岐阜県関市志津野 棟瓦積直し工事 S様邸
2017年6月9日(金)
こんにちわ。
天気の良い日が続いていますが、
平和ボケせず入梅に備えてしっかりとメンテナンスをしていきます。
関市志津野にて、棟瓦の積直し工事が完了いたしました。
工事前状況です。
漆喰の剥がれ、葺き土の流出が発生しています。
こういった状況ですと、棟の内部へ水が入っており、漏水の原因にもなります。
粘土質の葺き土がしっかりと固まっている箇所は正常な状態です。
水が入っている箇所ですと、このように砂状へ変化します。
晴れの日が続いていましたが、内部の土が湿っています。
棟と葺き土を撤去し、すべて南蛮漆喰で施工をしていきます。
南蛮漆喰は水に強く、長持ちします。
棟瓦を固定し、積んでいきます。
完成しました!
何年もつのか楽しみな仕上がりです!
伝統的な工法にも魅力はありますが、耐久性を求めるなら現代の工法に軍配が上がりそうです。