2017年12月12日(火)
深刻化している労働者不足への対策
昨今深刻化している労働者不足。
建設業界も職人不足による工事の遅延や、施工が出来ない事に倒産も・・・
但し今現在、深刻化しているのは日本全国、全ての会社、全ての業界という訳ではないとは思います。
オリンピックによる好景気の恩恵も主に東京圏集中ですし、
好調な大企業(製造業)もそれ相応のお付き合いのある会社に限りますし・・・
地方での不足感はそれほどではないのではと思います。
建設業の人出不足を補う方法はいろいろあると思います。
1.効率化を図り、今までの人数で量をこなすようにする。
2.外国人技能実習制度を活用する。
3.会社の魅力を伝え協力会社を増やし協力体制を強化する。
4.業界の魅力を伝え他業界から引き抜く(あまり現実的ではない) 等々
弊社は元段階で職人不足による施工力低下に関してはそれほど深刻な問題ではありません。
なぜなら手を打ってきましたから。
数年前より施工体制は確実に強化されました。
協力業社さんに選んでいただける会社づくりに取り組んでまいりましたから!
上記の3.ですね。
沢山の職人さんの力を借りる事が出来ています。
それでも不足しているのは間違いないし、今後加速していく事でしょう。
但し施工管理者、営業は完全に不足していますが・・・
多くの経営者が注目しているのはやはり2.外国人技能実習制度を活用する。ですね。
知り合いの方も既に多くが採用して見えます。
但しいろんな問題もようですね
↓ 参照
外国人実習生(基本3年だけ日本に滞在出来る制度)の受け入れで最も重要な事!
・外国人実習生の昇給試験の技術検定員をやっていて、
・上手く言っている数名の知り合いの社長の話を伺って、
・また同業で受け入れて逆に足枷になってしまっている社長の話を伺って感じたこと。
外国人を単なる低賃金労働者として見ないこと。
人として愛情をもって、家族のように接すること。
これが出来ない経営者が受け入れると言う事は奴隷制度でしかないですよ!
(写真は公務として行っている外国人実習生の昇給試験の技術検定の模様)