2021年11月12日(金)
芸術の秋
ブラウザはみなさん色々かと思いますが、私は主にGoogleを使用しています。
今日、Googleを開くと、検索窓の上に素敵な絵が出てきました。
この部分、定期的に変わって、何だろうとクリックするとトピックが出てきて、「へー、そうなんだ!」と感心することもしばしば。
今日はヨハネス・フェルメール生誕389年ですって。
きりの良い数字でないことはさておき、フェルメールが話題なのかしら?
フェルメールと言えば「真珠の耳飾りの少女」が有名。
2004年公開の同名映画を思い出しました。
真珠の耳飾りの少女のモデルは誰なのか未だ不明なので、フィクションなのは明らかなのですが、
時代背景や、登場人物の描き方がリアルで引き込まれました。
効果音や音楽などがほとんど使用されず、静かに物語が進んでいきます。
メイドとしてフェルメールの家にやってきた少女。
他の使用人からの嫌がらせ、フェルメールの子供たちからのいたずら、妻の無関心。
描く気力を失ったかに見えたフェルメールは、少女と出会い、至上の作品を描く情熱を取り戻す。
無関心だった妻が嫉妬にかられ、パトロンは下心をむき出しにしてくる。
そんな中、モデルの少女と、画家のフェルメールのプラトニックで切ない愛の物語。
この映画を見た後に「真珠の耳飾りの少女」の絵画を見ると
あの絵の少女の幸せそうな表情にもかかわらず、どこか悲しげな瞳に納得してしまいます。
興味のある方は、絵画と併せて映画も見てみてください。
アマゾンプライムなどの動画配信サービスで見ることができます。