鹿児島・宮崎旅行
2022年10月25日(火)
2022年10月25日(火)
日曜日を挟んで連休を頂き2泊3日で鹿児島、宮崎へ行ってきました
この旅の目的は、というか毎回目的は同じですが、その地の歴史に触れることと食欲を満たすこと
1日目は鹿児島では大河ドラマ「西郷どん」の記憶も新しい、薩摩藩主島津家の遺した「仙厳園(せんがんえん)」へ
武家屋敷とはいえ大大名のお屋敷なので、質素倹約な武家屋敷ではなく、威厳をもたせつつ贅をなした御殿でした
庭園は桜島を借景にするというスケールの大きさ
笠石が8畳分もあるという獅子乗大石灯籠や、水を引いて作られて曲水の庭など立派すぎて筆舌尽くしがたし
「西郷どん」のシーンで使われた場所もあり、親しみも持てました
2日目は鹿児島市内から南へ知覧を目指します。
知覧は太平洋戦争において特攻隊の飛び立った飛行場のあった場所として有名ですが、今回は知覧武家屋敷庭園だけ見学
通りを歩くと、お屋敷の敷地がかなり高い位置にあるのがわかります
通常は敷地に盛り土をして建物を建て、道との高低差を作りますが、
ここではシラス台地の柔らかな地面を掘りさげて道を作ったそうです
7つの武家屋敷庭園が見学できますが、ほとんどが今も人が暮らしていらっしゃるお宅です
その庭を見学のために開放くださっているのです
たまたまだと思いますが、お宅の縁側に腰を掛け庭を眺めていると、奥からそのお宅のお母様が出ていらっしゃって、お庭について説明してくれました
ここでは奥に見える母ヶ岳を借景に庭園が造られているとのこと
(写真右が母ヶ岳です)
しかも縁側に腰を下ろしたときに、母ヶ岳以外の山々が庭木に隠れてしまうよう、庭木を手入れしているとのこと!
計算高し、知覧武家屋敷!
そのあとは霧島神宮を訪れました
神社と神宮、その違いを皆さんご存じですか?
私は初めて知りましたが、神社は最も一般的で身近な存在
一方、神宮は伊勢神宮や明治神宮、熱田神宮、平安神宮は耳にしたことがありますよね!
皇室の祖先や皇室とゆかりの深い神を祭神とする神社のことを言うそうで、全国に24しかありません
そのうちの一つが「霧島神宮」です
令和3年に国宝にもなりました
鳥居の向こうに朱色の本殿が太陽に照らされて、美しかったです
3日目。
まずは青島神社へ立ち寄りました。
自生した南国植物に囲まれたお社。
鬼の洗濯板と呼ばれる岩は、不思議な不思議な自然造形美です。
そしていよいよ、神宮24分の1、鵜戸神宮を目指します。
海の崖沿いに歩き、門をくぐります。
下って、橋を渡り、鳥居をくぐると、洞窟の中に鎮座する本殿
薄暗い中にほのかに光る様に息をのみました。
残念ながら先月の台風14号の被害にあい、銅板屋根がめくれていました。
身を挺して守ってくださったように感じます。
★別冊・食倒れ★
鹿児島黒牛カツ定食
鹿児島黒豚のしゃぶしゃぶ
鳥刺し
青島漁師めし、刺身天ぷら定食