高圧洗浄1
2018年12月9日(日)
こんにちは。
すっかり寒くなり冬っぽくなってきました。
外で作業する職人さんは大変な季節です。
それでは外壁塗装の現場の様子を紹介していきたいと思います。
今回はに高圧洗浄による水洗いの様子です。
写真は屋根の洗浄をしています。
カラーベストの屋根はセメントで出来ています。なのでしっかり屋根の役目をさせるためには定期的に塗装をする必要があります。
年数が経ってしまった屋根は塗装が劣化して下地のセメントが露出してしまいます。そうすると水が染み込んで劣化がどんどん進んでいきます。
最悪の場合は雨漏りに繋がってくるのでしっかりメンテナンスしていきたい場所です。
塗装をする場合は、旧塗膜(古くなった塗料)がじゃまになって上手に塗装することが出来ません。
高圧洗浄をすることで、表面の汚れや古くなった塗料、そして屋根に生えた藻などもしっかり落としていきます。
白くなった部分はしっかり洗浄できている場所です。
洗浄前の屋根は汚れや藻などでつるつると滑るので、洗浄が終わるまでは足元にかなり気を使う作業になります。
上の写真は樋の中と屋根の鼻先を洗浄しています。
屋根の鼻先は雨の時などは屋根の水が下に流れていくので、最後まで濡れている部分です。
水が残りやすいのと、樋の中の汚れなどで藻が発生しやすい環境になっています。
しっかり洗浄して藻をとってあげないと、屋根の塗装をしても、すぐに剥がれてしまう原因になるので特に丁寧に掃除していきます。
足場が無いと個々の鼻先がうまく塗装することが出来ないので、屋根だけを塗装する場合でも足場をかけて作業します。
あと樋の中はなかなか掃除することにできない場所なので、ほとんどの場合、ごみでいっぱいになっています。洗浄機でこべりついたゴミを落としていきます。
清掃後は気持ちがいいくらい綺麗になります。
なんでも洗浄は上からが基本ですが、家を洗う時でも上から基本です。
写真は軒天を洗浄しています。
屋根を洗浄すると屋根の汚れが下の鼻隠しや、天井などについて泥だらけになっている場合があります。
元からの汚れと、屋根から来た汚れと洗い流していきます。
軒天には通風口などがついていることがあるので、家の中に水が入らないように細心の注意が必要な場所です。
天井を水洗いしているときは上を向いて作業をしているので、足元のアンチ(足場)には時に気を付ける必要があります。
僕も天井に集中しすぎて足を踏み外した事が何回かあります。
次回は壁の洗浄についてレポートしたいと思います。
冬の水洗いは寒いなか、冷たい水に濡れながら頑張っている職人さんを応援お願いします。