2021年6月3日(木)
古典を楽しむ?
こんにちは。
長引くだろうとは思っていましたが、はや2年目に入ったコロナ生活。
我が家では、動画配信サービスにとってもお世話になってます。
アマゾンプライムに入っていますが、更にU-NEXTに入りました。
きっかけは、「大豆田十和子と三人の元夫」の見逃し分を見たい!ということで。
そこで子どもたちが見つけたのが「ぼのぼの」。
あー、これ昔のやつだよね、と思っていましたが、どうやら近年作り直した作品らしく、とてもきれいな絵です。
(画像はHPよりお借りしています)
独特な笑いと個性豊かなキャラクターたちが繰り広げる物語は、予想を裏切る展開の連続。
見終わるとなんとも不思議な気分になります。
30年以上前の作品らしいけれど、すごく面白い!全然古くない!
今、親の立場で見るとまた違った見方ができるのもとてもいいです。
例えば、ぼのぼののお父さん、天然が過ぎてツッコミどころ満載のキャラですが、彼なりの哲学で頑張っているところが笑っちゃうけど泣ける。
のんびりマイペースなぼのぼの
×
割と心配性だけど、そもそもド天然なお父さん
乱暴者だけど、さっぱりしてて、頼りになるアライグマくん
×
とりあえずやらせてみる!おもてうらのない頑固おやじ
ちょっと頭でっかち、難しいことをいろいろと知っているシマリスくん
×
教育熱心、世間体を気にしてる?お父さん
それぞれ違った個性を持つ子どもの背景には、それぞれ違った家庭が、環境がある。
当たり前のことですが、社会って、そういういろんな風に違った人が集まるところだから、とても揉めることもあるし、とても豊かで楽しく、素晴らしいんだなー、
なんて、そんなことを思うと、これまた涙が出てきます。
そしてもう一つ、子供たちがとても気に入っているのが「ジョジョの奇妙な冒険」。
こちらも原作の漫画は30年以上前から始まっています。
今、子どもたちが見ているアニメ自体は、そんなに古いものではないと思いますが、こちらもとても面白いです。
個人的には漫画では展開についていけないですが、アニメならわかる!という、
想像力不足のワタクシです・・・。
そういえば、「キャプテン翼」も近年作り直されたであろうバージョンがあるようですね。
さすがに髪型とか古い気がしますが、ま、アニメなので、良いのでしょう。
30年以上前の作品、自分たちが子どもだった頃のアニメや漫画を、今の子どもたちが夢中になって楽しめるなんて、思いもかけないことですが、良いものは良い、ということなのでしょうか。
サブスクリプションで無数のコンテンツの中から自分の好みで選ぶことができる今、
「自分が面白い、良いと思うかどうか」という基準だけで選ばれるので、いつ作ったモノか、は関係なくなっている。いつの時代の作品だろうが、良いものは良い、と評価される時代なのだ、とは、博報堂のどなたかが言っていたことの受け売りですが、映像作品に限らず、音楽とかでもそうらしいです。
自分が見たことがないものはなんでも最新作ですもんね。
そんな古典?を楽しむ最近です。