外壁塗装の経年劣化は火災保険を使えない!使える条件や費用相場などを解説
外壁塗装について調べていると、「火災保険で外壁塗装ができる」と聞いたことがあるのではないでしょうか?実は、条件によっては火災保険を使って外壁塗装ができます。保険で少しでも補修の費用を抑えられたら嬉しいですよね。でも、外壁塗装の経年劣化だと火災保険が使えるのかわからない方も多いのではないでしょうか。
- 火災保険を使える条件ってどんな時?
- 火災保険を使ってお得に工事をしたい!
- 外壁塗装の相場ってどれくらい?
このような悩みや疑問を持っている方もいると思います。そこで今回の記事では、外壁塗装の適用条件や補償内容などを詳しく解説していきます。ぜひ参考にしてみてください。
目次
外壁塗装は条件によって火災保険が適用される
火災保険で外壁塗装は適用されますが、特定の条件でないと使うことができません。主に、台風や落雷による自然災害の被害だと認められたときに使えます。
ですが、契約している保険が台風などの「風災」や洪水などの「水災」に対応していないと保険は使えません。保険内容によっては、補償されない災害もあります。いつ起こるかわからない災害のために、補償内容や適用条件は事前に確認しておきましょう。
外壁塗装で火災保険が使える条件
外壁塗装で火災保険が使える条件は、以下の4つになります。
- 災害による外壁の破損
- 災害で保証ができる火災保険に加入している
- 外壁の破損から3年以内に申請している
- 外壁の補修費用が火災保険の免責金額を超えている。
ここからは、火災保険が使える条件をわかりやすく解説していきますね。
災害による外壁の破損
火災保険で外壁塗装が適用されるのは、主に自然災害による被害がある場合のみになります。主に台風や豪雨・落雷などのことです。地震による外壁のひび割れや火災は「地震保険」の対象になるので、火災保険で補償することができません。
災害で補償ができる火災保険に加入している
加入している火災保険によって、補償される内容は大きく変わってきます。特定の災害で被害にあったときに、その災害が火災保険で補償できないことも考えられます。現在加入している火災保険がどこまで補償できるのか事前に確認をしておく必要があります。
外壁の破損から3年以内に申請している
火災保険の請求期限は、被害が起きてから3年以内となっています。期限を過ぎてしまうと保険金の減額や受け取ることができない場合もあります。保険金の減額を防ぐためには、台風や豪雨などの災害が起きてからすぐに申請をする必要があります。自宅の屋根や外壁が見えにくい場合は、信頼できる業者に点検をしてもらうのが良いですよ。
外壁の補修費用が火災保険の免責金額を超えている
「免責金額」とは、火災保険の契約者が自己負担する金額のことです。保険のパンフレットによっては、「自己負担金額」と記載されていることもあります。
免責金額を超えていないと、火災保険では補償は受けられず自己負担になってしまいます。
外壁塗装は経年劣化で火災保険は適用されない
結論からお話しすると、外壁塗装の経年劣化では火災保険を使うことができません。なぜなら、災害による被害ではないからです。外壁の経年劣化は、雨風や湿気・日光による外壁の色褪せや汚れ・ひび割れのことを言います。
年月がたつと外壁の劣化は避けられません。そのため、経年劣化での外壁塗装は火災保険の対象外となってしまいます。
外壁塗装の経年劣化の症状
外壁塗装の経年劣化ってどんな症状があるのか気になるのではないでしょうか?
外壁塗装の経年劣化の症状は、主に以下の5つになります。
- 外壁の色褪せ
- 外壁のコケやカビ
- 外壁のサビ
- チョーキング現象
- クラック現象
外壁の色褪せ
外壁は常に雨風や日光にさらされているため、外壁の塗装は日を追うごとに劣化していきます。外壁の塗装は水の浸入を防ぐ役割もあるため、塗装の劣化は建物に水の浸入を許してしまうことに繋がります。また、色が落ちてくると建物自体が古く見えてしまうこともあります。
外壁のコケやカビ
外壁塗装の劣化が進むと防水性が損なわれるため、コケやカビが生えやすくなります。コケやカビを放っておくと、建物への水の浸入を招いたり劣化が早くなってしまうことも考えられます。
外壁のサビ
外壁で起きるサビは、主に「もらいサビ」で起きることが多いそうです。もらいサビとは、わかりやすく言うと外壁とは関係ないところからもらったサビのことです。
雨桶や自転車などから発生したサビが外壁についてしまうことがあります。予防としては、外壁の近くにサビつく可能性のある物を置かないようにしましょう。
チョーキング現象
チョーキング現象は、外壁を指で触ったときに白い粉がつく状況のことです。白い粉がつく原因は、塗膜が劣化して塗膜表面が粉状になってしまったからです。チョーキング現象が激しく起きている場合は、外壁塗装の塗り替え時期とも言えます。
クラック現象
クラック現象は、外壁表面のひび割れのことを言います。ひび割れが発生していると、雨漏りの原因にもなりやすいです。雨漏りが発生すると外壁だけでなく柱などの腐食にも繋がるため、建物全体の劣化を引き起こす可能性もあります。
外壁塗装の費用の相場
外壁塗装は、塗装する住宅の壁の面積や坪数によって大きく変わってきます。
坪数ごとの費用の相場は以下のとおりになります。
- 20坪:約40~90万円
- 30坪:約60~100万円
- 40坪:約70~130万円
- 50坪:約90~160万円
- 60坪:約120~200万円
外壁塗装の費用には、「塗料代」「人件費」「足場代」などが含まれています。業者によって費用に違いがあるのは、使っている塗料や人件費で変わってくるそうです。
火災保険とは自然災害や事故を補償してくれる
火災保険はその名前のとおり、住宅の火災が起きたときの損害を補償してくれます。たとえば、火事で家が焼けてしまった・隣の家の火事が燃え移ったなどが対象になります。
また、戸建てだけでなくマンションや賃貸住宅でも火災保険に加入することができます。さらに、火災保険は火災以外の事故や自然災害での被害なども補償してくれます。
火災保険で適用される事故
火災保険で補償される事故は、主に以下の4つになります。
- 破裂、爆発
- 物体の落下
- 特定の暴力行為
- 盗難
破裂・爆発
ガス漏れなどが原因で爆発・破裂による被害は、火災保険で補償されることがあります。
隣の家でガスの爆発が起きたときの被害も対象になります。また、ガス爆発による火災でも損害も補償が可能です。
物体の落下・衝突
物体の落下・衝突をわかりやすく言うと、以下の通りになります。
・自動車が自宅に突っ込んできた
・飛んできたボールが窓ガラスを割ってしまった
・近くの建物から看板が落下して損害を受けた
強風で屋根材や看板などが飛んできた場合は、風災の対象となります。イタズラや偶発的な事故だと、物体の落下・衝突として補償を受けることができます。
騒擾(そうじょう)
騒擾は、デモ活動などの集団活動によって起きた被害のことです。
たとえば、「活動中に自宅の塀や壁が壊された」「家財に傷がついてしまった」などが騒擾の対象となります。
盗難
火災保険は盗難に対しての補償もしてくれます。たとえば、泥棒が窓ガラスを割って侵入してきたら建物の補償から保険金が支払われることがあります。
ですが、保険内容によっては「建物のみ」「家財のみ」「建物と家財」と補償できる範囲が異なります。「建物のみ」の場合は、家財が盗まれても補償の対象にはなりません。
また、宝石などの高価なものは保険加入時に手続きが必要になることもあります。
火災保険で適用される自然災害
火災保険で補償される自然災害は、主に以下の5つになります。
- 落雷
- 風災
- ひょう災
- 雪災
- 水災
落雷
ゲリラ豪雨などによる落雷で住宅の破損や火災が起きたら、修理費用を火災保険でまかなうことができます。家財の補償をしてくれる火災保険に加入している場合は、落雷でエアコンやテレビなどが壊れたときの買い替えの費用を負担してくれることもあります。
風災
台風などで飛んできた物が外壁に当たってひび割れが起きた場合、火災保険の対象になります。外壁だけでなく、強風で屋根材が飛んでしまったり、飛んできた物で窓ガラスが割れたときでも補償をしてくれます。
雹災
雹(ひょう)は積乱雲から降る直径5mm以上の氷塊のことで、雹によって外壁のひび割れや穴が開いた場合に火災保険を適用することができます。ですが、保険の内容によっては対象となる範囲が異なってきます。たとえば、「建物は補償してくれるけど家財は補償できない」ということもあります。
雪災
雪災は、豪雪や雪崩による被害のことです。雪の重みによる外壁の破損や雪崩によって住宅が倒壊した場合に、火災保険での補償が可能です。雪が溶けて洪水になる「融雪洪水」は水災の扱いになります。
水災
水災は、台風や豪雨などによって洪水や土砂崩れが起きる災害のことです。近くの川が氾濫して床上浸水が起きると、外壁の張りかえが必要になります。
都市部の場合は、排水溝や水路から水が溢れる「都市型洪水」のリスクがあり、ゴミの発生や病原菌の拡散に繋がります。
火災保険の種類・補償内容
火災保険には種類があり、それぞれ補償される内容が変わってきます。一般的な住宅で使われる保険は以下の3種類になります。
- 住宅火災保険
- 住宅総合保険
- オールリスクタイプ
住宅火災保険
最も一般的な火災保険で、台風や落雷などの災害が対象になります。
保険会社によって一部内容は異なりますが、主に補償される災害は以下のとおりです。
- 火災
- 風災
- 破裂や爆発
- 落雷
- 雹(ひょう)災
- 雪災
住宅総合保険
住宅火災保険の補償内容に加えて、水災や水濡れなどの被害に対応しています。
また、盗難や強風による衝突にも対応しているため、住宅火災保険よりも手厚い補償を受けられます。そのほかの補償内容は以下のとおりになります。
- 給排水設備事故による水漏れ(給排水設備:水道管や排水管・スプリンクラーなどのこと。)
- 洪水や床上浸水などの水災
- デモなどによる建物や家財の破損
- 車両などが塀や建物に衝突した
オールリスクタイプ
オールリスクタイプは、火災保険の中で最も補償範囲が幅広いのが特徴です。住宅火災保険と住宅総合保険に加えて、偶然起きた事故なども対象になります。
また、工事費用に関わらず保険金が支払われることもあります。
火災保険のメリット
火災保険のメリットは、以下の3つがあります。
- 火災だけでなく事故や自然災害も対象
- 家財の補償も受けられる
- 補償範囲を選ぶことができる
火災保険は事故や自然災害も対象
火災保険は、名前の通り火災による被害を補償してくれるイメージがあると思います。ですが、補償できる対象は火災だけではありません。台風などの自然災害や突発的な事故も補償してくれます。
また、保険の内容によっては、門や塀・物置なども補償の対象にすることができます。
火災保険は家財の補償も受けられる
契約している保険によっては、建物だけでなくソファーなどの家財も対象になることがあります。火災で家具が燃えたり落雷で家電製品が壊れたときなど、買い替えの際に一部を補償してくれるそうです。
対象になる家財は以下の通りになります。
- ソファーや寝具などの家具類
- 冷蔵庫や洗濯機などの家電製品
- 衣類
- 書籍
家具以外に、衣類や書籍も補償してくれる場合があります。ですが、自動車やペット・植物などは補償の対象外となります。
火災保険は補償範囲を選ぶことができる
火災保険は、住宅の状況や住んでいる地域の環境・家族構成にあわせたプランを契約することができます。「建物のみ」「家財のみ」「建物・家財」と補償範囲をカスタマイズすることも可能です。
火災保険のデメリット
火災保険のデメリットは以下の2つになります。
- 地震での被害は対象外
- 内容が複雑でわかりにくい
火災保険は地震での被害は対象外
火災保険では、地震による被害は補償を受けることができません。また、地震が原因で起きた火災は、火災保険での補償の対象外となります。
また、地震の影響による噴火や津波なども火災保険での補償は受けられません。地震への被害に対しては、地震保険に加入する必要があります。
火災保険は内容が複雑でわかりにくい
火災保険は、保険会社によって金額や補償される内容は様々です。そのため、プラン選びが大変になってしまうことがあります。
また、補償範囲を広げることで、保険料が高くなることも考えられます。保険を契約するだけでも、たくさんの時間を使ってしまうかもしれません。
火災保険が適用される事例
ここでは、火災保険が適用される事例について紹介していきます。火災保険が適用される事例は主に以下の5つになります。
- 火災や爆発による被害
- 風災による外壁のひび割れ
- 水災による床下浸水
- 雹の被害による外壁の損傷
- 給排水設備の水濡れ
火災や爆発による被害
火災保険の名前のとおり、火災で建物や家財が燃えたときに火災保険を使うことができます。自宅の火災以外にも、隣の家の火災による損傷も補償の対象になります。また、ガスボンベなどの爆発で外壁が傷ついた場合も火災保険が適用されます。
風災による外壁のひび割れ
風災によって飛んできた物が外壁に当たってひび割れが起きた場合は、火災保険を使って補修が可能です。屋根や雨戸などが吹き飛ばされても補償を受けられることがあります。
水災による床上浸水
床上浸水とは自宅の床部分を超える浸水のことで、大雨による洪水などで被害を受けることが多いそうです。
床上浸水の発生によって自宅内に被害が出た場合に火災保険の適用対象になります。また、地盤面から45cmを超える浸水が起きた場合でも補償を受けられます。
雹の被害による外壁や窓ガラスの損傷
雹は直径が5mm以上の氷の塊のことで、5mmより小さい霰(あられ)になると適用されません。大きな雹によって窓ガラスが割れたり外壁のひび割れが起きた場合に、火災保険を使った補修を行えます。
給排水設備の水濡れ
給排水設備は、水道管や排水管・スプリンクラーなどのことです。設備の事故などによって、水漏れや放水の誤作動で起きたら火災保険を適用できます。水の出しっぱなしで自宅内が水浸しになったり、経年劣化が原因で起きた水濡れは対象外となります。
火災保険が適用されない事例
火災保険には、外壁塗装の経年劣化以外にも適用されない事例があることをご存じでしょうか?適用されない事例は、主に以下の4つになります。
- 地震による被害
- 故意に傷をつける
- 被害から3年以上過ぎている
- 施工不良
地震による被害
地震によって自宅が倒壊したり地震が原因で起きた津波の被害は、火災保険を適用することができません。地震による損害は、地震保険でしか補償を受けることができません。地震保険に加入することで、火災保険ではカバーしきれない被害にも対応することができます。
故意に傷をつける
保険の契約者や被保険者・同居している親族などが故意につけた傷は、保険金が支払われません。
わざと住宅に損害を出してしまうと、火災保険の補償が適用されないことがあります。たとえば、自分で外壁に傷をつける・自宅を放火するなどの場合になります。故意による損害を自然災害と申請すると、詐欺になってしまうこともあるので注意が必要です。
被害から3年以上過ぎている
火災保険を適用するには、被害が起きてから3年以内に申請しないといけません。3年以上経過すると、火災保険が適用されなくなります。申請の期間が過ぎないために、台風などの災害が起きたら早めの確認をしておきましょう。
火災保険が使えることを知らずに修理した場合は、工事から3年以内なら火災保険が適用できます。申請する場合は、以下の物が必要になります。
- 被害の状況がわかる写真
- 修理を行う前の写真
- 修理を行った際の見積書
- 罹災証明書
必要書類は保険会社によって変わってくるため、加入している保険会社に確認をしましょう。
施工不良
修理を依頼した業者による施工不良が原因だと、火災保険の対象外となってしまいます。業者のミスによるものなので、依頼した業者に連絡することで対応してくれることもあるそうです。
外壁塗装で火災保険を使う時の注意点
外壁塗装で火災保険を使うときには、以下の2つに注意する必要があります。
- 補償されるのは被害を受けた箇所のみ
- 火災保険は原状回復までしかできない。
補償されるのは被害を受けた箇所のみ
火災保険で補償されるのは、災害を受けた箇所のみになります。災害による被害が1箇所の箇所のみだと、その箇所だけ補償を受けることができます。その他の箇所は対象外となり、修理を行う際は自己負担となってしまいます。
火災保険は原状回復までしかできない
火災保険による補修は、対象となる箇所の原状回復までしか認められていません。修理前よりグレードを上げてしまうと、自己負担になってしまいます。たとえば、外壁に使われている素材を新しくするとその差額分を支払わないといけません。
火災保険で補修ができるのは、「原状回復」までと覚えておきましょう。
外壁塗装を火災保険以外で費用を抑える方法
火災保険が使えなくても、外壁塗装の費用を抑えることは可能です。以下の3つが外壁塗装の費用を抑えることに繋がります。
- 助成金、補助金を利用する
- リフォームローンを活用する
- 外壁塗装の相見積もりをする
助成金・補助金を利用する
住んでいる自治体によっては、条件を満たすことで助成金や補助金を活用することができます。条件は様々ありますが、主に以下の条件を満たせば助成金などの活用が可能です。
- 申請する地域に居住している
- 住宅の所有者または居住者
- 税金の滞納がない
- 同様の助成を受けていない
助成金や補助金を出していない地域もあるため、まずはお住まいの自治体に確認を取ってみましょう。
リフォームローンを活用する
リフォームローンは、住宅の改修や増築などに使えるローンのことです。手元にまとまったお金がない方は、工事にかかる初期費用を抑えることに繋がります。
ですが、外壁塗装は高額になりやすく、そのため返済期間が長くなってしまうことがあります。ローンを利用するときには、借り過ぎに注意が必要です。
外壁塗装の相見積もりをする
外壁塗装を依頼する際には、複数の塗装会社や業者から相見積もりを行うことをおすすめします。なぜなら、相見積もりをすると適正な相場がわかるからです。外壁塗装は何度も行うことではないので、費用相場を知ることでご自身の予算にあったプランを選ぶことに繋がります。
また、見積もり時の対応を比較することで、信頼できる業者なのか判断する材料にもなります。
最新の外壁塗装事例を紹介
岐阜県関市 屋根板金工事 パミール屋根のカバー工法
https://www.p-miwa.co.jp/sekou/119202.html
before | after |
- 施工エリア:岐阜県関市
- リフォーム期間:36日間
- リフォーム内容:屋根カバー工事
こちらの物件は屋根材にパミールを使用しており、屋根全体にパミール特有の層間剥離が生じていました。パミール屋根は、劣化していくとミルフィーユのように層ごとに剥離が起きてしまいます。
屋根の全体の高圧洗浄を行ったら、屋根カバー工事を開始します。洗浄後は、既設の棟鋼板や木下地を撤去し、ゴムアスシートを新設していきます。ゴムアスシートは、わかりやすく言うと雨水の浸入を防ぐための防水シートのことです。
ゴムアスシートを新設したら、その上に雪止め・鋼板・木下地を新設します。木下地の上に棟鋼板を新設します。カバー工事前と比べて、見違えるように綺麗になっているのがわかります。
岐阜県関市 外壁へーベルライト塗り替え ツートンカラー
https://www.p-miwa.co.jp/sekou/119201.html
before | after |
- 施工エリア:岐阜県関市
- リフォーム期間:36日間
- リフォーム内容:外壁塗装
今回の住宅は、外壁塗装の退色が進んでいるため、塗装の塗り替えを行うことになりました。ツートンカラーのため、色を塗り分けての塗装となります。
塗装の前に高圧洗浄で汚れを落としたら、ひび割れの補修やプライマーの塗布・シーリング材の充填を行いました。
外壁の補修を行ったら、塗装工事に移ります。まず浸透性シーラーを塗装し、微弾性フィラーを塗装、合計2回の下塗りを行いました。下塗り後は上塗りを2回行うことで外壁塗装が完了しました。
外壁塗装後は、竪桶やケレン・軒裏天井などの付帯部分の塗装やケレン(サビの除去)を行いました。塗装によって、工事前に比べると外観全体が綺麗になっています。
岐阜県関市 モルタル外壁補修と塗装
https://www.p-miwa.co.jp/sekou/119299.html
before | after |
- 施工エリア:岐阜県関市
- リフォーム期間:31日間
- リフォーム内容:外壁塗装
こちらの住宅では、塗り替えの目安となる外壁のチョーキング現象(触ったときに白い粉がつく現象)が起きていました。また、軒天や手すりの塗装剥離・外壁のひび割れ・シャッターボックスの塗装の退色も発生している状況でした。
塗装を行う前に、高圧洗浄機で汚れや劣化した塗装を洗い流していきました。洗浄後、外壁や軒天の下地処理を行います。
プライマーの塗布やシーリング材のならしを行ったら、外壁や軒天・手すりの下塗りを開始します。下塗り後は、上塗りを2回行い外壁塗装が完了しました。
外壁の塗装後は、軒桶や竪桶・シャッターボックスのケレンを行い、サビ止め塗装を行いました。サビ止め塗装後の上塗りで、すべての工程が完了になります。工事前に比べて、外観全体が綺麗になっています。
まとめ
今回は、外壁塗装の経年劣化で火災保険が使えるのかについて解説していきました。
本記事を簡単にまとめると以下のとおりになります。
- 外壁塗装の経年劣化は火災保険の対象外。
- 火災保険は、偶然起きた事故や自然災害にも対応している。
- 免責金額以下の被害は自己負担になる。
- 被害から3年以上経過すると、補償を受けられない。
- 地震で起きた被害は、火災保険で補償することができない。
- お住まいの自治体によっては、助成金や補助金が使える可能性がある。
火災保険は、火事以外の被害にも幅広く対応することができます。ですが、被害から時間がたっていると補償を受けられないこともあります。台風などの災害が起きたときには、早めの確認と申請をするようにしましょう。
三輪塗装では、無料で見積りや相談を実施しています。数多くの実績もあるので、安心してお任せいただけます。外壁塗装や屋根塗装の事前調査も行いますので、お気軽にお問合せください。
ぜひ参考にしていただければと思います。