グローバル企業 関西ペイント
2016年12月7日(水)
2016年12月7日(水)
日本の塗料メーカーランキング
1. 関西ペイント 3204億円
2. 日本ペイント 2605億円
3. SK化研 948億円
4. 中国塗料 909億円
5. 大日本塗料 726億円
6. 日本特殊塗料 393億円
8. ロックペイント 237億円
9. 菊水化学工業 212億円(下地から仕上げ剤まで)
10. トウペ 151億円
世界の塗料メーカーランキング
1. Akzo Nobel(オランダ)1兆3300億円
2. PPG(アメリカ)1兆2800億円
3. Henkel(ドイツ)1兆1170億円
4. Sherwin-Williams(アメリカ)9340億円
5. Axalta(アメリカ)4300億円
6. RPM(アメリカ)4100億円
6. Valspar(アメリカ)4100億円
8. BASF(ドイツ)3950億円
9. 関西ペイント(日本)3204億円
10. Sika(スイス)3120億円
11. 日本ペイント(日本) 2605億円
このデータは2015年になります。
売上は各会社の総売上げになります。
メーカーの作る塗料は非常に多岐にわたっています。
一戸建ての屋根・外壁から自動車、船、機械、ビル、鉄塔等々、これら全てが含まれます。
1位関西ペイント、2位 日本ペイントは3位以下を売上においては圧倒していますが、その要因は自動車産業に深く関わっている事からです。
3位のエスケー化研は1位の1/3ほどの売上ですが建設業界に絞ると、シェア50%以上を獲得する強者です。
因みに4位の中国塗料は船舶塗料では圧倒的な1位です
さて自動車業界に牽引され大きくなった関西ペイント、日本ペイントは今国内需要の低迷により世界に目を向けグローバル企業としての加速しています!
関西ペイントは現社長の石野社長になってから、どんどん世界の企業を買収し拡大を進めていますが、戦略的に興味深いのが、既にある先進国の市場に参入しないところ。
アフリカ、中東諸国
なぜそこ???
答えは
「世界的な大手企業がまだ未開拓な市場」ってこと。
例えば中国。成長著しいこの国には既に競合がひしめき合い価格競争は必至
関西ペイントが大きいと言っても世界トップとの差は4倍以上
ガチで行って戦える相手ではありません。
経営において最も有利なのは敵がいないところで商売すること
戦わないこと
グローバル化著しい日本の企業の中においても関西ペイントはひと味違う
1歩2歩先を行っているようです。
石野社長 すごいかも!? いや間違い無くスゴイよ!
特に関西ペイントのファンでもヘビーユーザーでもありませんが応援したくなります。