芸術と食欲
2019年9月20日(金)
2019年9月20日(金)
秋らしくなってきました。
朝の空気が爽やかですね。
先日はぎょうざ祭りに行ってきたお話しをしましたが、
実はまだ続きがありまして・・・
ぎょうざ祭りの後に豊田市へ移動し豊田市美術館へ行ってきました。
目的は10月14日まで開催されているクリムト展です。
金箔の絵画「接吻」で有名な画家です。
会場内にはタイトルは知らずとも、見たことのある絵、多数。見たことは無いけど素晴らしい絵多数。
やはり画集やネット画像で見るものと実物は違いますね。
私が一番印象に残ったのは「ユディトⅠ」という油彩。
気になる方は特設ホームページの展示作品からご確認を https://klimt2019.jp/works.html#
この絵は前から目にしたことがあったのですが、この絵の背景にあるものを今回初めて知りました。
クリムトが描いたのは、祖国を救うために敵将の首を切り落とし左脇に抱えている美しい未亡人ユディトです。
それなのにこの恍惚の表情。
全体の香り立つような美しさと、憂いた瞳。
そして金箔を用いた黄金様式とクリムトがデザインした額縁が一層ユディトの美しさを引き立てます。
ハッと息をのみ、フーッとため息の出る作品です。
他にもクリムトがベートーヴェンの交響曲第九番に着想を得て描いた壁画も迫力がありました。
余談ですが、驚きはお土産売り場。
クリムト関連グッズの豊富なことと言ったら。
その人気がうかがえます。
豊田市美術館はあいちトリエンナーレの4会場の1つになっているため、
トリエンナーレ来場者とクリムトファンが押し寄せ3連休の最終日は激混みでした。
もうちょっとゆっくりクリムトを愉しめたら良かったなぁと思い豊田市美術館を後にしました。
秋ですから、芸術の後は再び食欲です。
豊田市内のコーヒー館「ジュンベリー」さんでブドウのパフェを食す。
友人は桃のパフェです。
ブドウはシャインマスカットなんですよ。
そしてその下はクリームチーズのクリームなんですよ。
下層はコーンフレークなんかではなく、自家製ブドウソースとレモンゼリーバニラアイス。
これを混ぜて絶妙ブレンドで頂くんですよ。
桃のパフェはまるごと1個分の桃が盛大にのっかってるんですよ。
思い出しただけでよだれが垂れそうです。
秋の味覚をあっという間にたいらげました。
ケーキなどもありますが、パフェは人気のようで、私たちの入店後、桃のパフェはあと3つのみとのことでした。
ぎょうざ→クリムト→パフェの大満足の1日でした。