下塗りが重要な「ホントの理由」とは?
このコラムはYouTube動画『下塗りが重要な「ホントの理由」とは?』の内容と同じです。
リンク先の動画は音が出ます。
下塗りの重要性
外壁塗装にとって下塗りは、とても重要な工程の一つです。
しかし、どうして重要なのか、ご存知でしょうか?
ちなみにネットを調べれば、下塗りについての情報があります。
でも、「本当の理由・重要性」について書かれているものは少ないです。
そこで今回の動画では、
「下塗り」について、プロから優しくシンプルにお話します。
今回の下塗りとはあくまで塗り替えの場合とさせて頂きます。
塗る面に何らかの仕上げがしてあり、モルタル、コンクリート、ALCの素地のままではないという条件です。
下塗りの目的4つ
仕上げ塗料の「密着性」を高めるため
もし、下塗りもしないで仕上げ塗料をしたら、密着力不足により後に上塗り塗料が剥がれることがあります。
また近年は新築時の外壁に光触媒や無機塗料がコーティングしてある高機能な外装材が発売されておりますが、それらには一般的な下塗りではダメで、特殊な下塗りを塗らなければ早期に剥がれてしまう可能性が高いものもあります。
このあたりは専門性をもって事前のチェックが重要ですね。
吸い込み防止
外壁材は、長年の雨・紫外線によって表面が劣化しもろくなっているものや、素材によって吸収が激しい場合があります。
下塗りをしなかったり、通常のものを1回塗りしただけですと、吸い込みが止まらず、
ドンドン上塗りが必要になったり、必要以上にたくさんの塗料が必要になるだけでなく、
ムラが出たり、ひび割れたり、塗膜がはがれるトラブルになることがあります。
外壁表面を強化する
劣化した外壁に、深く浸透させ固める力持つ下塗りがあります。
特に劣化が激しい場合、吸い込みがまた一段と激しい場合に施工します。
ガラを変える
写真のようなモルタル壁にリシン仕上の塗り替えの場合、ひび割れ補修をした場合、通常の塗装をしても補修跡が目立ってしまいます。
この場合このように波模様を付けて補修跡を目立たなくしながら、全体のガラの変更を行います。
結果的に下塗りの目的は上塗りの性能・効果を最大限に発揮する為!というのが正解になりますね!
もう一つの重要な理由
ここまでお話したのが、よく言われる下塗りの重要性です。
もうひとつ、お伝えしたいのが、ここ最近のお話です。
過去の話ですが30年程前はシンナーで薄める塗料しありませんでした。
いわゆる溶剤塗料と言います。
この溶剤塗料は強溶剤と弱溶剤とあり
強はモーレツなシンナー臭がします。
弱は灯油くらいの臭いです。
強溶剤から弱溶剤に進化しその後水性塗料に変わるという進化を遂げてきました。
ここ15~20年はすっかり「水性塗料化」が進みました。
昨今の水性塗料は、格段に性能が良くなりました。
今でも溶剤塗料神話のようなものはありますが全く水性塗料で遜色はありません。
水性ですのでシンナーを使わないため、臭いがきつくない。
これは最大のメリットと言えます。
ただ、水性塗料は、溶剤塗料と比べて密着する力が足りません。
そこで早々にはがれてしまわないよう、下塗りが特に重要という事になります。
ちなみに下塗りの回数は、外壁の状況により変わります。
だから2回行うこともあります。
素材のよって様々な下塗りの選定が必要です
また水切り、雨どい金具、庇など付帯部の下塗りは
錆止め効果もある下塗りを選んで施工しています。
いずれにしろ下塗りは、
キレイに仕上げ、塗装を長持ちさせるためにも重要だということです。
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