外壁塗装の先延ばしは要注意！

公開日：2023.1.17　最終更新日：2023.5.26

このコラムはYouTube動画【外壁塗装の先延ばしは要注意！】の内容と同じです。
→https://youtu.be/XgWQutcIVEU
※リンク先の動画は音が出ます。

1 外壁塗装の先延ばしは要注意！
2 修繕費用がかかる可能性大
3 発注業者に気を付けよう
4 中にはこんな業者も・・・

外壁塗装の先延ばしは要注意！

この動画をご覧の皆さんは、
外壁塗装をするタイミングをご存じでしょうか?

一般的に外壁塗装するのは、
新築してから約10年前後で南側を中心に劣化が始まり
15年目くらいで塗り替え時がやってきます。

その一方で、外壁塗装は安くはないお買い物でもありますし
外壁塗装をしなきゃ、とわかっていても、
ついつい先延ばししてしまいがちです。

でも、先延ばしって、
とってもリスクが高くなるんですよね。

そこで今回の動画では、「外壁塗装の先延ばしをしないほうが良いのか」について
解説をしたいと思います。

修繕費用がかかる可能性大

なぜ、外壁塗装の先延ばしをしないほうが良いのでしょうか。

話は簡単です。
適正な時期に外装メンテをしておけば、
お住まいの老朽化によるトラブルを未然に防ぐことができたり、
修繕工事が最小限に済ませられます。

もし、そのまま長く放っておいたら、
ベランダの劣化、屋根瓦の破損などが進み、
雨漏りの原因となることもあります。

【ベランダの床に水が入り、軒天は修繕が必要な状態になってしまいました】

最悪の場合、雨漏りによって躯体工事が必要になり、
どんどん修繕費用がかかることだってあります。

10年くらいから小規模なメンテナンスを始めて、
15年目くらいに全面リフォームをしておけば、
外壁を貼り替えるとか大きなメンテナンスが必要になることはありません。

発注業者に気を付けよう

こうした理由から、
外壁塗装の先延ばしをしないほうが良いということです。

ただし、注意点があります。
それは「外壁塗装とはペンキを塗ればいいだけ」というものではないことです。

業者によっては、見た目の汚れや、ひび割れを指摘しセールスしてくるパターンもあります。
その場合、ちゃんとした診断もせず、
「とにかく塗装するだけ」の業者は辞めた方が良いです。

おすすめなのは、
ちゃんとした劣化診断があって、
トータルで家まわりのメンテをしてくれる、
外装リフォームのできる業者です。

このとき自社に建築士など、建築の知識のあるスタッフがいると、
より心強いといえるでしょう。

今のお住まいで、ずっと快適に過ごすためにも、
適正時期に、
ちゃんと対応してくれる業者に外装リフォームをしてもらうことが大切ですよ。

中にはこんな業者も・・・

最近築年数10年程度なのに、外壁全面にアルミサイディングを貼られる方が見えます。
価格は一棟500～600万程度すると聞いたことがありますが、
この上からカバー工法で貼る時期って、
僕の考えですと、サイディングの寿命が切れた時、
至るところで割れが発生し、塗装ではメンテナンスできないほど痛んでしまった時です。