2019年1月19日(土)
いつかは事業承継・・・
高齢化が止まらない日本。
経営者の高齢化にも歯止めが利かず、経営者の中心年齢は2015年に66歳となり、20年で19歳も上がったそうです。
20年・・・そうこのデフレ不況の間にこんなことに・・・
社長の引退年齢に関する興味深い調査がある
中小企業経営者の希望引退年齢が平均64.5歳。
平均引退年齢は67.7歳。
つまり、平均引退年齢は経営者の中心年齢や引退希望年齢を上回っており、
社長は引退したくとも、簡単には引退できない状況ということ。
経営者であれば、誰もに訪れる事業承継です。
しかし理想的な事業承継を実現できている方は少なく、
いかに社長の「自然なリタイア」が難しいかがわかります。
帝国データバンクの調べの「事業承継に関する企業の意識調査」では、事業承継で苦労した(している)こととして、
「後継者育成」(61.9%)、
「従業員の理解」(33.3%)に次いで
「事業の将来性・魅力」(30.7%)が挙げられたそうです。
中小弱小企業の承継は本当に難しい。
私達クラスなんてもう大変・・・
・そもそも社長ワンマン会社が多く、対象となる社員がいない。
育てるにも長い年月と費用も必要。
・子供がいない、女子しかいないとなると更に難しくなる
幸い三輪塗装には2人の男子がいる。
今いる若者と一緒にちゃんと育てる事ができれば100年企業も見えてくるかもしれない。
それができたら私の人生を掛けて行っている仕事の大半は完了する。
目標は自身63歳。あと12年ほど。
日本では1年で9万社以上が起業し、ほぼ同じ数だけ廃業しています。
廃業率は「5.7%」で全会社の20分の1は、毎年入れ替わっている計算になります。
基本的には業績不振と言う事になるでしょうが、
実は49%は黒字での廃業なんだそうです。
諸処の問題があるにせよもったい無いって話しです。
そして廃業には大きなリスクが伴います。
・資産(土地、社屋、機械など)が売れない
・借金の精算ができない
・従業員が路頭に迷わす など
経営とはまさに進む退くも地獄・・・
いやそうならないようにしっかりやらねば!
今年52歳、これからの数年はその後の長きに大きな意味を持つような気がしてなりません。