岐阜県立国際たくみアカデミーへ行ってきました
2017年10月13日(金)
先日、とある講習会場が「岐阜県立国際たくみアカデミー」で行われ参加してきました。
講習内容は置いておいて、国際たくみアカデミーの建物を紹介したいと思います、
この学校が建設された頃、コンペを勝ち抜いたこの作品を一度見学してみたいと思っていたのですが、
12年越しの願いがかない、この校舎を今回初めて見学しました。
(といっても、各教室をウロウロするわけにもいかず、外観のみです)
まずは正面から
玄関前のピロティの天井は大胆に丸くくりぬかれていました。
太陽の高さや、雲の状態によりピロティの趣が変わりそうです。
この日は晴天で丸い額縁から見える青が美しいです。
玄関横は左官仕上げの壁。
石のラインでアクセントをつけています。
12年の間にコケも生えています
少々波打った刷毛引き仕上げが機械的でなく、温かみを感じました。
木製の玄関ドア
木肌が美しく、丸太を組んだような仕上げが面白いです。
雨が当りにくいとはいえ、維持管理が大変そうです。
街路を挟んで向かいには実習棟があります。
素材の使い方が面白いですね。
通常は屋根に用いる折半を外壁にも使っています。
この学校は
職業能力開発短期大学校に生産技術科と建築科が
職業能力開発校に設備システム科、住宅建築科、自動車エンジニア科があり、
将来建築に携わる人材を育てています。
こんなデザインの学校で建築を学んだら、意識も高くなりそうですね!