足立 愛子
映画テネットを見てきました
2020年10月14日(水)

タイトルの通り、映画テネットを見てきました。

GACTがコマーシャルで「時間の概念がぶっ飛びすぎ。逆行する世界を体感するカンジ」と言っていましたが、

まさにその通りで、逆行体験をしてきました。

鬼才クリストファー・ノーラン監督。

先月、クリストファー・ノーラン監督の映画メメントについて、少々興奮気味に感想を書きましたが、今回も結構興奮気味です!

映画公開の9月18日から、もう何週間も経過していたので、まだやってるかな?と思ったのですが、

その面白さゆえ、まだまだ公開中でした。

難解、だけど深い映画です。

要は、人類を滅亡から救うために、主人公は時間を逆行し、仲間と協力し、大切な人を守り、敵を倒す・・・

わりと王道なテーマなのですが、そこに時間軸が進んで戻って、戻って進んで、

私はいつ?ここはだれ?状態。

頭の中はスーパー・カオス。

160分と長めの映画ですが、とにかく展開の速さと複雑さで、「なに?」「どういうこと?」「なんで?」と疑問符だらけで、

「もしかしてこういうこと?」と思う間もなく、もう次に進んでしまって、でも映画の中での時間は戻ってて、とにかくあっという間です。

正直最後まで見ても、私にはわからないことだらけですが、でも、というか、だからこそ、というか、

とにかくもう一度見たい!もっと理解したい!と思います。

 

今自分のいる現実の世界では、時間は未来へ未来へと一方通行なのに、

逆行する世界を創造し、映画の中でそれを描ききってしまうなんて、やっぱりすごいぞクリストファー・ノーラン!

そして、主人公はジョン・デビット・ワシントン。

このイケメンは?と調べたら「マルコムX」などで有名なオスカー俳優のデンゼル・ワシントンの息子さんでした。

アメリカンフットボールの選手としても活躍していたというだけあります。

テロ組織と戦う役柄を、見事なアクションでした。

主人公を助ける相棒役にロバート・パティンソン。

敵対する組織のドン役にはケネス・ブラナー。

2人ともハリ・ポッター俳優で、今回もキーパーソンとして印象的な役柄です。

 

そして脚本のすごさに引けを取らない映像もすごいんです!

逆行するシーンはまさに巻き戻しのような映像なのですが、

CG技術にほとんど頼ることなく、実際に演者が逆行して撮影したとか。

カーアクションや戦闘シーン、建物の破壊シーンなどもダイナミックで迫力満点。

これはぜひ劇場で、しかも4DXで見たい映画です。

 

監督も脚本もキャストも映像もすばらしい映画、見ない手はありませんよ。