失敗しない外壁塗装の見積もりの取り方
2023年4月21日(金)
2023年4月21日(金)
営業の三室です。
今回のテーマは「失敗しない外壁塗装の見積もりの取り方」です。
外壁塗装の際には、必ず見積書をとります。
しかし、どこに頼めばいいのか、どんな見積もりが正しいのか、
と悩まれる方は多いのではないかと思います。
そこで、見積依頼する際のポイントを6個紹介します。
①見積の数字が材工分離で記載されているか
「材工分離」とは、材料代と施工費が別々に計上されている、ということです。
もし、材料代と施工費が別々になっていない場合、それは業者としては誤魔化しやすい見積もりとなります。
しかし、そこをあえて皆さんにわかりやすいように材工分離にして見積書を作成するという業者が信用できるのではないでしょうか。
②メーカーと塗料名が記載されているか
例えば「シリコン塗料」といっても数千円~数万円の開きがあります。
つまり、「シリコン塗料」と記載されているだけでは、どのグレードの塗料なのか判断ができないのです。
そのため、どのメーカーの何という塗料を何回塗るのかまで記載されていることが重要です。
③付帯部は一式ではなく具体的な項目で記載されているか
付帯部とは、雨樋・破風板・鼻隠し板・水切り・雨戸などのことです。
例えば、「付帯部一式10万円」というものと
「雨樋50m 2万円
雨戸20㎡ 5万円
水切り60m 3万円」というもの
どちらが信頼できるでしょうか?
できる限り面積やメーター数を記載して、根拠ある見積もりにすることが重要です。
④劣化診断書があるか
劣化診断書とはお家の劣化状況がまとめられた資料のことです。
「これは〇〇の痛みだから〇〇という下地処理を行い〇〇の塗料を使う」
といった具合に劣化状況と使用する塗料は必ず連動しているものです。
つまり、劣化診断書と見積書はセットで初めて意味のあるものになるのです。
⑤立面図・平面図を業者に渡しているか
もし、複数の業者に図面を渡さず見積依頼をすると、面積の相違が大きくなります。
そうすると、金額にも大きな差ができてしまいます。
やはり、少しでも面積の相違を少なくして見積もりを正確にするには、図面が必要と言えるでしょう。
⑥見積依頼は2社程度
色々な業者を見るために5~10社も見積依頼をする方も、中にはいらっしゃると思います。
しかし、それはおススメできません。
なぜなら、結局どの業者に頼めばいいのか混乱することになってしまうからです。
そのため、見積り依頼は2社程度が良いのではないでしょうか。
ではその2社とは?
1.家を建ててくれたハウスメーカー
2.地元で実績・信頼のある業者
以上の2つで比べてみるのが良いのではないかと思います。
これら6個のポイントを意識して見積を取ってみてください。