失敗しない外壁塗装の見積もりの取り方
このコラムはyoutube動画「失敗しない外壁塗装の見積もりの取り方」の内容と同じです。
リンク先の動画は音が出ます。
外壁塗装の業者を選ぶ時、
相見積りをとられると思います。
今回お伝えするポイントを押さえることで、
「失敗しない見積り」をすることができます。
では、さっそくお話しをしまししょう。
見積りをお願いするときのポイントは6つあります。
材工分離の見積もりを
「外壁と屋根に関しては、材工分離で書いてほしい」
と言ってください。
「材工分離」とは、塗料代と施工費が
別々に記載されている見積もりのことです。
塗料代と施工費の詳細がわかるので、
業者はごまかすことが難しくなります。
塗料は塗料名とメーカー名を
「塗料は、塗料名とメーカー名で書いてほしい」
と言ってください。
たとえば、「シリコン塗装」だけ書いてあっても、
シリコン塗装には、たくさんの種類があります。
それこそ1万円未満~4.5万の塗料までありますから!
そこで塗料名とメーカー名が書いてあれば、他社との見積りと比較しやすくなります。
先の材工分離の補足ですが、幾らの材料を塗るのかも明確にして頂きたいです
付帯部は一式にしない
「付帯部は、一式ではなく具体的な項目で書いてほしい」
と言ってください。
付帯部とは、雨どい、軒天、雨戸、破風板などのことです。
たとえば、見積りに「付帯部 一式」と書かれていると、
何がどこまで施工してくれるのかわかりません。
付帯部は、具体的な項目まで書いてもらうことで、
メンテナンスする場所がしっかりと確認できます。
劣化診断書をもらう
「劣化診断書がほしい」
と言ってください。
劣化診断書とは、
事前に外壁の劣化状況を調査し、まとめた書類のことです。
適切な見積りは、
劣化診断書をもとに作成されます。
劣化診断書がない見積りは、
営業マンの経験やカンで書かれたものなので、
信ぴょう性が低くなります。
ちゃんとした業者であれば、
こちらが言わなくても劣化診断書を合わせて出してくれます。
しかし、劣化診断書がない業者だったら、
施工品質を疑っても良いといえます。
そもそも専門的な知識がない可能性がある方もみえるかもしれませんが
化けの皮を剥ぐ事もできるかもしれませんね
「平面図・立面図」を渡す
見積り時に「平面図・立面図」を渡すことです。
見積りで困るのが、塗装する面積が各社バラバラなことです。
これは業者が「目測」で行うために起こることです。
そこで平面図・立面図を渡せば、
塗装する面積の誤差が少なくなり、見積り比較しやすくなります。
見積りを依頼するなら、
こうした5つのことを押さえるようオススメします。
一般的にここまでするお客様はいらっしゃいません。
だから、業者からすれば、
かなり意識して見積りを書いてくれると思います。
すべてに対応してくれる業者なら、
信頼できる業者の目安になります。
見積もりはとりすぎない方がいい
見積もりは2社程度にすることです。
いろんな業者を比較するためにも、
相見積りを取ることは大切です。
しかし、5社、6社、7社も取ってしまうと、
混乱するだけで、決められず終わります。
ちなみに私のお客様で、
5社ほど相見積りをとられた方がいらっしゃいました。
外壁塗装について、かなり勉強された方でもあったのですが、
最終的には「わけがわからなくなった」そうです。
そりゃそうです。面積が違う、塗料が違う、施工方法が違う、書き方、順番
何から何まで見積の数だけ違うんですから・・・
少々勉強されただけでは判断できません。
たくさん見積を取れば取るほど混乱するだけです。
そこで信頼できそうな業者かせいぜい2社ほど選んで
見積りを依頼されると良いでしょう。
この場合2社とは、先ずは地元の塗装会社と、
ご自宅を建ててくれたハウスメーカーや建設会社、工務店です。
まとめ
これから見積りを依頼するなら、
●外壁と屋根に関しては、材工分離で書いてもらう
●塗料は、塗料名とメーカー名で書いてもらう
●付帯部は、一式ではなく具体的な項目で書いてもらう
●劣化診断書を書いてもらう
●見積り時に「平面図・立面図」を渡す
●見積もりは3社までにする
ここまですれば、失敗しない見積りが取れることでしょう。
ちなみに三輪塗装では、すべての条件をクリアしています。
もし、これからお見積りをお考えなら、
三輪塗装も入れてくださるとうれしいです。笑