関市から1時間半 馬籠妻籠9kmお気軽ウォーキング
2016年5月23日(月)
2016年5月23日(月)
関市から1時間半 馬籠妻籠9kmお気軽ウォーキング
中山道六十九次の岐阜県と長野県境にある馬籠宿~妻籠宿間
少し歴史と役割について学びましょう!
◆中山道は五街道のうちの1つ
1601年に徳川家康が全国支配のために江戸と各地を結ぶ5つの街道を整備し始め、1604年に四代将軍綱家の代になって基幹街道に定められた。
整備として一里ごとに一里塚を設けたほか、一定間隔ごとに宿場を用意した。
東海道、日光街道(日光道中)、奥州街道(奥州道中)
中山道、甲州街道(甲州道中)の順に整備された。
◆宿場である馬籠宿、妻籠宿は六十九ある宿場のうちの2つ
宿場の役割
- 問屋場- 人馬の継立、助郷賦課等の業務を行った。
- 本陣- 武士や公家用が宿泊・休憩をした。商業的な宿泊施設ではなく、その地の有力旧家の邸宅が本陣として指定される事が多かった。
- 脇本陣- 本陣に次ぐ武士や公家の宿泊施設だが、空いている時は一般旅行者も泊めた。
- 旅籠- 一般旅行者用の食事付き宿泊施設。
- 木賃宿- 一般旅行者用の自炊宿泊施設。
- 茶屋- 旅人向けの休憩場で、お茶、一膳飯、お酒などを売っている店。
- 商店- 旅人向けに商いをする店。
- 高礼場- 幕府からの禁制や通達事項などを標した高札を掲げた場所。
- 枡形 – 宿場の両端の街道をクランク状に曲げた場所。もともとは有事の際に敵を迎え撃つための設備である。
- 木戸- 宿場の端(付見附付近)に設けられ、木戸と木戸の間(見附と見附の間)が宿場町とされた。木戸の他に常夜灯が設置されている場合もあった。また殆どの場合、夜間は防犯等の目的で閉鎖されていた。
それでは馬籠妻籠9kmお気軽ウォーキングについてご紹介します!
関市を9時チョイに出発し、馬籠宿を目指します
東海環状線~中央道中津川ICを降りて~R19で約1時間半で到着
馬籠宿には無料の駐車場があります。(多少点在してますが探せばあると思います)
今回は馬籠に車をおいて、バスで妻籠まで行って歩いて帰ってくるコースです。
約9km ぼちぼち歩きで3時間ほどです。
妻籠からは全体9kmのうち6kmが登り坂になり、ラスト3kmが下りとなります。
道は整備されていますし、キツイ坂もありませんので、ボチボチ歩きならば、幅広い年齢層の方が楽しめると思います。
馬籠~妻籠間 バスは600円/1名で峠をゆっくり上がって下って約20分ほどで到着します
妻籠バス停 到着
すぐ妻籠宿への案内があります
11:30位の到着でしたので、ハイキング前に腹ごしらえ
長野県と言えば蕎麦!五平餅とのセットで1.000円は安い!
味も抜群でした!
ナスおやきもおいしかった~
宿場町の風景
多少はリフォームしているのでしょうが、歴史を感じる建物・町並みです。
雰囲気あります
外国人、特に欧米人が多いような印象でしたが、自分らで言うとイタリアの古い町並みにのように見えるのか・・・
ひのき笠 長野県指定伝統工芸品
おばあちゃんの口車に見事に乗せられて購入 2700円なり
(草刈りの時にかぶれば良いかと・・・)
似合うかどうかはさておき・・・確かに涼しそうではある(笑)
その後の同じような商品があったが、なんと1100円・・・
見た目はニスが塗ってあり、ピカピカでなんとも雰囲気がないって言うか
多分中国製だと思います・・・たぶん。
かなり???なデザイン・柄の服が並ぶ店!?
妻籠宿と馬籠宿の道中は山森70%、普通の道路20%という感じです。
山林部の多くも、本来の中山道ではないと思います。たぶん
石畳もどことなし昔のものじゃないような・・・
このでかい木は、確か~「さわら」
何カ所かにあった鐘!
さあ何の為のでしょうか??
正解は
↓
↓
熊よけの鐘です。
貸し出し用の、身につける鈴タイプもあるとのことですが、
出るんですね~
今日のハイキングレベルの私たちには森林効果
昔の旅人にはまさに疲れを癒や空間だったんだろうと思います。
男滝女滝
こっちが男滝
↓
こっち女滝
↓
中山道と言えば石畳
十返舎一九の歌碑まで来たらもう少しです。
到着!
ぷらぷらマイペースで来ましたが、それなりに疲労感もあり、何か冷たいモノでも!
恵那山を眺めながらパフェを頂きました。
島崎藤村の記念館があったり、
江戸の宿場街の反映と文豪たちのどこか知的な雰囲気のある街「馬籠」
妻籠行き10時50分のバスに乗り、妻籠で蕎麦を食べて
ぷらぷらと馬籠までハイキングして15:30到着
合計4時間の気軽な時間でした。