近江日帰り旅
2024年12月3日(火)
2024年12月3日(火)
この季節は紅葉狩りをしようと毎年画策
まだ早いか、もう遅いかなどと行くタイミングと場所を図っています
12月1日、今日だ!と近江へ行ってきました
全国にある24の神宮をしれっと制覇したい願望を果たすべく、まずは近江神宮へ
七五三参りのファミリーがお祓いのためにたくさん訪れていてとっても賑やかでした
思ったよりも広い、大きい印象はありませんでしたが、美しい神宮でした
こちらは百人一首の第一首の歌をうたった天智天皇をまつる神宮です
「秋の田のかりほの庵(いほ)の
苫(とま)をあらみ
わが衣手は露にぬれつつ」
ああ、学生の時に意味もわからず覚えたやつやー
歴史に明るくないので、天智天皇が皇子時代は中大兄皇子だったという事にめちゃくちゃ驚き
そして645年の大化の改新(これだけは知っていた)を行った中大兄皇子
遣唐使を派遣したこと、近江に遷都したこと、日本初の時計を作ったことなど知らないことだらけでした
共に大化の改新をおこなった中臣鎌足に藤原姓を与えたのも天智天皇
今、大河ドラマで人気爆上がりの藤原道長につながっていくとおもうと、改めてすごい人です
漫画、映画で人気の「ちはやふる」の舞台にもなっていて、いつの時代にも愛される神宮でした
ランチは地元のとんかつ屋さんにて
サクサク衣でおいしいとんかつ&カキフライをいただきました
次は神宮からほど近い三井寺(園城寺)へ
天智天皇の産湯に使われた井戸があるとのことで、こちらも天智天皇のゆかりのお寺
大河ドラマの「光る君へ」の紫式部の父・藤原為時が出家したお寺です
絵本展示がされているとのことで、お寺の門とサンタクロースのコラボレーション
コラボというか、数々の映画などの撮影にも使われているそうで、
私の大好きな鬼平犯科帳でも撮影に使われたときき、心躍りました
境内はとても広く、国宝の建物もたくさん
お堂の中の仏像も自由に見ることができました
境内の階段と坂を上ると琵琶湖を見ることもできました
お天気が下り坂だったので、すっきりという訳にはいきませんでしたが
紅葉は狙った通り、紅葉のトンネルが楽しめました
大津市は松尾芭蕉ゆかりの地だそうで、幻住庵というところを訪れました
松尾芭蕉は旅ばかりしていた印象ですが、芭蕉が数か月にわたり滞在した地で
ここでの暮らしを幻住庵記に記したそうです
まさに”庵”で小さな葦葺きの建物でした
(写真は門です、近すぎて建物が撮影できず)
古い造りですが、なんと平成3年に大津市か滋賀県かが再建した建物だそうで、築33年でした
無料で見学でき、地元のボランティアガイドさんが芭蕉の事や、歴史的なこと、地理的なことの質問にも対応して下さって
とってものんびりした時間を過ごせました
日帰り近江旅、以上で終了となりました