ウナギとお茶、ときどき歴史
2023年5月27日(土)
2023年5月27日(土)
緑美しい、新茶の季節です
東海地方でお茶といえば静岡か西尾でしょう。
盤石の静岡に対し、西尾はここ最近力をつけてきた新興勢力といった印象。
「西尾のお茶」は近年よく耳にするようになりました。
で、西尾ってどんなとこ?ということで、愛知県西尾市に行ってみました。
まずは一色うなぎで腹ごしらえです。
西尾市はウナギの養殖がさかんで、あちこちにうなぎ屋さんがあります。
関市もうなぎ屋さんは多いですが、比じゃない!
迷いに迷って、結局西尾市で一番人気の兼光に行ってきました。
11時の開店前に並びましたが、待つこと1時間半。
ありついたうな丼特上は肉厚のウナギまるっと1尾分。
脂の乗りも程よく、上品な焼き加減のうなぎ。
ペロッと食べてしまいました。
これが税込み3080円でいただけるなんて、最高です!
さて、ただいま、NHK大河ドラマ「どうする家康」放送中ということで、家康ゆかりの地である西尾市は今アツい!!
とはいえ、歴史にはとんと疎いので、歴史とは結び付けず、いつものごとく古い建物ツアーです
「西尾歴史公園」のかなり広い敷地の中に、いくつかの建物があります。
お目当ては「旧近衛邸」で公園内にあります。
薩摩藩藩主島津斉彬の姫が近衛家に嫁いだことが縁で、島津家によって建てられた建物です。
九州旅行の際に島津家の仙厳園で派手派手しい島津家のご威光を見てきたので、同じようなものを想像していましたが、
お公家様のしかも茶室・書院ということで、それはまあ落ち着いた建物でした。
お庭も素敵です。
庭から見えるのは立派なお城!
と思いきや、立派な櫓(やぐら)でした。
帯に短したすきに長しではなく、城に小さき、櫓に大きしといったかんじ。
「尚古荘」へも行ってきました。
尚古荘は昭和初期に米穀商・岩崎明三郎によって作られた京風庭園と別荘で、
見事な庭園に茶室や和室棟があります。
このロケーションを活かして、何やら鬼滅の刃のキャラに扮する方々の大撮影会が行われていました。
彼らの合間を縫って、私も負けじと建物撮影。
これら公園の建物、みんな無料で見られるなんて、あっぱれ西尾市!
次は公園の近隣を街ブラ。
こんな風情ある小径がありました
その後は、お抹茶ツアーです。
お茶屋さんAOIにて3者3様でスイーツを頂きました。
濃厚抹茶を味わって大満足の旅でした。
西尾は海を渡って佐久島でアートを楽しむこともできるし、
これからの季節なら、三ヶ根山スカイラインであじさいロードをドライブしたり
潮干狩りなんかも楽しめる。
まだまだ楽しいスポットがある所だと思います。
よかったらお訪れてみてください。