塗装工事業者が言う保証って本当に信用出来るのか?
2016年5月13日(金)
2016年5月13日(金)
塗装工事を請け負わせて頂いた場合、保証書を発行するしないにせよ、自社責任として不具合には対処をするのが当然と思います。
7年保証をさせて頂いたとすると、7年間は何があっても会社を存続させ、その責務を全うする必要があります。
昨年は1号目となる新築住宅を元請施工させて頂きましたが、瑕疵保証の範疇であれば10年の保証ですが、実際にはお施主様が住まわれている以上、ずっと有償無償はあるとは言え、メンテナンスを担当する責任があると思います。
責任を持ってメンテナンスさせて頂くには、会社が安定して存続していることが絶対条件となるわけですが、安定して存続するってとてつもなく大変な事なんです。
下記の数字をご覧ください
設立から、5年後の会社の残存率は70%~80%
10年残る企業は51.6%
20年続く企業は27.5%
30年続く企業は17.6%
40年続く企業は10.6%
50年続く企業は6.8%
60年続く企業は4.4%
90年続く企業は1.1%
様々な見方、データがあるもの会社を継続するとは実に大変なこと。
ましてや健全な状態でとなると本当にスゴイ事。稀と言う事になります。
長年健全な状態で経営している会社にはそれ相応の訳があると思いますが、誠実施工が地元で認められていると言うことではないでしょうか。
あと長年経営するために必要なもの、それは後継者・仲間です。
後継者は社員の中から育てるか、息子らに任せるかはともかくとして2代目、3代目と継承する事が必要になります。
すべての仕事は提供する商品・サービスがお客様から求められている以上継続することが原則だと思います。
三輪塗装は「めざせ100年企業へ」を掲げました。
こちらをご参照ください
↓
https://www.p-miwa.co.jp/greeting_column
仲間とは社員、関係協力業者です。
万一私が、担当者がいなくなっても、お客様へのサービスが停止また滞らない体制です。
こだわり仕事として現地調査、見積もり、管理、集金、経理等々すべてをこなす経営者様も見えますが、一長一短と思います。
すべてに目が届く反面、入院でもしたらすべて停止ですから。
そんな危機意識からも弊社には、複数名の担当者が存在します。
まだまだ万全とは言えませんが、現段階でもサービスが停止する、滞ると言うことはよほどありません。
それともう一つ。
年間120棟以上工事させて頂いている一戸建て住宅の外壁屋根塗装においてはフランチャイズに加盟し、そのサービスとして、もし弊社が倒産しても本部がお役様のフォローを継続する仕組みもできています。
と言うことで、安心して保証が継続される訳でございます。
「○年保証します!」と安易に営業トークとして使われていますが、実質的に長年保証できる会社とはそんなに存在しないのではないかと思います。
保証書は「書」紙切れを言うのではありません。