懲りない三菱自動車 トップの責任?社風?
2016年5月9日(月)
2016年5月9日(月)
懲りない三菱自動車
2000年、2004年に続く3回目の大型不祥事
当時経営破綻寸前まで行った三菱自動車を助けたのは
三菱UFJフィナンシャル、三菱重工業、三菱商事の三菱財閥御三家だったと聞くが
3回目となるとどうなるんだろうか?
トップの責任と言えば良いのか
脈々続く社風と言う事なのか
リコール隠し問題が発覚した直後の2004年の社内調査の結果
「組織がたこつぼ化していて横串が通ってない」
「人事異動が少ないから不正が防げない」
「上を見て発言を控える習慣が染みついている」
「2度目の失敗を防ぐ教育の仕組みが」
等々
これだけ切実な声が社員から上がっているにも関わらず、継続的な改善に結び付ける事が出来ないのはどういうことか?
超一流企業としてはあまりにお粗末・・・
数々企業の業績を回復させたカルロスゴーン氏の言葉がやはり響く
「文化や風土を改革する必要な施策、答えは社外にはなく、社員一人ひとりの中に存在する。それを探り当て、方向付けするのが理想の姿」
私が親父から引き継いだ三輪塗装の文化、社風は
「嘘のない仕事」
正義を持って、誠実な仕事、まじめ
その為には兎にも角にも、先ず当たり前の事が当たり前に出来る人材の育成
塗装の技術、仕事の知識、受注トーク・・・
そんなものは「お天道様が見てるよ」がわかる人間なら、訳無く習得出来ること。
目指す社風を作るのは一朝一夕にしてならず
今日も頑張ります。