足立 愛子
富山旅
2021年12月1日(水)

11月最終の土曜日、久しぶりに友人達と遠出をしようということになりました。

あれこれ悩んだ挙句、「おいしいものが食べたい!」→「おいしい魚が食べたい!」と、行先は富山に決定。

高速道路は2日前に白鳥-白川郷間がチェーン規制がかかっているとの情報。

当日、ピーカン天気の関を出る時は、本当に雪が降っているのかと、疑心暗鬼。

規制がかかっていても、そんなにひどい雪ではなかろうと積雪情報を甘く見ていた・・・。

北へ上り、トンネルを抜けるたびに景色が秋から冬へ近づいていきます。

そして、ひるがののサービスエリアで休憩。

すっかり冬です。

何とか慣れない雪道を運転し、山を越えて富山に入りました。

富山はお天気雨が降ったり、晴れ間がのぞいたりと、気まぐれな天気です。

最初に高岡市では瑞龍寺と高岡大仏を見学。

瑞龍寺は敷地が広く、建物も大きく立派。

多くの建物が国宝や、国の重要指定文化財なんです。

そして東司(おトイレ)の神様、「烏瑟沙摩明王(うすさまみょうおう)」が祀られています。

なぜか片足立ちの躍動感。かっこいい!

そのあとは、すぐ近くの高岡大仏を見学。

とはいえ、心ここにあらず。

頭の中は、お昼に食べる寿司のことでいっぱいでした。

11時開店のお店へ11時30分に行きましたが、すでに満席。

そして限定20食の寿司盛りは完売だそうで、人気の程がうかがえます。

回転寿司とはいえ、地元氷見の漁港であがった魚をメインに使用しているだけあって、新鮮でおいしいー

おススメメニュー表にはブリ、ブリとろ、がんど(若いブリ)とあってブリ祭りです。

他のメニューも魅かれるものばかり。

悩んだ挙句、氷見の5種盛と好きなネタを注文し、計17カン完食。

これで、旅の目的は80%完了です。

私的には真鯛の昆布〆と〆サバがオススメです。

 

まんぷくのおなかを抱えて、今度は富山市内へ移動。

富山県立近代美術館で三沢厚彦氏作の熊を見て、オノマトペの屋上から雲のかかった立山連峰を眺めます。

「晴れてたらなぁ」とは思いましたが、1日雨予報だった富山で、これだけ見れれば十分でしょう。

次は隈研吾氏のガラスの美術館を見学。

何年か前にもここを訪れましたが、変わらぬ造形美です。

建築は使い方によって変わっていくものですが、良い使い方がされているのだと思います。

ガラスの芸術は繊細ではかなくも力強く、カラフルで楽しめました。

最後は地元の居酒屋でブリしゃぶを頂いて帰ってきました。

片道3時間の日帰り旅で、初冬の富山を大満喫してきました