代表 三輪雄彦ブログ 不易流行

三輪 雄彦
安さは魅力!ではあるが・・・
2017年3月24日(金)

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北陸発、年商300億円以上1000万円前後のローコスト住宅で安さを売りにした戦略で急成長を続けるハウスメカーがこのほど手抜き工事による欠陥住宅を多数輩出していると報道されました。

安さは魅力!

しかし品質・安全が担保されている事が大前提

中国品は安い。

しかし品質・安全は・・・

ユニクロは安い。

品質も良い。しかし少し高くするとすぐ売れない。今の立ち位置から脱出するのはちょっと難しそう。

安くて品質も良いがそれだけでも売れない。

幸楽苑の290円ラーメンは安かった。(現在販売は中止)

バージョンアップされ390円ラーメンに変わった。

販売を辞めた理由は勿論利益が出せないから。

お客様が喜ぶ味が確保出来ないから。品質が維持出来ないから。

誰もが納得する味の実現をし、安さ勝負から脱却することが出来た。

実に潔いと思う。

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新築住宅でも安さは強力な武器。

いくらデザイン性、断熱性が優れていて快適に過ごすことが出来て、安全が担保されていないようなモノに商品価値はないと思う。

このハウスメーカーはこう言うべき

「うちの家は安いですよ!でもたまに欠陥住宅もありますが・・・

そこは安いんで許して下さいね」

こうだったら潔いと思うんですが(笑)

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私達の塗装工事

安さを売りにした会社が後を絶ちません。

家一軒(平均的な)塗って49.8万とか、59.8万とチラシやHPでPRしている会社がありますが、良い仕事をするには到底これでは足りません。

過度な保証も目立ちます。

「シリコン塗装 保証10年」出来る訳ありませんがやっちゃいます!

安売り会社の行うこと

・材料をケチる

・乾燥を待たず塗り重ねてしまうなど早く仕上げる

・細部を塗らない

・協力業社を叩く(安く請け負わす)

・余計な管理は行わない(近隣トラブルのもと)

私達は利益を頂いて生活していますので利益は当然必要です。

利益はお客さんとの関係を長く続ける為の生命線だからです。

ですので適正な利益を頂けないお客さんの仕事を受けることは出来ない訳で、過度な値引きを要請されたり、契約後に過度な追加を求めて来たりには対応出来ない事もございます。

長く続くデフレ不況のお陰で安い(品質・安全はさておき)が一番の評価基準として定着してしまった感があります。アベノミクス効果も国民にはほぼ無く、一部の海外向け事業を行う大企業のみが株価を上げる昨今。困ったモノです。

私にとって安くて美味くて、少々値上げしても絶対に食べたくなるもの

「吉野家の牛丼」これだけです!

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