岐阜県関市 外装リフォーム工事 K様邸
2018年4月30日(月)
皆さんこんにちは。
4月ももう終わりですね。かなり気温も上がってきて暑くなってきました。熱中症には十分注意したいですね。
さて、余談はこの辺にして本題に入っていきたいと思います。
今回は、K様邸の工事紹介をしたいと思います。
まず、外壁の素材説明をします。
ALCと言う外壁材が使用されています。
ALCは軽量気泡コンクリートと言い、主成分としましてはケイ石、生石灰、セメント、発泡剤でスウェーデン発祥の外壁材です。
内部には細かい気泡が無数にあり、これによって、高い断熱性、防火性を持つ外壁材ですが、この気泡はすべて繋がっており、ひび割れなどが起きると雨が気泡を伝って内部に侵入する恐れがありますのでひび割れには早急な処置が必要となります。
現況です。
続いて、作業の紹介です。
まず、最初は高圧洗浄です。高圧洗浄は塗装工程において重要な作業となります。コケや汚れが取れていないと仕上がりも悪く塗料の密着も悪くなってしまいます。それに塗料本来の耐久性にも影響しますのでしっかりと丁寧に洗浄をしないといけません。
高圧洗浄作業状況です。
高圧洗浄後シーリング工事を行い塗装に入っていきます。
まず、付帯部塗装を紹介します。
鋼鈑には錆び止めを入れていきます。錆び止めは金属の腐食を防ぐ効果がありますのでとても重要な作業となります。
付帯部錆び止め作業状況です。
錆び止め後上塗り1回目です。
塗り残しが無いよう塗っていきます。
付帯部上塗り1回目作業状況です。
その後上塗り2回目です。
ムラが出ないよう均一に均しながら仕上げていきます。
付帯部上塗り2回目作業状況です。
続いて、外壁塗装の紹介です。
まず、下塗りです。下塗りは、上塗りとの密着を良くしたり細かい巣穴などをカバーするとても重要な工程となります。
この下塗りを抜いてしまうと密着不良などの不具合が出てしまうので注意が必要です。
下塗り作業状況です。
下塗り乾燥後上塗りを行います。
付帯部塗装などもですが乾燥がしっかりしていないと塗装後にすぐに捲れてきたりと不具合が起きてしまいます。
ですのでしっかりと乾燥時間を守り塗装を行っていきます。
上塗り1回目作業状況です。
続いて、上塗り2回目です。
塗り残しや繋ぎムラなど無いよう丁寧に均しながら塗装していきます。
上塗り2回目作業状況です。
今回は破風・鼻隠しはケイカルが使用されていたためかなり劣化していたので板金を巻きました。
現況です。
板金巻き状況です。
樋もかなり劣化していたため交換を行いました。
樋交換完了状況です。
瓦の棟を固定している釘が浮いてそこから水が入り下地が腐っていたので棟の積み直しを行いました。
放置しておくと雨漏りの原因になりますので、、、
棟積み直し状況です。
いかがだったでしょうか?
なにか少しでも分からないことがありましたらお気軽にご連絡ください。