2025年10月31日(金)
会社見学・訪問の意義
昨日、大分より佐藤塗工さまが来社されたことを受け、
会社見学・訪問の意義を考えました。
会社の中にずっといて、外にでないとどうしても見えなくなることがあります。
それを穴熊社長と言います。
外の世界を見ることはとても大切です。
会社見学は、まさに “気づき” と “学び” の場だと思います。
私自身、社長になる少し前、20年以上前からいろんな会社を訪問を繰り返してきました。
現場の工夫や社員さんの表情、雰囲気など、行くたびに刺激を受け、
人間関係が深くなるともっと重要な仕組みや経営のコツまで
様々なことを学ぶことができます。
スポンジのようにどんどん吸収していくと
「三輪塗装ももっともっと良くしていける」と感じ、勇気が湧いてくるんです。
そして帰社したら3日以内に何か1つ、実践することを自らに課していました。
経費を使っていくのですから、当たり前と言えば当たり前の行動だと思っていました。
その経験が今の三輪塗装を形づくる大きな財産になっているのは確実です。
しかしながら、昔は出張から帰ると “また社長が何かやりだしたぞ”
なんて社員さんに怪訝そうな顔をされていたこともありましたね(笑)
でも、会社が成長し続けるためには、変化が必要で、どう思われようと推し進めてきました。
同じことを続けているだけでは、時代の変化に取り残されてしまいます。
常にモーレツな危機感の中で経営しておりますので、そうせざるを得ないというのが現状でもありましたね。
社員の皆さんはきっと、今のやり方に安心感があると思います。
結果が出ている人は特にそうでしょう。
今までのやり方を継続する!それはけっして悪いことではありません。
けれど、時代やお客様のニーズ、あり方、価値観が常に変わっていく中で、
私たちも一緒に変化していく必要があります。
世の中知らないうちに変化して、自分だけが取り残されているなんてことにならないようにせねば。
茹でカエルってやつですね
社長だけが学ぶと、やはり押しつけになってしまいます。
その過去の反省から、みんなで学びことを進めているわけです。
自分で見て感じれば自分事として行動することができるはずです。
みんなで気づき、少しずつでも良い会社にしていくんです!
過去の三輪塗装においては私の「巻き込み力」が足らなかったと感じます。
社員を巻き込むために会社見学をここ最近一層活発化しているところです。
先だっては愛知県の同業の親友からお声掛けを頂き
環境整備に関する勉強会の仲間に入れて頂きました。
今後継続して行われるとのことですが、社員主導でどんどん変化していってほしいと思います。
これからも、私自身も学びを続けますし、
皆さんにもいろんな会社・人・現場に触れてほしいと思います。
きっとその一つひとつが、未来の三輪塗装をつくっていく力になるはずです。







