現場調査時の必需品
2018年2月16日(金)
皆さんこんにちは。
今回は、現場調査に持っていく道具について勉強しました。
まず一番大事なのはヘルメットです。
自分の命を守るものなので必ず持っていきます。
手袋です。もちろん梯子なども登ったりする際、滑らないようにするためでもありますが、
外壁を手で触るとチョーキングと言って外壁が劣化してきた際にチョークの粉のようなものが付着します。
直接手で触ってもいいですが黒い手袋で行うとわかりやすくなります。
靴です。普通の靴とは違い、つま先に鉄板が入っており重たい物が落ちてきても大丈夫です。
靴底も滑りにくいもので屋根などを調査する際も安全です。
クラックスケールです。こちらは外壁にあるクラック(ヒビ割れ)の太さを調べる為の道具です。
クラックは0.3ミリ以上になるとクラック部分から水を吸いやすくなり、外壁の劣化に繋がる恐れがあります。
ルーペです。クラックスケールと一緒に使ったり、小さなクラックを見たりする際に使います。
打診棒です。外壁でモルタルなどが浮きや剥離などを起こしていても、肉眼ではなかなか確認できないことがあります。
そのような際、叩いたりして音を聞き分け、内部の状態を判断する際に使う専用の棒です。
尖端の丸い球で壁などを軽く叩いてみると、外装材などが浮いていたり剥離していたりすると、
その場所だけ音が違いますので、すぐにわかります。
下地さがしです。住宅の多くが間柱などの下地に石膏ボードを取り付けて作られています。
ビスを打つには石膏ボードはもろくて崩れやすいので、石膏ボードの裏にある下地材を探す必要があります。
マグネットも付いているので鉄製品などを見分けたりするのにも使います。
アルミ定規です。外壁などの寸法ととる為だけでなく、
サイディングボードなどの壁材が反っていないかを調べるためにも使用します。
腰袋です。これらの道具を腰袋に入れ調査します。
屋根などに上った際、手に持ったままだと万が一滑ってしまった場合
とっさに手を使うことが出来ません。また、持っていたものを落としてしまう恐れもあり危険です。
腰袋があれば、
クラックスケール・ルーペ・打診棒・下地さがし・カメラを入れることが出来、安全に調査することが出来ます。
あとは、これらを入れ持ち歩くためのボックスです。現場調査に行く際は、このボックスを持ち現場へ向かいます。
私は実際、これらの道具をうまく使いこなせていません。
まだ実際の現場で使い方を教えて頂いている所なので、
確実に使い方を覚え、正確な診断が出来るようにしていきます。