アスファルトシングルはガラス基材にアスファルトを浸透させ、表面に石粒を吹き付け接着している屋根材となります。複雑な屋根にも施工が可能となります。
アスファルトシングルは柔らかく、瓦のような硬い屋根のようにひび割れが起きたり、金属の屋根のように錆びがついたりしないのがメリットです。
強風で小石が飛んだりシートが捲れたりする可能性があるので定期的なメンテナンスが必要となります。
外壁は窯業系サイディングボードが使用されています。
サイディングは、セメントが80%、繊維質や増量剤が20%で作られた外壁材となります。
セメントが主成分のため、板自体に防水性はなく塗装によって防水されている外壁材となりますので定期的に点検してメンテナンスを行わないと外壁が劣化してしまい張替えなどが必要となる場合もあります。
続いて、作業の紹介です。
まず、足場組後高圧洗浄を行います。
高圧洗浄で汚れやコケなどキレイに落としていきます。
高圧洗浄作業状況です。
高圧洗浄後シーリング工事を行います。
外壁と外壁の間の目地部分は既存の上にそのまま打設すると薄くしか打設できずすぐに劣化してしまうため既存のシーリングを撤去しプライマー塗布後に新しく打設するシーリングの打ち替え工事を行います。
既存シーリング撤去作業状況です。
プライマー塗布作業状況です。
シーリング打設作業状況です。
シーリング均し作業状況です。
シーリング完了後塗装工事に入っていきます。
まず、サッシや土間など汚れてはいけない場所にビニールやブルーシートを使い養生していきます。
養生が終わったらまず付帯部の塗装を上塗り1回目まで行います。
錆び止め作業状況です。
上塗り1回目作業状況です。
竪樋や小庇などの仕上げは外壁完了後に行います。
上塗り2回目作業状況です。
軒天の塗装は上塗り2回行います。
上塗り1回目作業状況です。
上塗り2回目作業状況です。