ナイス判断!
2010年12月7日(火)
2010年12月7日(火)
高圧洗浄を終え、塗装工程に入ってすぐ異変が?
職長の三輪(泰)が何かイヤな予感がした言うのですが、外壁サイディングにテープを貼ってみたところ、新築時に工場で塗装された表面のクリヤー層のみがテープの粘着にくっついて来てしまうんです。
これは明らかにクリヤー層の密着不良!
↓ ↓ ↓ しかも至るところで!
どうする?
即座に工程を変更し剥離作業の指示を出す。
ゼリー状の強力な剥離剤で一気に全てのクリヤー層の除去をする事に!
強力な剥離剤は肌に触れると、ピリピリチクチクと痛みます。
しかしそんな事は言ってはおれぬ!
縮み上がったクリアー層を高圧洗浄で除去!
このクリヤー層(剥離剤を塗る前の)を高圧洗浄では吹き飛ばす事はできません。
もしかすると一部は取れていたのかもしれませんが・・・テープを貼ると取れてしまうとってもやっかいな代物でした
しかしもしこの脆弱(もろく弱い)なクリアー層を残したまま上に塗ってしまったら・・・
今回塗ったものが早期に剥がれる可能性もあったでしょう。
元を正せば現地調査の段階で把握出来ていなかった私のミスではありますが(反省)、サイディングの専門家に伺っても非常に稀なケースとのこと。
とにもかくにもかくギリギリでこの状態を把握でき、対処出来た事は非常に大きかったと思いますのと、更に厳しいチェックの目を持たねばならないことも痛烈に思う次第でした。
今回は職長に助けられたな!
サンキュー!!