塗料の種類
2018年8月17日(金)
皆さんこんにちは。
今回は、塗料の種類について書きたいと思います。
塗料の大まかなグレードとして
・アクリル樹脂塗料
・ウレタン樹脂塗料
・シリコン樹脂塗料
・フッ素樹脂塗料
・無機塗料
があります。
・アクリル樹脂塗料
価格が安い、定期的に塗り替えを楽しみたい方向きの塗料です。
しかし、耐久年数が3-5年と低く、外壁を保護する塗料としてはお勧めできません。
・ウレタン樹脂塗料
シリコン樹脂塗料が出てくるまで一般的によく使われていた塗料です。
耐久年数が5-7年と耐久性が劣るので、こちらも長期的な外壁を保護する塗料としては不向きです。
・シリコン樹脂塗料
価格と性能のバランスが良い塗料です。
耐久年数は、7-10年と建物を守りつ続けるには不十分な場合もあります。
・フッ素樹脂塗料
シリコン樹脂塗料より耐久年数が高く、価格も高い塗料です。
フライパンなど加工されているフッ素加工がイメージしやすく、汚れなども付きにくい塗料です。
耐久年数も12-18年と高く、公共工事にも採用されています。
・無機塗料
耐久性はメーカによりますが、20年以上と言われています。
無機塗料は、塗料の原料に無機物を配合した塗料です。
無機物とは、ガラスなどの炭素を含まない物質で、紫外線では劣化しないため、耐久性が高くなります。
しかし、無機塗料は無機物100%ではなく、有機物を混ぜて塗料として塗れるようにしたものなのです。
現在、無機物が何パーセント含まれていたら無機塗料と言う定義がないため、
少量でも無機物が含まれていたら無機塗料と言えてしまうので、注意が必要です。