選ぶことができます。
もし外壁の汚れ防止にご興味があれば、お気軽にご相談ください。
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