屋根の素材説明
2017年11月26日(日)
皆さんこんにちは。
もう今年もあと1ヶ月ちょいで終わりですね。今年はどんな年になりましたか?来年の目標もそろそろ決めていきたいですね。
気温もかなり下がってきたので体調管理に気をつけていきたいですね。
さて、余談はこの辺にして本題に入っていきたいと思います。
今回は、屋根の素材説明をしたいと思います。
最初はよく見る瓦です。
こちらは塗装が必要ない屋根となっています。
しかし、瓦の割れやズレなどに注意が必要となります。
それと頂点に積んである瓦(棟)にも注意が必要です。ここから水が入り漆喰が流れて取れてしまい棟が崩れ雨漏りの原因になりますので注意が必要となります。
続いて、カラーベストと呼ばれる屋根です。
こちらは薄型スレート瓦とも言われています。主成分は85%がセメント15%がアスベスト等で構成されています。
厚さが4・5mmと薄く、軽い為地震対策としても人気の高い屋根材となります。欠点としましてはセメントが主成分の為、水に弱いのが特徴です。
なので施工時には工場から塗装された状態で運ばれて来ますがその耐久年数が5~7年と短く10年を経過するころには防水性が切れてしまいますので定期的なメンテナンスが必要となります。
2004年からアスベストは使用されなくなりました。
水を吸ってしまうと冬に凍害を起こし爆裂を起こしてしまいます。
モニエル瓦が使用されています。セメントと川砂を混ぜ合わせて作られる「乾式コンクリート瓦」と言われるセメント瓦の一種です。
この瓦通常の瓦とは違い、表面に「スラリー層」というセメントの粉が薄く吹き付けてあります。
そのため、塗り替えを行う際スラリー層を撤去する必要があります。
セメントが主成分のため、こちらも定期的なメンテナンスが必要な屋根材となります。
続いて、金属系の屋根です。
こちらは瓦棒とも呼ばれています。
経年劣化により錆が発生する屋根材ですので定期的なメンテナンスが必要な屋根材となります。
ガルバリウム鋼板が使用されています。
非常にサビにくく耐久性の優れた屋根材となっております。
いかがだったでしょうか?よく見る屋根材説明でした。
屋根にもいろいろな種類があり一つ一つメンテナンスの仕方が変わってきますのでその屋根にあったメンテナンスの仕方をしっかりとご提案していきます。
少しでもそろそろメンテナンスかな?ここが気になるな?と思いましたらぜひ一度お問い合わせください。適切なアドバイスを行います。
来週は外壁の素材説明を行いたいと思います。
では、今回はこの辺で、、、