外壁塗装の見積もりの見方を解説!岐阜県関市の外壁塗装相場や適正価格も紹介
目次
- 1 外壁塗装の見積もりの見方を解説!岐阜県関市の外壁塗装相場や適正価格、見積もりを取る時の注意点などもご紹介
- 2 外壁塗装の見積もりで注意すべき6つのこととは?
- 3 見積もり書の内訳、見方とは
- 4 外壁塗装の見積もりに含まれる費用内訳とは
- 5 塗料グレード以外で外壁塗装の見積もり費用に差が生まれるポイント
- 6 相見積もりを取って外壁塗装費用の検討をする時や契約時に知っておくべきこと
- 7 外壁塗装の費用を賢く節約する方法
- 8 まとめ
外壁塗装の見積もりの見方を解説!岐阜県関市の外壁塗装相場や適正価格、見積もりを取る時の注意点などもご紹介
家の外壁塗装を検討し始めている時期に、まずは業者に見積もりをもらうパターンが多いかと思います。ただし、外壁塗装の見積もりを複数の業者から取ったのはいいが、各社バラバラな見積もりで、どの項目が必須な項目で、適正な価格がいくらなのかわからなく、結局よくわからなくなってしまったという方もたくさんいるかと思います。
この記事では、外壁塗装の良い見積もりと悪い見積もりの違いを説明しながら、適切な価格での業者選びが出来るように業者選びのポイントなども紹介いたします。
外壁塗装の見積もりで注意すべき6つのこととは?
外壁塗装で失敗しないために、6つの注意すべきポイントをご紹介します。
複数の見積もりを比較すること
複数の見積もりを比較することは、外壁塗装を行う上で非常に重要なステップです。なぜ複数の見積もりを取るべきなのか、そしてどのように比較するかについて詳しく説明していきます。
まず、複数の塗装業者から見積もりを依頼することによって、価格やサービス内容の幅広い範囲を把握することができます。異なる業者による見積もりでは、塗料の種類やメーカー、施工方法、工程、保証内容などに違いが生じることがあります。このような情報を比較することで、適切な価格設定やサービス品質を判断する材料となります。
見積もりを比較する際には、まず価格だけでなく、以下の点にも注目しましょう。
見積りを比較するときに注意すべきこと①塗装業者の信頼性と実績
業者の信頼性は重要な要素です。過去の実績や口コミ、評判を調査し、信頼できる業者を選ぶことが重要です。安価な見積もりを提示している業者でも、信頼性に欠ける場合がありますので注意が必要です。
見積りを比較するときに注意すべきこと②使用する塗料の品質
外壁塗装の耐久性や仕上がりには、使用する塗料の品質が大きく影響します。塗料の種類やメーカー、耐久性などを比較し、品質の高い塗料を提供している業者を選ぶようにしましょう。
見積りを比較するときに注意すべきこと③施工方法と工程
見積もりには、具体的な施工方法や工程の説明が含まれるべきです。業者がどのような方法で作業を行い、どのような工程で進めるのかを比較してください。丁寧な作業や適切な工程管理を行う業者を選ぶことが重要です。
見積りを比較するときに注意すべきこと④保証内容
見積もりには、保証に関する情報が明記されているはずです。保証期間や対象、内容などを比較し、長期的な保証を提供している業者を選ぶことが望ましいです。
これらのポイントを考慮しながら、複数の見積もりを比較しましょう。ただし、最も安価な見積もりだけを選ぶのではなく、信頼性や品質、保証内容などを総合的に判断し、バランスの取れた選択をすることが重要です。
業者の信頼性を確認すること
塗装業者の信頼性を確認することは、外壁塗装の失敗を防ぐために非常に重要なことです。信頼性の高い業者を選ぶことで、品質の高い施工や適切なアフターサービスを受けることができます。以下に、業者の信頼性を確認するための方法とポイントを詳しく説明します。
塗装業者のここを確認!その①過去の実績や口コミ、評判
業者の過去の実績や顧客の口コミ、評判を調べることで、信頼性を判断する手がかりを得ることができます。インターネット上のレビューサイトや口コミサイト、または身近な人の意見などを参考にすると良いでしょう。過去の実績や顧客の満足度を確認することで、業者の信頼性を評価できます。
塗装業者のここを確認!その②その会社の免許や資格
塗装業者は、適切な免許や資格を持っていることが重要です。免許や資格の有無は、業者の信頼性と専門知識の有無を示すものです。業者のウェブサイトや資料、もしくは直接問い合わせることで、免許や資格の有無を確認しましょう。
塗装業者のここを確認!その③適用される保険
保険の有無を確認することで、業者が責任を持ち、安心して作業を依頼できるかどうか判断することができます。業者に直接保険の有無を確認し、必要に応じて保険証の提示を求めることも必要でしょう。
塗装業者のここを確認!その④見積もりや契約書の内容
見積もりや契約書の内容も、業者の信頼性を判断する上でとても重要です。丁寧で詳細な見積もりや契約書を提供している業者は、信頼性が高いと言えます。また、契約書には料金や作業内容、保証内容などが明記されているはずですので、細部まで内容を確認しましょう。
これらのポイントを注意深く確認することで、信頼性の高い塗装業者を選ぶことができます。安心して外壁塗装の依頼をするためにも、信頼性を重視した選択を心掛けましょう。
使用する塗料の品質を確認すること
品質の高い塗料を選ぶことは、耐侯性や仕上がりの品質を確保するために欠かせません。以下に、塗料の品質を確認する際のポイントを詳しく説明します。
塗料の品質チェックその①塗料の種類と特性
塗料はさまざまな種類があります。アクリル塗料、ウレタン塗料、シリコン塗料など、それぞれ特性や特徴が異なります。業者に使用される塗料の種類や特性を確認しましょう。例えば、耐候性や防汚性、遮熱性などの特徴がある塗料を選ぶことで、外壁の長期的な保護やメンテナンスの負担を軽減することができます。
塗料の品質チェックその②塗料メーカーの信頼性
塗料メーカーの信頼性も重要な要素です。知名度の高いメーカーや信頼できるブランドの塗料は、品質の安定性や信頼性が高いと言えます。業者に使用される塗料のメーカーを調査し、優れた品質を提供しているメーカーの塗料を選ぶようにしましょう。
塗料の品質チェックその③耐久性とメンテナンス性
塗料の耐侯性とメンテナンス性も重要な要素です。外壁は常に外部の環境にさらされるため、耐候性の高い塗料を選ぶことで、長期的な保護効果を得ることができます。また、メンテナンス性の高い塗料は、清掃や定期的なメンテナンスの際に作業の負担を軽減します。
塗料の品質チェックその④色の選択と仕上がり
外壁の塗料は、見た目や美観にも大きく影響します。塗料のカラーバリエーションや仕上がりの質感、光沢度などを確認しましょう。外壁に適した色やデザインを提案してくれる業者を選ぶことで、建物の外観を美しく引き立てることができます。
これらのポイントを考慮しながら、業者に使用される塗料の品質を確認しましょう。品質の高い塗料を選ぶことで、外壁塗装の耐候性や仕上がりの満足度を高めることができます。
施工方法や工程の説明を求めること
外壁塗装の見積もりを依頼する際には、業者に具体的な施工方法や工程の説明を求めることが重要です。以下に、施工方法と工程の説明を確認する際のポイントを詳しく説明します。
外壁塗装の説明でここを聞こう!その①施工方法について
塗装業者に施工方法の詳細な説明を聞いてみましょう。例えば、外壁の洗浄や下地処理、塗装の手法(ローラー塗り、スプレー塗りなど)、塗布量の管理方法など、具体的な情報を聞いてみましょう。これにより、業者がどのような方法で作業を行うのかを把握し、自身の期待に合致しているかを確認することができます。
外壁塗装の説明でここを聞こう!その②工程について
塗装工程の説明も大切です。業者に作業の流れや期間について詳細を尋ねましょう。例えば、洗浄、下地処理、下塗り、上塗りなどの各工程が含まれるかどうかを確認しましょう。また、施工に必要な日数や作業時間、作業の割り当て人数なども確認することで、工程がスムーズに進むかどうかを把握することができます。
外壁塗装の説明でここを聞こう!その③付加サービスや追加工事について
見積もりには、付加サービスや追加工事に関する説明も含まれるべきです。例えば、足場設置や外壁の補修、付帯部の塗装、防水工事など、必要な追加工事やサービスがある場合には、業者がそれについて詳細に説明してくれることが望ましいです。
外壁塗装の説明でここを聞こう!その④品質管理とアフターサービスについて
業者には品質管理とアフターサービスについての説明を聞きましょう。塗装後の品質管理やトラブル対応策、保証内容などが含まれているかを確認し、品質管理やアフターサービスが充実している業者を選ぶことで、長期的な満足度を確保できます。
これらのポイントを考慮しながら、業者から施工方法や工程に関する詳細な説明を求めましょう。自身の要望や予算に合わせて、納得のいく施工方法と工程を提案してくれる業者を選ぶことが重要です。
追加費用や保証について確認すること
見積もりを依頼する際には、追加費用や保証に関する情報を確認することが重要です。悪徳な塗装会社では、契約した後、多額の追加工事の費用を請求されたなんてこともあるようです。そうならないように、追加費用と保証について確認する際のポイントを詳しく説明します。
追加で費用を取られないように気をつけることその①追加費用の明確化
追加工事や予期せぬトラブルに関連する追加費用について聞いてみましょう。
例えば、外壁の補修や追加の塗装、木部の修理などが必要な場合には、その追加費用や費用の計算方法を確認しましょう。これにより、予算を正確に把握し、後から予期せぬ追加費用が発生することを防ぐことができます。
追加で費用を取られないように気をつけることその②保証内容
見積もりには、塗装の保証内容が明示されていることを確認しましょう。業者に保証期間や保証範囲、保証内容について詳細な説明を求めることが重要です。また、保証がどのような状況や条件下で有効になるのかも確認しましょう。信頼性の高い業者は、品質に自信を持っており、適切な保証を提供しているはずです。
追加で費用を取られないように気をつけることその③トラブル対応とアフターサービス
業者のトラブル対応やアフターサービスについても確認しましょう。例えば、施工後の問題や不具合に対して迅速かつ適切な対応をしてくれるのか、修理や補修の際の費用負担はどうなっているのかを確認しましょう。信頼性の高い業者は、顧客満足度を重視し、トラブルが発生した際にも責任を持って対応してくれるはずです。
追加で費用を取られないように気をつけることその④契約書の確認
見積もりの内容や追加費用、保証内容などが正確に記載された契約書を取り交わしましょう。契約書は、業者との約束事を明確化する重要な文書です。契約書には、価格、作業内容、保証条件、追加費用の明記などが含まれていることを確認し、必要に応じて専門家に相談しながら契約を進めましょう。
これらのポイントを考慮しながら、追加費用や保証に関する情報を十分に確認し、安心して業者との契約を進めることが大切です。
契約書の内容を確認すること
契約書は、外壁塗装工事において重要な文書です。以下に、契約書の内容を確認する際に留意すべきポイントを詳しく説明します。
契約書で確認すべきことその①価格と作業内容
契約書には、合意された価格と具体的な作業内容が明記されています。価格には税金や追加費用が含まれているか、作業内容が詳細かどうかを確認しましょう。作業内容には、洗浄、下地処理、塗装の手法や、使用する塗料名などが含まれるか確認しましょう。
契約書で確認すべきことその②工程と納期
契約書には、工程と納期が明示されています。工程には、洗浄・下地処理の日程や塗装の予定日、完了予定日などが含まれていることを確認しましょう。また、納期についても合意された日付が明確に記載されているかを確認し、工事の進行に遅れが生じないようにしましょう。
契約書で確認すべきことその③保証内容と期間
契約書には、塗装工事の保証内容と保証期間が明確に記載されています。保証内容には、塗装の品質や耐久性に関する事項が含まれているかを確認しましょう。また、保証期間が適切であり、必要に応じてアフターサービスを受けることができるかも確認しましょう。
契約書で確認すべきことその④支払い条件
契約書には、支払い条件が明記されています。支払い方法(一括払い、分割払いなど)や支払い期限、引き渡し後の支払い条件(振込、現金、ローン)などを確認しましょう。適切な支払い条件で契約を進めることで、双方の利益を保護することができます。
契約書で確認すべきことその⑤追加費用や変更に関する取り扱い
契約書には、追加費用や変更に関する取り扱いについても明記されているか確認が必要です。追加工事や予期せぬ変更が発生した場合には、その費用や手続きについて明確に記載されているかを確認しましょう。
契約書で確認すべきことその⑥解約条件
契約書には、解約条件や違約金に関する事項も含まれている場合があります。万が一、契約を解消する必要が生じた場合に備えて、解約条件や違約金の内容を確認しましょう。
契約書の内容を十分に確認し、曖昧な点や不明瞭な箇所がないかを注意深くチェックすることは、円滑な工事の進行やトラブル回避のために重要です。必要に応じて法的な助言を受けながら、契約書を適切に取り交わしましょう。
見積もり書の内訳、見方とは
相見積もりを取られる場合、各社から色んな形式の外壁塗装、屋根塗装の見積書や提案書が提出されます。三輪塗装のお客様も多くの方が相見積もりを行い、複数の見積もりを取られているケースが多いです。
ただし、外壁塗装の見積もり書をもらったのは良いけど、外壁塗装に関する専門用語も多くて見方がよくわからないとおっしゃるお客様も多数います。この章では当社の見積もり書の例をお見せしながら、重要なポイントに絞り、見積もり書の見方を解説します。
見積書の見方と項目解説
《岐阜県関市の一般的な住宅の広さ約40坪の外壁塗装の見積書》
当社(プロタイムズ)の見積書は「使用する塗料の製品名」「使用する塗料の缶数(量)」「工事する箇所の面積(工事面積)」などを明確に記載しています。以下一覧で各項目や名称の説明をしていきます。
①仮設工事_足場工事
足場設置費用です。足場代や足場などの名称でも使用されます。
2階建て以上の外壁塗装工事や屋根塗装工事を行う場合は必須な費用です。
②仮設工事_飛散防止養生シート
上記の足場を設置した跡に、塗装工事をする住宅をぐるりとシートで囲み、塗装工事中に塗料が周囲の住宅に飛び散ることを防ぐための作業費用です。
飛散防止ネットや、養生シートなどの名称でも使われます。
③高圧洗浄
塗装工事を行う前に、汚れなどを落とすために高圧洗浄を行う作業費用です。
④塗料代
使用する塗料の製品名と使用する塗料の缶数(量)を記載しています。
塗料の缶数は塗料メーカーの推奨する塗布量を元に塗装する面積を掛けて算出しています。
⑤塗装施工費
主に塗装を行う職人の人件費です。当社は「材工分離」の塗料代と施工費を別々に記載しており、明確に見積もりを作成していますが、この項目が「材工一式」の見積もりになっている業者の場合、見積もりの内訳があいまいなので、明確な費用の確認が必要になります。
⑥付帯塗装工事
雨樋や軒天、破風板、鼻隠しなどの、外壁と屋根以外の部分(付帯部)の塗装工事費用です。この部分も見積もりに明確に記載されていない場合、工事費用に含まれるのか、別途追加費用なのか後ほどトラブルにならないために確認が必要です。
⑦諸経費
現場管理費、廃材処理費、システム利用料などの費用のことを指します。
外壁塗装の見積もりに含まれる費用内訳とは
外壁塗装の見積もり費用の詳細
外壁塗装の見積もりには、様々な要素が組み込まれますが、一般的な内訳は「塗装代」「足場代」「施工費(人件費)」「利益」の4つが主な項目です。
《外壁塗装費用の内訳》
・塗料代:約20%
・足場代:約15%
・施工費(人件費):約40%
・利益:約25%
塗料のグレードと見積もり相場
外壁塗装や屋根塗装の塗料代は、選ぶ塗料のグレードによって大きく異なります。
通常、耐久年数が長く機能性が高い塗料ほど塗料缶あたりの費用も高くなり、見積もりも相対的に高くなる傾向があります。
各メーカーが提供する塗料製品によって費用や価格がまちまちなので、ここでは一般的な塗料グレードの相場を一覧で示します。
外壁塗料の塗料別見積もり相場
塗料 | 耐久年数 | 塗料缶/1缶の相場(税別) |
アクリル | 約3~5年 | 5,000~15,000円 |
ウレタン | 約5~7年 | 5,000~20,000円 |
シリコン | 約7~10年 | 15,000~40,000円 |
ピュアアクリル | 約15年~ | 50,000~70,000円 |
フッ素 | 約15年~ | 40,000~100,000円 |
無機 | 約15年~ | 50,000~120,000円 |
屋根塗料の塗料別見積もり相場
塗料 | 耐久年数 | 塗料缶/1缶の相場(税別) |
ウレタン | 約3~5年 | 5,000~20,000円 |
シリコン | 約5~7年 | 15,000~40,000円 |
フッ素 | 約7~10年 | 40,000~100,000円 |
無機 | 約10~15年 | 50,000~120,000円 |
塗料選びのポイントと賢い選択
外壁塗装の塗料を選ぶ際には、単に費用だけを基準にするのではなく、期待耐用年数*も重要な要素です。安価な塗料を選んだとしても、その耐用年数が短い場合はすぐに再塗装が必要になり、結果的には高い費用がかかる可能性があります。
お住まいの状況や長期的な視点を考慮し、コスト面でも最も効果的な塗料のグレードを賢く選ぶことが重要です。
塗装施工費(人件費)の見積もり相場
塗装施工費は主に塗装を行う職人の人件費です。見積もり書には施工費、工事費、塗装費などと記載される場合が多いです。人件費は全体費用の30~40%前後が目安と言われています。そのため、相場感より極端に高い場合には、理由を確認してみることをおすすめします。逆にこの費用が極端に低い場合は、経験の浅い職人やアルバイトなどを登用して、人件費を下げている可能性もあります。
工事単価の見積もり相場
各工事の見積もり相場も一覧で掲載して、ご紹介します。
工事費用 | 相場価格 |
足場工事 | 600~800円/㎡ |
飛散防止養生シート | 100~250円/㎡ |
高圧洗浄 | 100~300円/㎡ |
付帯工事_軒天 | 800~1,200円/㎡ |
付帯工事_雨樋 | 800~1,200円/㎡ |
付帯工事_破風板 | 650~1,200円/㎡ |
付帯工事_雨戸 | 1,500~4,000円/枚 |
付帯工事_シーリング打ち替え | 900~1,500円/㎡ |
付帯工事_シーリング増し打ち | 500~1,000円/㎡ |
諸経費_現場管理費 | 一式20,000~50,000円 |
諸経費_廃材処理費 | 一式10,000~30,000円 |
関市とその周辺地域の外壁塗装の見積もり費用相場とは?
三輪塗装は長年にわたり岐阜県関市を中心に美濃市、美濃加茂市、富加町、坂祝町、岐阜市、各務原市において、外壁塗装や屋根塗装のサービスを提供してきました。これらの地域では一般的な住宅の延床面積は「約40坪」です。
過去の実績から、関市とその周辺地域における外壁塗装や屋根塗装の費用相場をご紹介いたします。以下の金額は、実際に三輪塗装が外壁塗装、屋根塗装工事を行った際の平均的な費用を基に算出しています。なお、具体的な見積もりにはそれぞれのお客様の住宅の状況や塗装の要望条件に応じた細かな建物診断が必要になるので、詳細はお気軽にお問い合わせください。
外壁塗装の費用相場:約70万円~90万円
外壁+屋根塗装の費用相場:約100万円~125万円
※足場費用を含む。シーリング、附帯塗装、ベランダ防水等の費用は含まれておりません。
※計測期間:2017年9月から2022年8月までの当社施工実績に基づく
参照
https://www.p-miwa.co.jp/area/minokamo
https://www.p-miwa.co.jp/area/mino
この費用相場は参考値としてご活用いただけますが、実際の見積もりはお住まいの状況や希望に基づいて詳細な調査を行った上で提供されるものです。
三輪塗装では、お客様のご要望に合わせた最適な塗装プランニングを行い、満足度の高いご提案をお届けすることを心掛けています。お気軽にお問い合わせください。
塗料グレード以外で外壁塗装の見積もり費用に差が生まれるポイント
塗料のグレード外壁塗装や屋根塗装の塗料代が大きく変動することは前章でお伝えしました。その他にもいくつかの理由で見積もりの費用に差が出る理由があるので、ご紹介します。
劣化診断の適正さによる費用の変動
建物の劣化の状況はお住まいの建物が建っている場所や地域、築年数、使用している塗料・建材ごとに異なっており、その劣化状況に応じた補修方法も同じく変わってきます。
建物の劣化診断時に、建物の知識を持ったプロが家の隅々までしっかり検査をする場合は、診断結果も細かく丁寧なものになります。
丁寧な劣化診断の場合
詳細な診断をした場合は、家の劣化している箇所も多く見つかる傾向があります。
診断で見つかったすべての劣化箇所に対して補修の提案をすれば、補修費用を含んだ見積もりになるので、外壁塗装全体の費用は相対的に高くなるのも当然です。
良い業者とは、この建物診断の結果をもとに、お客様へ「今すべき補修」と「費用の関係で削ってもいい補修」or「将来の補修に先送りしてもいい補修」を分けて提案してくれます。お客様が予算に応じて選択できるようにしてくれるケースが多いです。
注意が必要な簡易的な建物診断の場合
しかし一方で、建物の知識もあまりない業者が、建物の劣化診断を家の周りをくるっと回ったくらいで終了する劣化診断(10分程度)では建物の劣化状況を正確に把握することは難しいです。
こういった簡易的な診断の多くの場合、劣化箇所の補修はなく、単に依頼した外壁塗装だけの見積もりとなることが多い傾向です。こういった場合は、必要な補修費用も含まれていないので、見積もり額だけで見れば、相場より安くなることが多いです。
外壁・屋根の種類と劣化状況による費用の変動
外壁や屋根は、使用されている素材や種類によって異なる特徴があります。たとえば、サイディング材やALC外壁では、つなぎ目に弾力性のあるシーリング材が使用されています。しかし、この目地が劣化して傷んでいる場合が多く、その補修には費用がかかります。
屋根においては、瓦屋根やカバー工法の場合は塗装が不要であり、基本的には塗装費用はかかりませんが、一方で、薄型スレート(カラーベスト)屋根では、塗装する場合に、縁切り材である「タスペーサー」を挿入して塗装をするなど塗装費用に追加の費用が発生します。
さらに、劣化が進行している場合は、塗装前に外壁材や屋根の補修作業が必要となります。特に雨漏りなどによる劣化は、屋根や壁の内部まで被害が広がり、該当箇所を全て取り替える必要が生じる場合もあります。こうなると施工費用は大幅に上昇してしまうので、適切なタイミングでのメンテナンスが非常に重要となります。
建物の階数と屋根の勾配による費用の変動
建物の階数や屋根の勾配も、費用に影響を与えます。具体的には、足場代に関連しています。
建物の階数が1階から2階、2階から3階と増えるにつれて、足場を組み立てるために必要な人数や時間、部材が増えるため、費用も上昇します。
また、屋根の勾配(傾斜)も費用に影響を与えます。急な勾配の屋根では、屋根面に足場(屋根足場)を組む必要が生じ、その分費用が追加されます。
保証とアフターサポートの内容による費用の変動
保証やアフターサポートの体制の有無は、見積もり費用に大きな影響を与えます。近年では、保証やアフターサポートの品質がますます重視されており、多くの会社が「〇〇年保証」という保証サービスを提供しています。
ただし、継続的な保証や定期的な点検などを行うためには、それに見合った工数や費用が発生します。外壁塗装の見積もりに保証が含まれていると主張しているにも関わらず、相場よりも安価な場合は注意が必要です。
下記の2点の内容を確認することをおすすめします。
①万が一不具合が出た場合の対応はしっかり行われるか(保証の内容や期間の確認)
②定期的な点検などが適切に実施されるのか
見積もりの費用は、サポート内容や実施の有無によっても異なります。見積もりを比較する際には、実際に保証が実施されているかどうかの確認も重要なポイントとなります。
当社では、適正な利益率を考慮しています。利益を確保することで、企業の持続的な成長や社員教育、サービス品質の維持・向上に貢献できます。お客様とは工事中だけでなく、工事後も長期的な関係を築いていくことを重視しています。そのため、適切な利益をいただくことも重要です。
利益率による費用の変動
各塗装業者の利益率は異なります。そして、この利益率の違いによって見積もり費用も変動します。
利益率が極端に低い会社では、当然ながら見積もり費用も安くなります。しかし、利益率が極端に低すぎる場合、その会社の状況は一体どうなっているのでしょうか?
利益を確保できない場合、会社を運営する上で必要なモノや費用まで削減せざるを得なくなります。
三輪塗装は、お客様との関係を一時的なものだけでなく、工事後も長く続けることを大切にしています。工事中だけでなく、その後のメンテナンスなども含めて、お客様との円滑なお付き合いを望んでいます。
当社が利益を確保させていただくことは、末永いお付き合いのために必要な要素の一つだと考えています。利益を適切に確保することで、お客様に対して高品質なサービスを提供し続けることができます。また、お客様からいただく利益は、さらなるサービスの向上や追加のメンテナンスなどに活用することができます。
当社は、利益を最大化することだけに注力するのではなく、お客様との長期的な関係を築きながら、互いにメリットを享受できる関係を目指しています。
相見積もりを取って外壁塗装費用の検討をする時や契約時に知っておくべきこと
大幅値引きの提案をしてくる業者に気をつける
外壁塗装は面積が少ない建物でも50万円以上、家のサイズや使う塗料のグレードによっては150万円以上という高額な費用がかかります。
少しでも外壁塗装の費用を安く抑えたいという気持ちはお誰しもあると思います。その気持ちに便乗して「今すぐ契約してくれたら半額にします」などと大幅な値引きを提示してくる業者には要注意しましょう。相場から大きく外れた低価格の費用の業者に依頼すると塗装の品質低下に繋がるので、オススメはしません。外壁塗装は、塗料代、工事代(人件費)、足場代など、必要な費用は必ず掛かるので、そう簡単に値引きができるはずがありません。
外壁塗装の一括見積もりサイトは要注意
最近では、「外壁塗装の一括見積もりサイト」という便利なサイトもあります。
一括見積もりサイトを使えば、多数の業者に見積もりを取ることができ、外壁塗装の費用を手間なく比較検討ができるというメリットがあります。
そういった手軽さ、便利さから活用されるお客様も多くいますが、実は当社は外壁塗装の一括見積もりサイトによる費用の比較検討は、あまりオススメしていません。
理由は3つあります。
多すぎる営業電話に判断ができなくなる
1つ目は、数が多すぎて判断できなくなるという点です。
一括サイトから費用の見積もり依頼をした場合、少なくとも5社の会社からどんどん営業の電話がかかってきます。どの業者がどの見積もりなのかわからなくなる状況を作ってしまいます。
相見積もりを取ることは大事ですが、多すぎてしまうと逆に判断できなくなる原因となります。
提案される見積もり費用が適正かどうか判断つかない
2つ目は、見積もり費用の適正さの判断が出来ないという点です。
一括見積りサイトでは、塗装業者は一括サイトへ紹介手数料として、最初にまず1~2万円ほどを支払っています。
更に受注すると工事請負金額の10~15%ほどを支払っています。
純粋なその工事に対する費用だけではなく、一括サイトへの支払いも考慮された見積もりになるので、複数の業者から提出された見積もりが適正価格なのか判断しづらい状況になっています。
費用の安さが目立ち品質での判断が出来ない
3つ目は、費用に対しての品質が心配という点です。
一括見積もりサイトでは、多数の業者が1つの外壁塗装の案件に手をあげます。
業者は競合に勝つために、より低い価格での見積り提示をしてくれます。これ自体は消費者にとって一見嬉しいことに見えますが、価格を下げた費用からさらに一括サイトへ上記のような手数料を支払っています。
そうなると、工事に使える実際の工事費用もかなり圧縮せざるを得ない状況です。このような状態で受注をした塗装業者に、工事の品質の高い工事ができるでしょうか?
逆に適正価格で高品質の工事をしている塗装業者はこの一括サイトで受注は困難と判断して、そもそも参加していない場合も多いです。
外壁塗装の費用を賢く節約する方法
外壁塗装は、建物の面積や塗料のグレードによっては少なくとも50万円以上、高額な場合150万円以上もの高額な費用がかかる場合があります。多くのお客様は、相場よりも少しでも安く外壁塗装を行いたいと考えているでしょう。
ただし、値引き交渉や相場から大幅に外れた低価格の業者に依頼することは外壁塗装の品質低下につながる可能性があるため、注意が必要です。
しかし、いくつかのポイントを抑えることで予算内で塗装費用を節約することもできます。
以下では、外壁塗装の費用を賢く抑えるための方法をご紹介します。
評判の良い地元業者2〜3社に見積もりを取る
最もシンプルな方法は「複数の業者に見積もりを依頼する」ことです。
1つの業者だけに見積もりを頼むと、その価格が相場に合っているのか、高すぎるのか、安すぎるのかが分からず、結果的に損をする可能性があります。
外壁塗装の見積もりを取る場合は、まず外壁塗装を希望する建物の劣化診断を複数の業者に依頼し、それぞれから劣化診断書と見積もりをもらい、比較検討します。見積もりの内容を比べながらできるだけ安く、適切な工事を提供してくれそうな業者を選びましょう。
「地元で長く塗装工事を行っている業者に見積もりを依頼しましょう」
複数の見積もりを取る場合のポイントは、外壁塗装の一括見積もりサイトではなく、地元で信頼できる塗装業者に見積もりを依頼することをおすすめします。
その理由は以下の2点です。
地元で長年にわたり塗装工事を行っている業者は評判が良い場合が多い
地域密着で仕事をするということは、品質の悪い仕事をしている業者は、悪い評判も広がりやすく、すぐに淘汰されてしまうので必然的に優良な塗装業者が残りやすい傾向にあります。
地域の相場感に合った適正な工事を提供してくれる業者が多い
地域での仕事を行う場合、”ご紹介”がとても重要な販路となります。高品質かつ適正な価格設定を行っている業者は、地域の相場感に合った価格で工事を提供する傾向があります。地域の人々からの信頼を獲得するためには、適正な価格で高品質な工事を提供することが求められます。そのため、地元の優良な塗装業者は、地域の相場感を把握し、適正な価格で工事を行ってくれる可能性が高いです。
外壁塗装の見積もり依頼する際には、上記のポイントに注意しながら優良な塗装業者を選んでいきましょう。信頼のある業者に見積もりを依頼し、費用を抑えながら品質の高い外壁塗装を実現しましょう。
なお、岐阜県関市では外壁塗装に関する助成金や補助金は提供されていない場合もありますが、お住まいの自治体(都道府県や市区町村)によっては外壁塗装に利用できる助成金制度が存在する場合がありますので、地元の塗装業者に確認して有効活用することもおすすめです。
詳しい情報については、以下の記事も参考にしてください。
地域の補助金や助成金を外壁塗装の費用に賢く活用する
全国の約3分の1の地方自治体(都道府県や市区町村)では、外壁塗装に利用できる助成金制度が設けられており、適切な申請者には最大で20万円ほどの費用が支給される場合があります。これらの助成金制度には、「住宅リフォーム助成事業」、「住宅省エネルギー改修工事等補助事業」、「中古建物リフォーム費補助事業」などの名前が付けられており、利用条件は自治体によって異なります。
ただし、前述もしましたが、岐阜県関市では残念ながら現在は、外壁塗装に関する助成金や補助金は提供されていません。しかし、お住まいの自治体(都道府県や市区町村)によっては、外壁塗装に関する助成金や補助金が活用できる場合があります。可能性を見逃さず、助成金や補助金を有効活用することを強くおすすめします。
詳しい情報については、以下の記事に記載してありますので興味のある方はチェックしてみてください。
《2023年版》岐阜県関市は外壁塗装で助成金(補助金)を使えるのか?
火災保険が外壁塗装の費用に活用出来る場合がある
外壁塗装工事の費用を抑える方法として、適用出来る場合に限っては火災保険を活用することもあげられます。
戸建て住宅向けの火災保険では、火災以外にも自然災害による損害も適用範囲となる場合があります。支払っている火災保険の適用範囲内であれば、外壁や屋根の劣化した箇所の工事費用にしっかりと活用することも出来るので一度確認をしてみてください。
ただし、火災保険を活用して「実質負担0円」などと外壁塗装やリフォーム工事の営業をしてくる悪徳業者もいます。うっかりその営業トークにのって契約をしてしまうと思わぬトラブルに巻き込まれてしまいます。
火災保険を活用する際は、保険証券の内容を細かく確認し、ご自身が加入している火災保険の適用条件を把握しておくことが重要です。適用範囲や条件をしっかりと理解し、信頼できる業者と相談しながら、適切に火災保険を活用して外壁塗装工事を進めることが大切です。
火災保険を活用することで、外壁塗装の費用を抑えることができるかもしれませんが、悪徳業者に騙されないように注意してください。自分自身で情報を確認し、信頼できる業者との相談を重ねながら、適切な判断を行いましょう。
劣化がひどくなる前に適切な時期で依頼をする
外壁塗装は10年から15年を目安にメンテナンスを行うことが推奨されています。劣化が進んでから工事を依頼すると、劣化の度合いによって費用が高額になってしまう可能性があります。
外壁塗装や屋根塗装は外観の美しさを保つだけでなく、雨や紫外線、太陽熱などの外的な要因から外壁や屋根を保護する役割も担っています。適切なメンテナンスの時期に外壁塗装を行わずに劣化してしまった箇所を放置すると、住宅の性能が低下してしまう可能性があります。
例えば、屋根や外壁の亀裂を知らずに放置すると、そこから雨漏りが発生する可能性が高くなります。雨漏りが長期間放置されると、雨水が家の内部に浸水し、屋根や外壁の内部が腐食していく恐れがあります。最終的には屋根や外壁の全交換などが必要になる可能性もあります。
ご自身で家の異変や劣化に気づいた場合は、早急に塗装業者に相談することをおすすめします。また、異変がなくても定期的な点検(10年〜15年を目安)を依頼することも、建物寿命を伸ばし、結果的に費用を抑えることに繋がります。
適切な時期に外壁塗装工事を行うことで、家の美観を保ちつつ、耐久性を高めることができます。早めの対応と定期的なメンテナンスは、将来的な費用やトラブルを防ぐために重要です。
まとめ
いかがでしたでしょうか?正しく見積もり書の内容を理解して、正しい業者選びができるように、見積もりを取る時の注意点や見積もり書の内訳、見方のご紹介そして、一般的な外壁塗装の見積もり相場感をお伝えしました。
値上げラッシュも続く現状で、塗装業界も例外なく値上げの波が来ています。
少しでも賢く費用を抑えつつ、信頼できる業者選びができることを望んでいます。
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