岐阜県関市における外壁塗装の人気色ランキングTOP3と失敗しない色選びのポイント解説
目次
外壁塗装の人気色TOP3と失敗しない色選びのポイントや組み合わせ方、カラーシミュレーションについても徹底解説します。
外壁塗装を決意して業者探しをしている方は、業者選びが終わったあとには必ず、「色選び」が待っています。しかし多くの方が、色選びで一番悩まれます。
「せっかくだから今の外壁から色を変えたい」
「10年に一度の外壁塗装だから失敗しない色を選びたい」
「グリーンやイエローのような明るい色を選びたいけど、うまくいくかな?」
「近所の方にも褒めてもらえるスタイリッシュな家にしたいけど、何色がうちには合うの?」
「最近のおすすめの人気色って教えてもらえるの?」
と外壁の色選びでこんなお悩みが出てくるのではないでしょうか?
外壁の色は家で一番、家の印象を左右する大切な部分なので、後悔しない色を選びたいですよね。
今回は、岐阜県関市を中心に数多くの外壁塗装・屋根塗装工事を行ってきた三輪塗装が特に人気の外壁色TOP3と、その他人気の高い黒色の外壁塗装についての説明や色決めに欠かせない「カラーシミュレーション」についても詳しく事例を踏まえながら紹介します。
外壁塗装をするとき、「どんな色で塗るか」に迷わないためにも色決めのポイントについても当社なりの考え方でご説明しますので、見積り後の「色決め、色選び」のヒントにして後悔のない塗装工事にしてください。
関市で人気のある外壁塗装の色TOP3
外壁の人気色は時代の流行も反映しますが、年代を問わず、ベージュやクリーム色など街の景観にも自然に合いやすいナチュラルな色味が人気です。落ち着いた自然な色味は目にも優しく温かい印象を家に与えます。落ち着いた外壁にも、モダンな外壁にもよく使われている色なので、選ばれることが多いです。
本記事では三輪塗装の関市中心の外壁塗装過去実績や実際のお客様によく選ばれている色から厳選して選んだ外壁塗装の人気色ランキングTOP3をご紹介します。
※以下のランキングは岐阜県関市にショールームを置く三輪塗装の過去のご相談実績に基づきます。
1位:ブロークンホワイト
ブロークンホワイトの事例はこちら↓(関市K様)
https://www.p-miwa.co.jp/sekou/103842.html
薄い色ながら温かみもあって、明るく、和風な家でも洋風な家でもお似合いの色です。
和名では「乳白色」といい、ミルクのような白色のことを言います。
トゥルーホワイトが真っ白なので白の基準にすると、ブロークンホワイト(Broken White)はやや黄みがかったクリームのような白色になります。
どんな色と合わせても温かみのある印象になり、さらに汚れも目立ちにくくなるので、「白にしたいけど汚れが目立つのはイヤ」というお客様にはぴったりの色です。
上記のような理由で、関市周辺のお客様からも、全国のお客様からも愛されて、最も選んで頂いている色です。
2位:ニュートラルホワイト
ニュートラルホワイトの事例はこちら↓(岐阜市S様)
https://www.p-miwa.co.jp/sekou/112429.html
「明るすぎるのもちょっとイヤだな~」と言う方にこの「ニュートラルホワイト」が選ばれています。
絶妙に薄い色と濃い色の中間といったところでしょうか。
落ち着いた温かみのある色で、広い面積に使用しても変に明るくなりすぎることもなく、安定感のある印象に仕上がります。
ブロークンホワイトよりも更に黄みが濃く、少しくすんだ色なので汚れを気にされる方には人気の高い外壁色です。
関市のお客様からも大変多く選ばれており、全国的にも人気NO.3という色です。
3位:クエリー
クエリ―の事例はこちら↓(岐阜市K様)
https://www.p-miwa.co.jp/sekou/110103.html
この色は三輪塗装の社長の自宅の外壁にも使ってますが和風の家にとてもマッチするシックで落ち着きのある色です。
関市やその周辺地域は和風の住宅もかなり多いという事もあるので、三輪塗装のお客様には本当によく選ばれている色です。
黄色がかった茶色なので、窓枠が黒い場合は、黒との対比もキレイですし、ホワイト系やブラウン系とも相性が良いです。
いかがでしたか?
好みによるかもしれませんが、どれも素敵な色ですね。
ちなみにこのTOP3の外壁人気色は当社でもよく塗装工事で使用しているアステックペイント社の見本68色から選んで頂いております。
色の種類が多すぎず少なすぎず、本当に良い色がちょうどバランスよく上手にまとめられています。
色選びは本当は楽しい作業ですが、色の種類が多すぎると「難しい」「ややこしい」と相場では思われがちです。楽しみながら決めて頂くためにも、人気の外壁色を参考にしながら自分のお住まいに合う外壁色を探してみてください。
外壁塗装の色決め!最近流行りの黒の塗装ってどうなのか?
最近、人気色とは別に外壁の色決めで黒(ブラック)を選ぶ人が増えています。オシャレな色の代名詞とも言える黒色。ご自身の家の外壁に黒色を取り入れたいと考えている方も多くいらっしゃるのではないでしょうか?
この章ではそんな今人気の「黒」に焦点を絞ってお伝えします。
外壁塗装で黒色が人気の理由とは?
黒色は、シックでどっしりとした重厚感があり、見た目にもカッコいいですよね。
黒という色には「クール」「都会的」「オシャレ」「格調高い」「大人っぽい」「重厚感」といったイメージがあると言われています。
最近では、ずいぶん黒い外観の家も増えてきましたが、まだまだ少数派で、チャレンジしにくい印象があるので、黒色自体のイメージに加えて、「個性的」「目新しい」「目立つ」「オリジナリティーがある」といった人とはちょっと違うオシャレさの演出にも一役買っています。
黒をアクセントとして使う
黒色は色のインパクトが強いため、黒一色で外壁を塗ってしまうと少し重たい印象になってしまう場合もあります。そこで他の色と組み合わせて2色(ツートンカラー)で外壁を塗装するお客様もたくさんいます。
例えば、黒と白の2色使いは、外壁のカラーでも非常に人気があります。コントラストが美しく、シンプルモダンな家に仕上がります。
その他にも黒をベランダだけ、玄関だけなど部分的に使ったり、幕板や軒裏天井などの付帯部だけに使ったりして、アクセントとして黒色を使うとグッと印象が変わってきます。
黒い外壁のデメリット
しかし、黒色を選んだ時、注意したい点(デメリット)もいくつかあります。
いくつか黒い外壁塗装で注意しておく点をお伝えします。
汚れが目立つ
まず、1つ目のデメリットは黒色だと汚れが目立ちやすいということです。
何らか汚れが付いてしまうと、他の色より汚れが目立ちやすいです。さらに掃除がしにくい外壁が汚れてしまうと自分では落とすことができません。
なので、次の外壁メンテナンスをするまで、ずっと汚れがついたまま…なんていう事態になってしまうこともあります。
室内温度が上昇しやすい!?
多くの方が「黒は熱を吸収しやすいから熱くなりやすい」と考えていると思います。実際に黒は太陽熱を吸収して、熱くなりやすいです。
実際のところは、断熱材がしっかり施工されている現代の通常の家では、外壁に黒を選んでも、白を選んでも室内で体感できるほど差がない場合がほとんどです。
ただし、もともとの家の造りで薄い壁で断熱材も不十分な家の場合は、黒色の外壁にすると室温が上昇すると言われています。
劣化のスピードが早い
そして、一番注意してほしいのが、「劣化が激しい」ということです。
外壁は、常に雨や太陽からの熱、紫外線にさらされています。
例えば、太陽光による熱の場合、塗装が白色だと表面温度が50度ですが、黒色だとなんと70度にもなります。黒色が暑くなるのは想像しやすいと思いますが、温度差を数字で見ると結構な差が出ます。もし、耐候性が劣る安い塗料で外壁を塗装してしまった場合、塗料が3年もたないです。
外壁塗装に黒色を選ぶ時に気をつけることとは?
そこで黒色の外壁塗装を長持ちさせるためには、遮熱性能の高い塗料や耐久性の高い塗料を使う必要があります。塗料の性能が高いということは、塗装の費用も比例して高くなってしまいます。
例えば一斗缶で言えば、安いものは8,000円ですが、遮熱性や高耐久の性能の良い塗料は3万円もします。
再度同じことの繰り返しですが、「黒色を選んだら、安い塗料だと長持ちしません!!」
なので、黒色塗装で長持ちさせるためには、塗料が高くなってしまうことを予め理解して置くことが大切です。
黒色で外壁塗装をする場合のまとめ
最近人気の高い黒色塗料についてこの章ではいろいろ説明してきました。
外壁塗装で黒色を選ぶときは、見た目のカッコ良さとは裏腹に、色んなリスクがあることを予め知っておきましょう。
塗料の性能が良くなかった時代は黒色を選ぶと劣化が激しかったですが、近年では性能の高い塗料もたくさん出てきています。
塗料の性能向上のおかげで、黒色の外壁塗装を選ぶ選択肢も出てきました。
黒が好きな方は、知識をつけていただきながら、外壁塗装をかっこいい黒色で仕上げてみてはいかがでしょうか?
外壁塗装で人気のツートンカラー!色の組み合わせ方とは
ツートンカラーは家の外観を個性的でおしゃれに仕上げたい方に人気の外壁の塗り方です。
ツートンとは2色で外壁を塗り分ける塗り方のことを言います。
2色の塗料を使用して塗装することで、色の組み合わせや塗る面積の度合いを変えることができます。同じ塗料の組み合わせ方でも塗り方によって、塗り上がりの印象にかなり差が出るので、単色塗りよりもお住まいの方の個性が出せます。
外壁の色に選ばれることが多い白やベージュも、ツートンカラーの外壁にすれば、ほかの家とは違った雰囲気にすることができます。
周囲の家とは被らないツートンカラーで、存在感のあるオシャレな家を目指したい方にはオススメな塗装方法です。
かっこいいツートンカラーの組み合わせパターン
ツートンは、外壁をおしゃれに演出する方法としてとても有効ですが、どんな色の組み合わせでも無条件にオシャレになるとは限りません。
色の組み合わせによっては不自然な印象になったり、奇抜な印象になりすぎて周囲の家から浮いてしまうといった状況もあるため、色の組み合わせはプロのアドバイスに従って行うことをオススメします。
ここではオススメの組み合わせパターンを5つ紹介します。
同系色を組み合わせる
白とクリーム色、グレーと黒、ベージュと茶色などの同系色は、色の馴染みもよく失敗しにくい組み合わせです。
基本的に同系色は相性がよいため、どんな組み合わせでもうまく調和します。
「色の組み合わせが難しそう」「ツートンにしたいけど失敗はしたくない」という方は同系色の組み合わせから検討することをおすすめします。
岐阜県美濃加茂市蜂屋伊瀬 外壁塗装 サイディング 2色塗り
事例:https://www.p-miwa.co.jp/sekou/107944.html
1色は落ち着いた色・淡い色を使う
ツートンにしたい場合は1色はベージュ、クリーム色、グレー、薄めのピンクなどの落ち着いた色や淡い色を選ぶと全体的にまとまった印象に仕上がります。
「個性的すぎるのはイヤ」「周囲の景観にも配慮したい」という方はこの塗り分けを選ぶと失敗しにくいです。
もし2色とも濃い色を使ってしまうと、どちらの色も主張してしまうため、仕上がった時にまとまりのない印象になりがちです。
攻めすぎない外観を目指したい方は最低1色は落ち着いた色を使いましょう。
岐阜県関市関ノ上 外壁ペイント 2色塗り分け 無機塗料使用
事例:https://www.p-miwa.co.jp/sekou/93374.html
白+彩色の組み合わせ
白はどのような色とも相性がよく、有彩色と無彩色のどちらと組み合わせてもしっかり馴染みます。
特に白と彩色(明るくて、色味がしっかりした色)と合わせるとカッコいい印象になります。同系色の組み合わせと並んで人気のツートンカラーです。
「個性的なデザインにしたい」「どうしても使いたい色がある」などのこだわりがある場合は、白を選ぶとよいでしょう。
ただし、真っ白な外壁は汚れが目立ちやすいので、こまめな清掃が必須です。
白には前述したように人気の高い、ブロークンホワイトやニュートラルホワイトなどたくさんの種類があります。
汚れを気にされる方は少し白でも落ち着いた白色を選ぶと良いでしょう。1番しっくりくる白の色味と彩色でツートンカラーを楽しみましょう。
岐阜県加茂郡坂祝町酒倉 トヨタホームの家 外壁板金カバー・外壁塗装・樋交換工事
事例:https://www.p-miwa.co.jp/sekou/101327.html
柄(レンガ・タイル・木目彫)+好きな色の組み合わせ
既存のサイディング材がレンガ調やタイル調など、凹凸のついた外壁材の場合、凹部と凸部を2色に塗分けることで立体感が増し、高級感のある仕上がりになります。ツートンカラーとも違うので、個性的でおしゃれな外壁にしたい方にオススメです。
例えば、レンガ調サイディングならブラウン、ベージュ系のカラーは高級感を演出します。
木目調サイディングならホワイト系カラーを組み合わせると、やわらかい雰囲気を演出できます。
柄のあるサイディングの場合は、既存の外壁材の持つ凹凸感を活かして、多色塗りを行うことで、柄を強調してみてもよいでしょう。
多色塗りのイメージが色見本だけではわからない場合は、業者にサンプルを作ってもらい、確認しながら進めていきましょう。
関市鋳物師屋 外壁塗装 レンガ調サイディング多色塗 屋根棟瓦積直し工事
事例:https://www.p-miwa.co.jp/sekou/97566.html
2色以外のアクセントカラーを活用する
選んだ2色の対比が強すぎる場合や、同系色だけでは物足りない印象になる場合は、アクセントカラーとして3色目を少し取り入れましょう。
一般的には、3色以上を使うとバラバラな印象になりまとまりが悪くなりがちですが、ワンポイントのアクセントなら統一感を保ちつつ、おしゃれな印象に仕上げられます。
アクセントカラーによって、外壁のカラー組み合わせにさらにメリハリが生まれ、外壁全体が引き締まったような印象になります。
ただし、全体的な「まとまり」への配慮は必須です。屋根や玄関、街並みとのバランスも考えながら決めましょう。
岐阜県本巣市宋慶 サイディング クリヤー塗装+無機フッ素塗料塗装
事例:https://www.p-miwa.co.jp/sekou/86195.html
外壁塗装でおすすめ!汚れが目立ちにくい色を選ぶ
外壁塗装の色選びでよくお客様が希望されることの中に「汚れが目立ちにくい色」にしたいということがあります。
外壁塗装をされる方の多くがきっと「せっかく外壁塗装するなら汚れが目立ちにくい外壁に仕上げたい」と思っていると思います。この章では外壁の「汚れ」について説明しながら、「汚れが目立ちにくい色選び」について説明していきます。
外壁の「汚れ」についての説明
汚れが目立ちにくい色のお話をする前に、外壁の汚れについてお伝えしていきます。
外壁の汚れには、大きく分けて2つの汚れがあります。
1つ目は「雨筋汚れ」です。もう一つは「苔」「藻」「カビ」などによる汚れです。
詳しく説明していきましょう。
雨筋汚れ
1つ目は「雨筋汚れ」です。
「雨筋」の原因は、大気中のホコリ、排気ガスに含まれる窒素酸化物、その他有機物を含んだ雨です。
その雨に含まれた汚れが雨水となり外壁に落ち、流れ落ちて汚れを含んだ雨水が集中する場所で汚れの濃度が濃くなってしまい、そのまま外壁に「雨筋汚れ」として残ってしまいます。
「雨筋汚れ」の場合は、外壁が濃い目の色だと汚れが目立ちにくいです。
黒や焦げ茶などの濃い色であれば、たいていの「雨筋汚れ」が目立ちにくくなります。
「コケ」「藻」「カビ」による汚れ
二つ目の汚れは、「苔」「藻」「カビ」などが原因です。
苔や藻、カビは家の日陰になる北側の外壁によく見られる汚れです。緑色の場合は苔か藻で、黒色はカビです。
苔や藻なら緑色や同色系の外壁塗装だと目立ちにくく、カビの場合は黒系の色味の外壁塗装だと目立ちにくいです。
汚れのつきにくい塗料「超低汚染塗料」
しかし、上記で示したような汚れが目立ちにくい色はありますが、正直言って好きな色で塗りたい方が大多数だと思います。
汚れ対策のために、自分の好きではない色で外壁塗装するのもおかしいことです。
そこでオススメなのが、「汚れのつきにくい塗料」を使うということです。
専門的に言えば、「超低汚染塗料」と言います。
この「超低汚染塗料」は、外壁に汚れが付着しても、親水性に優れているので、汚れを水の力で浮き上がらせ、そのまま雨とともに洗い流してくれます。
この「超低汚染塗料」を使えば、汚れを気にせずに好きな色で塗ることができます。
「超低汚染塗料」については、「オススメ塗料」のページで詳しく説明していますので、良かったら参考にしてください。
プロが教える!失敗しない色選びの4つのポイント
ここでは、色決めのポイントについて三輪塗装なりの考え方をご紹介しましょう。
色選びで失敗しないためには3つのポイントがあります。
1つ目は「色の濃淡を意識すること」
2つ目は「街並み、近隣の家の景観を意識すること」
3つ目は「色決めは大きな面積で確認をすること」
4つ目は「プロのアドバイスをちゃんと聞くこと」
4つの内容について詳しく説明していきましょう。
色選びで失敗しないポイント1.色の濃淡を意識する
1つ目のポイントは、「色の濃淡を意識する」ことです。
これは黒色の説明と内容が被ってきますが、黒色だけではなく、濃いネイビーや濃いブラウンといった濃い色の場合、「性能が低い塗料だと色あせや劣化が早い場合がある」ということです。
黒色のセクションで説明した通り、濃い色は太陽からの熱を吸収しやすくなります。
外壁の劣化の原因は太陽からの紫外線、熱と雨風ですから、どうしても濃い色を選んでしまうと外壁塗装の劣化が早まってしまうことが通例として言えます。
メリットは雨筋汚れやコケ、藻、カビといった汚れが目立ちにくいという点です。
濃い色のメリット、デメリットを意識すると「こんなはずじゃなかった」を事前に防ぐことができます。
一方で白やベージュ、アイボリー系、グレー系といった薄い色はどうでしょうか?
薄い色のメリットは
・飽きがこない
・比較的、色あせがしにくい
・熱を反射してくれる
・赤外線を反射してくれる
・庭の緑が映える
といったたくさんのメリットがあります。
逆にデメリットは雨筋汚れが付きやすく、汚れが目立ちやすいと言った点が挙げられます。
濃い色、薄い色どちらにもメリット・デメリットはありますが、濃い色の傾向、薄い色の傾向をしっかりと把握して、ご自身に合う色は濃い色なのか薄い色なのかを決めていきましょう。
色選びで失敗しないポイント2.街並み、近隣の家の景観を意識する
2つ目のポイントは、「街並み、近隣の家の景観を意識する」ことです。
基本的にはご自身の家なので、自分の好きな色を選べば良いと思いますが、家は街並みの中に存在しているのも事実です。
街並みやご近所さんのこともあるので、あまり派手な色味で外壁を塗装してしまうと、街の景観からご自身の家だけが浮いてしまいます。
景観を無視してあまりに派手な色みで外壁を塗装してしまうと、街並みが壊れたなどのクレームやご近所トラブルに発展する場合もあるので、ある程度「それぞれの街並みにあった色味」を選ぶこともスマートな色決めになり、失敗しないポイントです。
必ずしも周りに合わせる必要はありませんが、これから何十年も住む街なので、ご近所さんのことも意識した色選びをしたいものですね。
色選びで失敗しないポイント3.色決めは大きな面積で確認をする
3つ目のポイントは、「色決めは大きな面積で確認をする」ことです。
色見本帳をお渡しして、色決めをお願いします!とお願いするときがあります。
実例になりますが、とあるお客様が「前回と同じこの色で頼むよ」と色見本帳を指さしながら選んで頂いた色(白系の色)がありました。
しかしながら、現在の外壁の色はお客様が選んだ色とはかなり違う色(白でも黄色味が強い色)でした。
ちゃんと色見本帳を見て、色を選んでもらっているにもかかわらず、小さな色見本帳の色だけだと、自分の家の外壁の色ですら正しく色を選べないという事実があります。
これはこのお客様に限らず、多くのお客様でも起きてる色選びでつまずくポイントです。
「小さな色見本帳だけを使って、大きな外壁の色を想像しながら色を選ぶ」という作業はお客様にとって難しいんだなと思い知った瞬間でした。
これは「面積効果」と言って、小さな面積の色は実際の大きさになった時の色よりも「濃く見えてしまう」という目の錯覚です。
こういった色のご認識を防ぐために、色見本帳より大きな、A4サイズのカラーサンプルや、時には、実際の塗料で塗った見本板(みほんいた)と言われるサンプルも一緒に確認しながら色の認識を合わせて行きます。
色選びで失敗しないポイント4.プロのアドバイスをちゃんと聞く
最後は「プロのアドバイスをちゃんと聞く」ということです。
上記のように、色決めをお客様だけの感覚で決めたら、失敗してしまう可能性が高くなります。
だからこそプロのアドバイスに添って、色決めをしていただきたいのです。
もし、色をオーダーするときは、まずは暖色系か寒色系か、またはアイボリー系かグレー系などとおおよその希望される色味をお伝えください。
そのうえでプロが推奨するカラーサンプルから選ばれる色から自分の希望に合う色を選ぶことが一番失敗しない方法の一つです。
さらに、二色のツートンカラーで塗りたい場合、色の組み合わせが重要になります。
こちらはツートンカラーのセクションで説明した通りになりますが、成功しやすい色の組み合わせと失敗する色の組み合わせがあるので、そんなときもプロが提案する色の組み合わせから選ぶと失敗しにくくなるので、良いでしょう。
さて、色決めポイントについてお話しましたが、いかがでしたか?
多くのお客様からは、色については「想像がつかない」とよく言われます。
それほど色決めは難しいともいえます。
また、色の好みもさまざまです。色それぞれのメリット、デメリットもあるので、まずはお客様のご希望をしっかりと伝えて、その希望に添ったベストな提案をプロからもらうことがとても大切になってきます。
色決めはもう悩まないで大丈夫!カラーシミュレーションで失敗せずに色選びができる
カラーシミュレーションとは
カラーシミュレーションとは、パソコンに自宅の外観写真を取り込み、専用ソフトで外壁や屋根を複数のカラーパターンでシミュレーションすることを指します。
実際の外観に色を載せることで、より仕上がりに近いイメージで外壁の色を検討することが出来ると同時に、複数のカラーパターンを作り、比較することもできます。
カラーシミュレーションで期待できること
カラーシミュレーションサイトから無料で試せるものから、業者に依頼してカラーシミュレーションする方法の2つがあります。
インターネットのカラーシミュレーション
インターネットのシミュレーションでは、おおよその希望色を決めることができます。
実際の自分の家ではないため、具体的なイメージが持ちづらいことがデメリットですが、色の方向性を決める上で、とても役に立ちます。
注意点としては、インターネット上のシミュレーションは、一般的な家の形でシミュレーションを行います。そのため、ご自身の家の大きさや形と異なるので、イメージがずれる可能性がとても高いです。
また、パソコンのモニターや光の加減などによって、色の見え方が違って見えます。
あくまでの全体の色バランスを見る判断材料として思っておくことが良いです。
業者に依頼するカラーシミュレーション
業者にカラーシミュレーションを依頼する場合は、
実際の家の外観写真を使って、実際に使用する塗料の色でシミュレーションするので、より施工後に近い具体的なイメージが持てます。
「色の想像がつかない」とか、「どんな色にしたらいいか、わからない」というお客様にはとっても役立つ色決めの方法だと思います。
色決めのヒント
色を決めるときに参考にするものとして、以下のようなものがあります。
・各塗料メーカーの色の見本帳
・モデルサンプル帳
・塗装工業組合の色見本帳
特に、モデルサンプル帳と言うのは、理想のイメージに沿った色の組み合わせのご提案がいくつか載っているものです。
例えば「ナチュラル」「フレッシュ」「パワフル」などのイメージによって色の組み合わせを提案してくれます。
たくさんの色がありすぎて、逆に迷ってしまう方はモデルサンプル帳を活用して自分の好みの色の組み合わせを見つけてみましょう。
納得できる色選びの進め方
当社がカラーシミュレーションを依頼された場合のシミュレーションの進め方をご紹介します。
おおよそ3つのステップで進みます。
ご要望やイメージのヒアリング
まずはお客様に「どんな色にしたいか」と好みの色の方向性を聞いていきます。
この時点でたいていのお客様は「どんな色にしたいかわからない」とおっしゃる場合がほとんどです。
なので、スタッフから「暖色系か寒色系か」「アイボリー系かグレー系か」などおおよその色味を確認します。
このざっくりとした色味の方向性を元にカラーシミュレーションソフトで実際のお住まいと合わせながら、カラーシミュレーションを進めていきます。
カラーシミュレーションソフトでの実演
お客様からお聞きした色味を、具体的に家に反映していきます。
《似た色で比較する》
例えば、白系を希望される場合、白色でも、その濃淡によって様々な白があります。施工後に「もう少し薄い(濃い)色だと思った・・・」と失敗しないためにも、あえて同じような色で比較してみましょう。
カラーシミュレーションソフトを使えば、微妙に違う色味の違いを即座に比較でき、自分のイメージに近いカラーを探すことができます。
《配色の場所を入れ替えてみる》
色味は決まったけど、「ツートンの色の割合を検討してみたい」や「アクセントカラーの場所を変えてシミュレーションしたい」という方にもカラーシミュレーションはオススメです。
例えば、ワンポイントで考えていた濃い色をベランダに入れてみたり、2階の一部分だけに色を変えてみるなどです。
カラーシミュレーションソフトを使い、ワンポイントのアクセントカラーの場所を変えて住まいの外観イメージを具体的に比較することができます。
カラーサンプルで確認
カラーシミュレーションでは、色味をモニターで確認しながら家全体のイメージを持つことができます。
しかし、テレビやパソコン、スマホ、モニターに映し出された色味は、パソコンやディスプレイの明るさによって変わり、実際の色味とは違うという問題点があります。
なので、どんなにカラーシミュレーションで納得いった色味があっても、最終的にはA4サイズの現物サンプルを見ながら、最終の色味を決めていきます。
外壁の色は塗ってしまっては、なかなか他の色に変えることが困難です。
カラーシミュレーションを活用して、慎重に楽しく外壁の色を決めて行きましょう。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
関市で人気のある外壁塗装の色TOP3からはじまり、今流行りの黒色についての説明や、失敗しないツートンカラーの組み合わせや色選びで気を付けたいポイントなど紹介してきました。
また、外壁の色選びは完成後のイメージをするのが難しいので、たくさんの方が悩まれると思います。
カラーシミュレーションなどの方法も積極的に活用しながら、納得のいく色選びを進めてもらえたら嬉しいです。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。