三輪塗装の職長は全員1級技能士となりました
2025年2月2日(日)
2025年2月2日(日)
三輪塗装は塗装会社ですので、塗装に関する資格をたくさん取得するように社員及び協力業者のみなさんにも強く進めています。
僕も関連免許・資格に関しては20種以上を取得していますし、ベテラン勢もそれに次ぎたくさんの資格を有します。
理由は簡単明確で「俺たちプロだから!」です。
塗装という専門分野を掘り下げていきたいので当たり前の思考であり行動だと思っています。
そんな中で若者への資格取得への指導もずっと行っています。
例えば職人の場合の目標は1級塗装技能士取得となります。
国家資格でしっかりと事前の努力をしないと合格できません。
勉強が苦手な人も多いのですがここは(無理矢理にでも)頑張って頂いてます(笑)
過去、何名の1級技能士を指導したかは正確にはわかりませんが30名はくだらないと思います。
そして三輪塗装の現場のすべての担当職長を1級技能士職人にする!
と夢をもっていましたのですが昨年晴れて、全現場の職長が1級技能士となりました。
その誇るべき職人さん6名を選出し、合わせて営業・施工管理者と座談会を企画したと言うわけです。
座談会では職人さん、営業さんから素晴らしい話をたくさん聞くことができました。
その様子は後ほどYouTubeにアップしますので、ぜひご覧ください。
因みに座談会に参加してくれた職人の6人は全員1級塗装技能士で3人は昨年合格、
営業施工管理の4人は全員2級塗装技能士です。
そして勉強会に代わりましてそちらは、若手の営業・施工管理者4人が企画・運営を担当。
安全対策や施工の留意点、アンケート結果をしっかりまとめ、各パートを分担してわかりやすく発表しました。
過去はすべて僕が行っていましたが、自分らでしっかり準備していたことに、成長を感じる場面でした。
ベテランも凄い能力を持った社員ばかりですが、次世代もまた時代にあった能力ももっていると思います。
また、僕からはこの厳しい時代をどう乗り切るかについて、熱く(そしてウザく?)語らせてもらいました。
我々建設業界の現状を見てみると、1997年の就業者数が約685万人だったのに対し、
2021年には約485万人にまで減少。約29%も減っているのです。
さらに、高齢化と若者の減少も深刻で、55歳以上が34%、29歳以下はわずか11%という現実があります。
しかし!
「だからこそ、限られた人材の中でもしっかり技術と知識を習得した職人の価値は爆上がりする!」
これを強く伝えました。
ちなみに今回の勉強会には、営業・施工管理・職人合わせて14名が参加。(+サポートで女性スタッフ)
その内訳は、20代が8名(57%)、30代が5名(36%)、50代が1名という構成。
この5年で着実に若返りを果たせたことは、会社にとっても大きな成果です。
これからも、もっとたくさんの若い人たちが活躍できる会社づくりをしていきます!
今回の座談会と勉強会を通じて、改めてそんな決意を固める時間になりました。
勉強会後の懇親会、僕はお腹の調子が優れず欠席しましたが
飲んべ~が多いのでさぞかし盛り上がったと思います。