掃除の習慣
2025年4月7日(月)

2025年4月7日(月)
今年の正月明けから、事務所の玄関周りの掃き掃除を自分のルーティンにしまして
最近ではその範囲を広げて、自宅周りや倉庫周りまで手を伸ばすようになりました。
事務所の内部は女子社員さんが担当し、窓ガラスの外面は男子社員が月に1回のペースで交代で拭いてくれます。
男子トイレも男子全員で分担し、
資材置き場も割り当てられたエリアのを、各自が掃除・整理整頓を行っています。
全体清掃は昨年は年4回、全社員で実施しています。
かつての倉庫は本当に汚れていて、車もペンキだらけでしたが、
今はまったく様子が違い、とてもきれいになりました。
会社の業績と整理整頓の度合いは比例すると聞いたことがあります。
先だって見えた同業の方には「非常にシンプルですね!」とおっしゃった
良い会社は不要なものが置いてなく、シンプルだと。
これらの教えは7~8年前に見学に伺った、長野県伊那市の伊那食品工業で学びました。
朝日を浴びながら行う掃き掃除は、本当に気持ちのいいものです。
とは言え、まだ始めてから3ヶ月しか経っていませんので今後も継続できるよう、しっかり早起きしたいと思います。
以前に友人から聞いた話を思い出しました。
子どもの頃、その友人は「玄関の掃き掃除をしないと朝ごはんを食べさせてもらえなかった」と話してくれました。
それを聞いて、「しっかりとした教育を受けてきたんだな」と感心したのを覚えています。
その彼の会社もとてもきれいです。
私の場合、この57歳の歳になるまで、情けないことに掃き掃除を毎日の習慣にしようと思ったことは正直ありませんでした。
お寺では毎朝掃除をし、庭の手入れをするのが当たり前ですよね。
それが人間形成において、いかに大切なことなのかということに、今さらながら気づかされています。
もっともっと、身の回りをきれいにしていきたい。そして、良い習慣を一つでも多く増やしていきたい。
何はともあれ、自らを律することでしか、良い習慣、正しい考え方、姿勢は身に付かないのだと実感します。