2022年5月10日(火)
『形骸化』=中身のない形だけのものになってしまうこと。
4月23日、
北海道の知床半島沖合で乗客・乗員26人を乗せた観光船「カズワン」が沈没し
5月10日現在でもまだ多くの行方不明がお見えと言う状況です。
この事故は観光船会社の安全管理や社内体制、経営者の質が問われており
連日のニュースで衆目が集められているこになっておりますが、
私たち建設業においてはこの事故はとても「対岸の火事」とは思うことができません。
なぜならば、建設業界も事故が起こる可能性がある業界であり
気をつけても気をつけても、その可能性は「0」にならないからです。
新聞記事の中に『形骸化』という言葉あります。
『形骸化』=中身のない形だけのものになってしまうこと。
安全はこの意味するところとの戦いだと思います。
しばらく何もないと慣れて横着や怠慢になってついつい・・・
安全を進めると設備・教育とコスト高になりますが、
私たちは命の尊さを考え続け実行あるのみだと思います。