代表 三輪雄彦ブログ 不易流行

三輪 雄彦
三輪塗装技能士試験予備校🎓
2024年7月20日(土)

 

三輪塗装技能士試験予備校🎓

いよいよ試験は来週明け!

試験とは!? 1級・2級塗装技能士試験ですね

1年に1回しか機会がない国家試験で、
この時期の全国の1万人以上の塗装職人がザワザワしている訳です(笑

 

5月から練習をスタートさせ指導を続けて来ましたが、ラストの3回目の社内勉強会を行いました。

 

少し試験の難易度についてお話します。

試験内容についてはあまり公にできないので控えめに書きますがとりあえず難しいです。

なぜ難しいかと言いますと、日ごろの実務内容、実際の現場での仕事との乖離がありすぎるからです。

日常の仕事をやっていることの成果を試験でやれば合格!ではなく、
試験用の技術を習得しなければならないからです。

 

例えば多くの方が苦労する調色は、現在ほとんど現場で色を混ぜ合わせることはないので経験することがそもそもありません。

例えばテープを貼らずにまっすぐの線を書くこともありません。
現場ではマスキングテープを貼りますので。

例えばパテも部分パテはしても、総パテなどほとんどの塗装職人が日常行っていません。

学科もそうです。
こんな知識、必要なのか?と思うような出題ばかりです。

 

こんなことから実務から得ることができる、現場経験があるからできることがほとんどないのです

20年以上のベテランも確かに刷毛さばきは良いかもしれませんが、
試験用の勉強をすることが必要になるわけです。

因みに建築1級技能士試験の合格率は全国平均で50%前後

各県でも違いますが、岐阜は40%くらい

この差については理由はよくわかりません。

合格するにはどうしたら良いか?

勉強、準備しかなくて、準備せずに挑んだ場合の合格率はほぼ0%でしょう

できたら日本塗装工業会 各県支部が行う講習会にでることはほぼ必須ですね。

ただ支部研修にでても簡単に身につかないので、個人練習がかなり必要になります。

そこで三輪塗装では、三輪塗装の業務に協力してくれる職人さんに限りではありますが社内実技勉強会を毎年開催しています。

過去の実績、人数とかは数えていませんが、

2級はほぼ100%、1級でも90%に近くは合格させています。

職人さん達はこの資格を取得が欲しいが為に、凄い労力を掛けているわけですが費用もかなり掛かります。

日本塗装工業会の各県支部が行う公式の講習は県にもよりますが2万~3万

試験費用も職業能力開発協会に対し3万弱掛かりますので不合格の場合、ダメージ大きいです。

なかなか合格率が上がらない理由は結局やらないから・・・。

・準備不足の何ものでもないです

・受験内容が理解されていない

・準備に対する勉強時間が取れていない

・難易度を理解していない

・などなど

正直、このよくわからない試験の攻略はとにかくやるしかないのですが

わからない事を一人でやってなかなかわからないので

講習会に出て、自分でもやってみて、頑張るしかないですね~

塗装技能士に関する僕の考え方はこちらの動画から