お客さんが本当に望んで見える事は何か?を追求するのがマーケティング!~豪州への潜水艦、受注に失敗に学ぶ
2016年4月27日(水)
2016年4月27日(水)
国として取り組んでいた豪州への潜水艦、受注に失敗
総額4兆円を超す大型発注で、日本は政府を窓口に売り込みを図ったが受注を逃した。
先だって出席した会の基調講演 一橋大学 山下先生の「日本企業はマーケティング力」をすぐに思い出しました。
そもそも日本は海外でマーケティングが下手(外交も下手・・・)
『マーケティング』の最終目標は顧客価値・顧客満足を生み出す為の経営哲学、戦略、仕組み、プロセスを指す。
一方『販売』は工場生産されたものに販促をかけ、販売量の増加により利益を追求するもの。
これからすると日本は自国の潜水艦の性能・技術力を過信したのではないか?
実際は米中への配慮、
豪州での生産による豪州企業への配慮・・・
結局は国際競争での経験不足
裏に隠れた本質を見抜く事が出来なかったと言えるのでは無いでしょうか?
明らかに価格差に見合う付加価値がない限り、商品力・技術力だけで売って行くことは出来ないんでしょう。
関連して言うと白物家電、携帯電話
韓国サムスンに大敗したのもそう
東南アジア、新興国の二―ズを全く理解せず展開した結果だった。
TPP問題もそうですが、食品に関しては確かに今はどれを取っても商品力(美味しさ、安全etc)で差がある日本製!でもいつか追いつかれた時に待っている価格競争・・・その時は負けてしまいます。
インドネシアの新幹線もそうです
日本国内では「安全性や技術で優れている新幹線がなぜ中国に負けた・・・」と衝撃が広がりました。
中国の外交力に負けたに過ぎません。
『マーケティング』の最終目標は顧客価値・顧客満足を生み出す事!
お客さんが本当の望んで見える事は何かを追求するのがマーケティング!
再度自社も見直そう!