ガスケット?
2024年5月28日(火)
こんにちは営業の清水です。
日本の住宅の外壁材で約80%も使われているのは窯業系サイディングです。
そのサイディングのメンテナンスで非常に重要なのは外壁の繋目の目地にあるシーリングですが、
ハウスメーカーでは、ガスケットと呼ばれる物が施工されています。
シーリングは新築時は外壁の後に施工されむき出しの状態の為、10年くらい経つと紫外線による劣化により硬化してひび割れや
脱落といった劣化がおきます。そのため塗装工事の際に目地のシーリングに関しては、
既存のシーリングを撤去し新たにシーリングを充填する「打ち替え」工事を行います。
対してガスケットはゴム状のパッキンでゴムの反発力により外壁材とガスケットを密着させることで防水性を発揮します。
そしてガスケットは丈夫で寿命は約30年と言われています。
その為ガスケットが外れたりしていなければ、そのまま塗装します。
ただ塗装の際には注意が必要で専用の下塗りを使用し塗装しないと、
可塑剤がでてべたべたしたり、ブリードしたりといった問題が起きてしまいます。
塗装される際は、もし説明がなければガスケットの上はどうやって塗装するのか確認するのも大事かなと思います。