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三輪 雄彦
塗装業界の若きホープが語る”三輪塗装”の魅力とは。普段は多く語られない会社への想いを特別インタビュー!
2020年10月8日(木)

入社して9ヶ月のタイキ!

志、学び意識、半端ない奴なんです

ホントに!

そんなタイキのインタビュー企画を慣行

 

インタビュアーはお付き合いのあるウェブ会社の齋藤さんにお願いしました。

何卒20歳の職人の話を聞いてやって下さい!!

 

職人見習いだった青年が入社後9ヶ月間で学んだこと

齋藤:早速なんですが、今どんなお仕事をされているか教えていただけますか?

藤井さん:住宅や工場の塗り替えがメインですね。

二つの現場を二つのチームに分かれて作業しています。

齋藤:一つの現場は何名ほどで担当されているんですか?

藤井さん:一現場あたり二名の塗装職人で塗っていて、社長が両現場を行き来して見てくれています

あとはコーキング屋さんっていう、関係会社の方も現場にいますね。

齋藤:一つの現場にどれくらいお時間かかるんですか?

藤井さん:雨とかがなければだいたい2週間くらいですかね。

1個前の現場は15日間くらいで終わりました。

雨の日は以前の現場を手直ししたりとか、「壁を洗ってほしい」っていうお客様のお宅へ伺ったりしています。

齋藤:入社して9ヶ月目ということですが、最初の頃はどんな風にお仕事を覚えるんですか?

藤井さん:とりあえず何をしているのかをひたすら見とった感じです。

僕は積極的に「やらせてください!!」っていく人じゃなかったけど、2週間くらいで塗る作業をやらせてもらっとったんじゃないかなぁ。

壁を塗るのって、一見ローラーを転がしてるだけに見えるけど、そんな単純なものではなくて。

最初は「とりあえず色が変わればいいよ」って教えてもらいました

齋藤:ローラーを使って塗ることがほとんどなんですか?

藤井さん:そうですね、ほぼローラーで、細かいところはハケですね。

あとは塗料を霧状にして吹き付ける霧吹きのような道具を使ったり、コンプレッサーを使って空気圧で塗装していくこともあります。

齋藤:コンプレッサー… だんだん難しくなってきました…!(笑)

藤井さん:そんな難しい機械じゃないっすよ!(笑)

今は材料にも”塗っただけだと効果を発揮しないもの”もあって、塗る厚さが重要になってきたので、ローラー以外の道具も使うことがあるんです。

同じ作業の繰り返し。そんな日々から抜け出して選んだ道は

齋藤:何に惹かれて三輪塗装様で働くことを選んだのでしょうか?

藤井さん:前職は製造業で、毎日同じことを繰り返してました。

違う製品を扱うことはあるけどやっとることは同じで、つまらないっていうか…

真面目にやっても上の人にはガヤガヤ言われるし、この仕事向いてないなって感じて転職を決めました。

元々運動部で動くのが好きだったし、小学生の頃から外の仕事がやりたいと思っとったんです。

そんな時に、就職前に高校の先生に言われた「三輪塗装っていう会社があるけど」っていう言葉を思い出して。

当時は親の意見もあったりであんまり頭になかったんですけど、前職を辞めるって決めてから、改めてHPを見たり高校の先生にもう一度相談してみたりして三輪塗装に決めました。

齋藤:実際入社してみて「思ってたのと違うなぁ」というギャップはありましたか?

藤井さん:んー、、、マイナスなことはないですが、プラスのことなら!

最初は職人として入らせてもらっとったんですけど、色々学んだら施工管理の方に行きたいと思うようになって

今いろんな人に教えてもらいながら施工管理になるための勉強をしています。

齋藤:施工管理になりたいと思ったきっかけはあるんですか?

藤井さん:他の人の仕事を見とって「僕ならもう少しうまく進められるんじゃない?」って思う場面が何度かあって。

齋藤:おー!それは周りの方も期待しているかもしれませんね…!

藤井さん:わかんないですけど、少しはあるかもしれないですね(笑)

前職は何をやっても叱られる環境だったから、期待して応援してもらえるような環境にいられるのが純粋に嬉しいです。

「うまくなりたいのは何で?」って聞かれたら、絶対こう答える

齋藤:藤井さんが仕事を頑張れるモチベーションってどんなところにあるんですか?

藤井さん:とりあえず「うまくなりたい」かな。

あとは、、、ってこれ、ガチで答えていいんですよね?(笑)

齋藤:どうぞどうぞ!(笑)

藤井さん:高校の先生の友達が三輪社長っていう繋がりで三輪塗装に入らせてもらって、今では僕もだんだん仕事がわかるようになってきて。

自分のできることが増えるにつれ「貢献したいな」って気持ちは強くなってます。

齋藤:わぁぁ、、三輪社長に生でこの言葉を聞いてほしかったです…!

仕事をする中で「これだからこの仕事はやめられないな!」って思う瞬間ってありますか?

藤井さん:終わったあとのお客さんの笑顔ですね。これはもう本当に、毎回思います

塗装工事って額が大きいじゃないですか。

だからこっちも失敗できないってこともあるけど、何より、よりいいものを追求しないとお客さんの笑顔が見れないんすよ。

だから「自分がうまくなるのはなんで?」って聞かれたら、「お客さんの笑顔を見るため」って即答できます。

齋藤:こういう話、一生聞いていたいです…。たまりませんね。

中でも印象的なお客様のエピソードがあれば伺いたいです!

藤井さん:ちょうど1個前の現場のお客さんだったんですけど、1日1日やっていく中で「今日もありがとうございます」とか「綺麗になってきてるね」とかって、毎日声をかけてくれる方がおって。

終わったあとの笑顔も嬉しいけど、作業中のあったかい言葉とかも、頑張ろうって思える源ですね。

社長からの「焼肉行こうか?」は、誰かに嬉しいことがあった日の定番文句

齋藤:三輪社長ってどんな方ですか?

藤井さん:裏がないっすね。

とにかく仕事に熱心で、自分がこうしたいって思ったことは絶対曲げないというか。

周りが辞めておいた方がいいっていう意見でも、やりたいってことは貫きますね。

悪く言えば自己中心的かも(笑)

あとは、結構気にかけてくれます。

嬉しいことがあったら「焼肉行こうか?」とか誘ってくれたり。

齋藤:焼肉いいなぁ!(笑) その時は他の方も一緒に行かれるんですか?

藤井さん:もうみんなですよ。

基本焼肉とかに行く日は全員で行くんで(笑)

齋藤:仕事上よく関わるのはどんな方たちですか?

藤井さん:パートさん以外はほぼ全員関わりますね。

職人は僕の1個下に一人おるのと、あとは40代50代の方がほとんどです。

齋藤:念のためのご確認なのですが、怖い職人さんがいたりはしないですか…?

藤井さん:全然怖くないっすよ(笑)

幹部の方たちには相談とか悩みごとをよく聞いてもらいます。

聞いてもらうというか、よく話しかけてくれるので気付いたら相談乗ってもらっとるみたいな。

職人さんは優しい70代のおじいちゃんが二人おって、一番近い人も40代とか。

年齢の差は結構あるけど、みんながみんな仲良くて、高め合える関係がいいなと思います。

齋藤:「この人見てると頑張ろうって思えるんだよなぁ」っていう、モチベーションを高めてくれる人って社内にいますか?

藤井さん:めっちゃおるっすよ。

住宅も工場もって色んなことやっとる人を見とると、そんだけの知識があったらかっこいいよなぁって思ったり。

GWとかお盆とかも休みなしでやっている人もすごいと思うし、営業で仕事が取れる人もすごいっす。

僕もゆくゆくは誰かの下につくよりは、組織を動かしたいって思っとるので、佳彦(よしひこ)さんみたいな”人を動かせる力”を持っとる人はすごいなって思います。

「たとえ給与が低くても三輪塗装にいる」彼にそこまで言わしめる理由は?

齋藤:総じて会社の好きなところをまとめるとどんなところですか?

藤井さん:まず、人柄がいい

あとは資料とかPCとか、学べる環境が整っていること。

5時が定時なんですが、5時以降にちょっと残って勉強したりしてるんです。

給与がいいからって入ってくる人が多いけど、僕は違うんですよ。

嫌な仕事やってたくさんもらうより、少ない給与でも好きな仕事できた方がいいと思っとるんで。

齋藤:三輪社長に生で聞いてほしかった…(本日2回目)

そう思いながらできる仕事の方が絶対いいですよね。

藤井さん:僕多分レアですよ!(笑)

やりたいことやってお金もらっとるんで最高です。

給与が低くても三輪塗装にいるぞと思ってますけどね。

齋藤:ないかもしれませんが、会社のここが変わったらいいのに、というポイントはありますか?

藤井さん:全然あるっすよ(笑)

社長にはもっと働き方を見返してほしいです。

例えば雨でやることがないときに無駄な時間を過ごす日があったり。

そんなダラダラ働く時間があったら僕は勉強したいんですよ!

あとはたまに営業の人に「この時間どこで何して過ごしとったの?」って思うことがあるから、位置情報とか把握できたらいいなと思います。

やることやって終わらせられるならいいけど、塗装は早くやればやるほど雑になるから、その分工程をちゃんと大事にしないと

変えてかんとやってけんから。

必要なのは◯◯心。三輪塗装に来て仕事を楽しめるのはこんな人!

齋藤:これから入ってくる仲間はどんな方だと嬉しいですか?

藤井さん:ライバルじゃないけど、「あいつには負けたくないな」って思えるような人ですかね。

この仕事って特に人のために直接的に働く業種だから「誰かのためにって気持ちでは頑張れない」って人は向いてないと思います。

あとは幹部の方がよくしゃべりかけてくれるので、無口で誰にも話しかけられなくないっていう人も厳しいかも(笑)

「この仕事やってて楽しい」とか「この人たちとやるの楽しい」って思える人に入ってきてほしいです。

齋藤:どんな人なら楽しめると思いますか?

藤井さん:誰かのために働きたい人の役に立ちたいっていう人と、体を動かす仕事がしたいっていう人

まだ壁も塗れないような入りたての状態でも、見てるだけで人の役に立っているのを実感できる仕事です。

お客さんの笑顔は絶対に見れるので。

齋藤:工事のお仕事は色々あると思うんですが、中でも”塗装工事”に向いているのはどんな人だと思いますか?

藤井さん:「家をつくる」とかだったら建築士になりたいっていう考えになると思うんで、「何かをつくりたい系」の人は違うかなぁ。

塗装の楽しさは、自分の手で直接やって、いろんな塗料を触って違いを見たり、細かい変化を感じられることだと思うんです。

気付けない人は気付かないような小さな変化を味わうのが楽しいというか。

だから探求心がある人は向いとるんじゃないですかね。

石井さんっていう職人さんは壁を見ただけで「これは◯◯を塗っとるな」とかが分かるんですよ。かっこいいっすよね。

齋藤:塗装の奥深さに感動しています…。

最後に、転職前の自分に一言伝えるとしたら?

藤井さん:もう、やりたいことやった方がいいよ!!ですかね(笑)

齋藤:(拍手)…もう最高です!

こんな熱いお話が聞けて、幸せな1時間でした。

貴重なお時間、ありがとうございました!!

あとがき

だんだんとお話が弾んでいく中で、藤井さんの三輪社長や会社への熱い気持ちがこぼれてくるようになって、何度か目頭が熱くなりました。

「お客様の笑顔が見たい」というシンプルだけど強い想いが言葉の節々から伝わってきて、こんな想いで仕事をしてくれる職人さんがいる関市のお客様も、こんな社員を持った三輪社長も幸せだなぁとしみじみ感じました。

三輪塗装の皆さまが晩酌の肴にできるような、素敵な記事ができたのではないかと思っています!

藤井さん、心が揺さぶられるような熱いお話を聞かせていただきありがとうございました!