協力業者様・お客様 各位
2025年4月21日(月)

2025年4月21日(月)
いつも大変お世話になっております。三輪塗装の三輪でございます。
先日、長年親交のあった塗装業の仲間が突然他界しました。
大変に人望の厚い方で、多くの仲間が葬儀に駆けつけましたが、
その後、彼の会社に関する様々な課題が明るみに出てきました。
会社の資産や支払い状況が一切社内で共有されておらず、
取引先や協力業者の方々がどう動けばよいのか分からず、
現場に混乱が広がっていたのです。
こうした状況は「死後破産」とも呼ばれ、
経営者の急な不在によって会社そのものが行き詰まり、
関係者に多大なご迷惑をかけてしまう事態です。
もっとも彼は何から何まで自分ひとりで経営してためこのようなことが起こりましたが
この出来事は、私自身にも深く突き刺さるものでした。
私たち三輪塗装は、会社を私物ではなく“社会に必要とされる公器”と捉えています。
だからこそ、「その人にしか分からない仕事」や「その人にしか対応できない状態」を
一つでも減らしていくことが、会社としての責任だと考えています。
また、財産や資金の流れは私一人で管理せず、複数名体制で情報共有し、
緊急時にも支払いが滞らない仕組みを日頃から構築しています。
これは、いざというときに備えた“安心のための仕組み”であり、
協力業者様やお客様との信頼関係を守る大切な取り組みです。
加えて、普段の支払い内容や金額の扱いは、
その会社の考え方と経営の健全性を映すものだと私は思っています。
三輪塗装では、お約束した支払いは誠実に、正当な金額を、遅れることなくお届けする。
そんな当たり前を守ることで、協力業者様が安心して働ける環境を整えてきたつもりです。
私たちは、「安心してご発注いただき、信頼してお付き合いいただける会社」
であるために、体制作りを今後も着実に進めてまいります。
今後ともどうぞ末永いお付き合いをよろしくお願い申し上げます。
有限会社三輪塗装
代表取締役 三輪 雄彦