鳥インフルエンザの感染、過去最多に!
2016年12月17日(土)
2016年12月17日(土)
鳥インフルエンザの感染が、過去最多になったことがわかりました。
国内で感染が広がっている鳥インフルエンザをめぐって、環境省は、今月8日に水戸市で保護されたコブハクチョウなどが確定検査の結果、高病原性の鳥インフルエンザに感染していたと発表しました。これで、11月以降に、国内で確認された高病原性の鳥インフルエンザの感染は64件に上り、過去最多だった2010年から2011年のシーズンの62件を上回りました。
環境省は、すでに、国内の警戒レベルを最も高い「3」に引き上げていますが、新たに、全国の都道府県に対して、監視の強化と情報の迅速な共有を求めました。環境省は、過去に最も感染が広がった2010年から2011年のシーズンでは感染のピークは2月だったことから、今後、さらなる警戒が必要だとしています。
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以上 NET記事から転載
お付き合いのある地元の養鶏会社様より
「鳥インフルエンザに聞く塗料があるそうですね どんな感じ?」と。
上記記事から多いに懸念されていると言う事です。
正直恐怖だと・・・
鳥インフルエンザが発生すると、鳥の殺処分と周辺一帯の消毒が行われますが、その消毒薬には消石灰というものが主に使用されています。
あの白い粉のことです。
なぜ消石灰なのか?
鳥インフルエンザはエンベロープ(一部のウイルスに見られる膜状の構造のこと)を持つウイルスで、この手のウイルスはエンベロープが無くなる(破壊される)と活性出来なくなります。
エンベロープは脂質ですので脂質を溶解するものであればウィルスは死滅します。
それがアルコール、洗剤、消石灰などになりますが、消石灰が最も安価であるのと、消石灰は蒸発しないためアルコールよりかなり持続性があるので噴霧に使用されているとの事。
そこで!
塗料の中に消石灰を主成分としたものがございます。
この塗料で鳥インフルエンザを死滅させる事は出来ないか?また予防できないか?
そう考える訳です。
Q:消石灰塗料(液体の状態)を散布してウィルスを死滅させることが出来るか
A:実際にあのテレビ映像のような大量に消石灰塗料を散布を行うと、とてつもないコスト高になってしまいます。たぶん100倍以上かかるでしょう。
もちろん塗料であるので液体であり(消毒用消石灰は粉体)、散布したとすると、塗料飛散事故(車や建物が白くなってしまい、後に落ちない)にもなりかねません。
だから散布はNG
Q:消石灰塗装(塗膜の状態)で死滅・予防することが出来るか?
A:壁、天井、その他に塗る、塗装して塗膜になります。
その壁等の塗装面に付着したウィルスはたぶん死滅します(死滅するものもある)。
しかし浮遊しているもの、鳥の体内にあるモノ、また糞に混じったモノを死滅させることは不可能です。直接接触しないと死滅はしません。
だからNG
っと言う事で今のところ、大きな効果は保証しかねますが、幾分かの効果は期待出来るモノかと思います。
(以上は関西ペイント 営業のコメントに基づいて記してあります)
今回ご紹介した消石灰が主成分の塗料とは
関西ペイント アレスシックイ
自然素材として古くから用いられてきた漆喰本来の良さを見直し、風合いを損なうことなく優れた機能を最大限に引き出した安心・安全の自然派塗材です
http://www.kansai.co.jp/shikkui/index.html
◆効果
消臭機能
揮発性有機化合物(VOC)の吸着分解
抗菌機能
防火認定材料
結露抑制機能
二酸化炭素吸着機能
鳥インフルエンザウィルスに関して絶大な効果は期待出来ないにせよ、室内塗料として非常に素晴らしい効果が期待できる塗料であることに待ちがいありません。