信頼できる塗装会社を見抜くためのポイント②
2018年5月16日(水)
皆さんこんにちは。
今回も、信頼できる塗装会社を見抜くためのポイントについて書いていきます。
1.塗装面積が、「坪」ではなく「㎡」単位で明記されているか
見積書にはどれくらいの広さを塗装するかを示す塗装面積と呼ばれる項目が記載されているはずです。
塗装面積は購入する塗料の量を決める為の根拠となるため、見積額に大いに影響を与える項目です。
塗装面積が広ければ広いほど、購入する塗料も増えるということです。
具体例で考えると”35坪・35万”、”40坪・40万”、一見すると妥当な金額のように思いますが、実際の見積額は間違っています。
住宅の形によっては、坪数が違っても塗装面積は同じことがあるのです。
「一式」表記かどうかもポイントになります。
「一式」と言う言葉から、全てが含まれているような印象を持たれる方もいらっしゃるかもしれませんが、
実際は何を塗装するかが全く見えないあいまいな見積書の典型です。
「一式」表記の見積りを受けっとった場合には、どこを塗装してくれるのか、塗装部位を必ず業者に確認するようにしましょう。
2.工事品質が担保されているかどうか
「工事品質」と言うと、実際に工事が始まってから確認すればいいのではないかと思われるかもしれませんが、それでは手遅れです。
なぜなら、「契約してしまえば工事中の事は消費者には分からないだろう」と、自分たちの都合のいいように工事を進める心無い業者がいるからです。
信頼できる業者は、塗料メーカーの規定した乾燥時間を確保した工事工程になっています。
乾燥時間とは、下塗り・中塗り・上塗りと塗り重ねていく塗装工程において、
下塗りを塗装した後、中塗りを塗装した後に、塗料を乾燥させるために確保でべき時間の事です。
この塗り重ね乾燥時間をきちんと確保せずに、上から塗り重ねていくと不具合に繋がる可能性があります。
適切な乾燥時間は塗料によって異なるため、正しくは製品ごとに確認する必要があります。
こちらの日本ペイント パーフェクトトップでは乾燥時間23℃3時間以上とあります。
下塗りが3時間、中塗り3時間、上塗り3時間だとすると、下塗り後行い3時間後に中塗りを行うと、その日に上塗りは出来ません。
しかし、お客様はこのことを知らないため工事を早く終わらせようと乾燥時間をきちんと確保せずに進めてしまう業者もいます。
業者に確認し「1日で仕上げます」と言うようなことであれば、契約を見送った方がいいかもしれません