やはり原理原則に逆らうことは出来なかった大塚家具
2016年12月11日(日)
2016年12月11日(日)
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危機を招いた久美子体制の二つの過ち
一つは中途半端な価格戦略だ。家具業界は、低価格商品を強みとするニトリやスウェーデンのイケアの勃興によって、高級品と普及品への二極化が進んだ。勝久前会長は、そうした変化の中にあっても高級品路線を貫いてきた。
一方、久美子社長はニトリやイケアに対抗すべく、従来よりも低価格な商品を増やし、全方位戦略を敷いている。そのため、「誰がターゲットなのか」がぼやけてしまった。
(記事抜粋)
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ランチェスター戦略の勉強会で1年半前に論議したとき、大方の塾生は「上手く行かない!」と言いました。
私もその一人ですが教科書に書いてある通り、原則に従って言ったまで・・・
でも正直驚きました。その通りになってしまって。
真逆の戦略を取った久美子社長
経営者は苦しくなると安売りに進みがち。しかししれは禁断の果実
購買層の2極化が進む中、安売りは=体力勝負であり、結果資本が大きい方が必ず勝つ!
売上比較
大塚家具 580億円
ニトリ 1370億円
イケアジャパン 780億円 イケア(世界) 4兆円
価格勝負での明暗は最初から見えています。
価格帯と客層をかぶせる戦略は最もNGのはず・・・
ニトリ、イケアも極めて順調なだけにこの路線での復活はまず無いでしょう
この親子間の勝負は高品質な商品・サービスを追求し続ける事を訴えていた先代に軍配が上がった事になりますが、もうそれどころの騒ぎじゃありませんね・・・