代表 三輪雄彦ブログ 不易流行

三輪 雄彦
夏期休暇 道東の旅
2024年8月14日(水)

お盆休暇を利用して、北海道へ

札幌、小樽以外の北海道は初!今回は道東を巡りました。

 

 

初日は女満別空港への着が夕方だったので、観光はオホーツク流氷館のみ。

 

ここでは流氷が生まれて、北海道に到達するまでをわかりやすく説明してくれてます。

流氷は単に寒いロシアから凍った氷が漂着するものだと思っていましたが、

実際には、ロシアのアムール川、4400kmから流れている大量の水と

シベリアから吹きすさぶマイナス 40度の寒気、

そしてオホーツク海の海の形、これがどれがかけても作られることがない。

流氷は奇跡の現象だとわかりました。

 

マイナス15度の環境を体験することができます。

タオルを30秒回すと濡れたタオルが凍って立ちます。

 

 

1日目の宿は網走湖畔の温泉宿

 

2日目
網走監獄へ

こちらはいわゆる囚人を収容する監獄、刑務所なわけですが、

どうして主人がここに連れてこられたか?

その辺、歴史的意義が非常に高い施設です。

 

施設内では当時の生活の様子がリアルに展示されています。

ただこの施設がここに設置された本来の目的を聞くと、

今では信じられない過去の日本の残虐さがわかってきます。

 

 

囚人と言えどその扱い方は、今の日本では考えられるようもない非人道的な扱い方。

多くの囚人や看守たちの犠牲によって、成り立ったのが全長200キロ以上にも及ぶ道路は

その後の北海道改革に大きな役目を果たしています。

 

詳しくは他で見ていただきたいですが、網走、刑務所の囚人たちのおかげで、

その後の北海道が、網走が、日本が発展したと言っても過言ではないとわかりました。

そしてその監獄と網走市の町作りがセットになっているのも全国的に持て興味深いところです。

 

 

広大な畑、遥か地平線まで真っ青のオホーツク海、

延々と30km以上続くまっすぐな道路を走らせること1時間半。

 

 

 

ウトロ漁港にある知床観光船オーロラによるクルージングです。

知床半島のほとんどは着岸できない場所であって、今回の大型船では寄りつけないないとこと。

(小型船もあるが波が高いと航行しない)

 

 

遠くから海岸に熊がいないか、双眼鏡で覗くのですが、遠すぎてよくわからない。

改めて、知床半島は守られていて、「そっと遠くから眺めるもの」

と言う神聖な場所なんだと感じました。

 

 

2日目の宿は、オホーツク海を眺めることができる知床の宿でした。

夕方、夕日が沈むのを見ることができました。

 

 

3日目

 

知床峠に車を走らせます。峠での眺望は雲がかかりいまいち・・・

 

知床自然センターに寄ってみる。https://center.shiretoko.or.jp/

こちらではウォーキングコースが設定してあり、1時間コースや3時間コースなどいろいろなコースがあった。

多くの人がトレッキングのスタイルの方が見えた。

 

トレッキングのコースや内容見てみると軽いウォーキングからちょっと長めコース設定があるようだったが、

知床の山を満喫するほどのものでもないかなと思った。

前日は海から知床半島を眺めたが、陸からもほんの入り口しか入る事がことができず、

やはり知床半島の自然が厳重に守られているのと言う印象を受けた。

結局のところ未開の地として残していくことが最も良いということかもしれない。

 

 

「天に続く道」は延々と30km近くまっすぐな道

 

神の子池

神の子池 北海道にはいくつかのブルーがある

・積丹ブルー(積丹岬・島武意海岸・神威岬)
・美瑛ブルー(青い池・美瑛川)
・摩周ブルー(摩周湖・神の子池)

そしてもう一つが神の子池

摩周湖の伏流水とのことで、青い部分の水神は5m、とっても神秘的な場所です。

観光バスでは入れない細い未舗装道路を1.5km程入ったところにあるため

レンタカー、バイクの方しか見にいけないかもです。

 

ラストは屈斜路湖は外周をまわりましたが道路が湖畔から離れていてビューポイントが極端に少ない。

間近で見る場所はごく限られていて、砂場(そう言う地名)くらい。

あとは美幌峠の道の駅!高いところから全容が望めますが、今一遠いかな。

もう少し近くで見れるようにしてはどうかと思った。

 

札幌、小樽以外の北海道は今回が初めてでしたが、北海道はとにかく広い。

食べも物もいろいろ美味しい!

 

ただこの過ごしやすいシーズンである今ではなく、寒さ厳しい時期こそ北海道だろうと!

次回は流氷が来る時期に来たいなと思いました。

 

休日には非現実体験を!皆さん良き休日を!