『遮熱塗装』 冬場は寒くなる!?
2014年9月7日(日)
2014年9月7日(日)
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関市の屋根 外壁の塗り替え&トータルリフォーム会社
プロタイムズ岐阜関店 (有)三輪塗装
代表取締役の三輪雄彦です。
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遮熱塗装は太陽光(熱エネルギー)を反射させることで、基材(屋根材)の温度の上昇、さらに熱の浸入を防ぎます。
主に夏に作用するモノです。
じゃあ冬は寒くなるの?と言うご質問を頂く事がよくございますが、
結果から申しますと影響なしです!
理由
冬場の太陽は非常に低い位置を通りますが、それは太陽の軌道が最も遠く、方向も真横か高くても45°程度であり、熱も非常に弱い事を意味します。
更に日照時間も少なく屋根を暖める時間は日中のほんの数時間でしょう。
気温が低く屋根材が冷え切っている状況の中、その屋根材を暖めるにも至らず、何も影響がないと考えるのが妥当と考えます。
もう1つ
屋根の温度がそもそも1Fの室内にどれだけ影響するのでしょうか?
天井裏+断熱材+2Fの居室空間+1Fと2Fの天井裏、
そして1Fの空間です。
暖房は主にリビングがある1Fで使用する事が多いと予想されます。
寝るのは2Fが多いと予想しますと、就寝時は暖房ってしますか?
多分しませんよね!
こんな点からも冬場の屋根への遮熱塗装と電気代高騰は起こりえない事になります。
因みに世間では断熱塗料というモノがございますが、中の温かい空気を逃がさない!という効果があるとすれば大変効果的であると思います。
高反射塗料についての考察
日本建築学会退会学術講演の資料としてまとめられたモノです。
最終のまとめで高反射塗料(遮熱塗料)は夏に効果を発揮し、冬については機能しない旨が書かれております。
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