一戸建ての防水工事の費用はどれくらい?雨漏りする前に相場を知っておこう!

公開日:2024.7.1 最終更新日:2024.7.18

十数年前に購入したマイホーム、日々日光や雨風を受けたり経年劣化したりして、メンテナンスが必要になる頃ですが、いつどのような工事をすべきかわからずお困りの方も多いでしょう。

 

そこで、この記事では、お家の外まわりに関するメンテナンスのひとつである防水工事について解説します。工事内容や工事費用の相場を知って、業者への依頼の参考にしてください。

 

目次

一戸建て防水工事の目的

お家は常に外気にあたっているだけでなく、日光や雨風でもダメージを受け続けています。さらに日本では台風や地震などの自然災害からダメージを受ける可能性もあるでしょう。お家の中でも屋根や外壁は雨風が原因となる劣化が起きやすく、新築時に防水効果がなされていても月日とともに効果がなくなっていきます。

 

防水効果が落ちて破損や劣化した状態の外壁や屋根から水が浸入していくと、雨漏りの原因にもなります。それだけでなく、壁や屋根の内部にも水が浸入することで、湿気が溜まってしまったり、カビが発生したりする場合もあります。このような状況になると、より大規模な修繕工事が必要になってしまうだけでなく、お家の安全性にも不安が生じるでしょう。また建物寿命を縮めてしまう可能性もあります。

 

トラブルを未然に防ぎ、建物の耐久性を高めて安心して暮らすためにも、定期的な防水工事は必要不可欠なのです。

 

一戸建て雨漏りの原因

一戸建て住宅で雨漏りが起きやすいところ別に雨漏りの原因を解説します。

屋根

雨漏りする場所といえば、屋根を想像する方も多いでしょう。屋根の雨漏りでは、主に以下の原因が考えられます。

屋根材の割れやズレ

踏み割れや飛来物による破損、強風でズレた屋根材の隙間から水が浸入してしまうと、雨漏りが起きます。

棟板金の破損

棟板金が破損したり、強風で浮きや変形が生じたりしてしまうと、そこから雨水が浸入し雨漏りの原因となる場合があります。

谷からの雨漏り

谷とは屋根面のぶつかる部分のことで、雨水が集まる部分です。しかしこの部分にゴミが詰まってしまうと、雨水がうまく流れず、そこから雨漏りしてしまうことがあります。

漆喰(しっくい)の劣化

瓦屋根には瓦の間に葺き土を使用しています。その葺き土を守るために漆喰を使いますが、20年以上経つと漆喰が劣化し、さらに劣化が進むと剥がれ落ちる可能性があります。その隙間に雨水が浸入します。

外壁

外壁の雨漏りの原因は以下のようです。

ひび

外壁のひびから雨水が浸入します。また、外壁材が暑さや寒さ、湿気で伸縮を繰り返して変形してしまった外壁も雨漏りの原因となるでしょう。

シーリング(コーキング)の劣化

外壁タイルの継ぎ目に使われているシーリング(コーキング)も劣化します。劣化が進むとその隙間から雨水が浸入します。

窓やサッシ

窓やサッシの雨漏りの原因は以下の通りです。

シーリング(コーキング)の劣化

窓枠にも外壁と同様にシーリング(コーキング)が使われています。そのため、劣化により雨水が浸入し、雨漏りが起きる可能性があります。

窓上の屋根

窓上についているひさしと外壁の接合部分に隙間ができ、雨漏りすることもあります。

ベランダ

ベランダでの雨漏りの原因は以下の通りです。

防水層の劣化

ベランダには防水加工がされていますが、経年劣化により防水効果が落ち、剥がれた箇所から雨漏りが起きます。

排水溝の劣化

雨水を流すための排水溝が劣化し、亀裂が入っていると水が漏れて雨漏りになります。

 

一戸建てでこんな症状が出たら防水工事

防水工事は定期的に行うのがおすすめですが、それ以外にも次のような症状がみられた場合には早めに工事依頼をすると良いでしょう。

雨漏り

水が滴ってくる以外にも、天井や壁に染みがみられる場合には、早急な修繕が必要です。なぜなら、雨漏りしているということは、雨水が建物内部にまで入り込んでいることになるためです。

 

内部への影響は、梁や柱など建物を支える部材が腐食する原因となり、建物寿命を縮めてしまいます。そのほかにも家具家電への影響や、漏電による火災などにもつながりかねないため、早めの対応が大切です。また、台風や大雨の後には雨漏りの症状が出た箇所がないかチェックするようにしましょう。

ひび割れ

ひび割れの多くは、防水層を保護しているトップコートにひび割れが起きたものです。ひび割れが進行していくと、割れ目が広がっていくだけでなく、トップコートの下にある防水層にまで影響を及ぼす可能性があります。

 

トップコートのみのひび割れであれば、塗り直しだけで対処することもできます。しかし、トップコートのひび割れだけのように見えて、すでに内部にまで進行している恐れもあるため、業者へ相談して適切な対応を取りましょう。

浮き

浮きは、経年劣化によって発生する場合もありますが、前回の防水工事の際に何かしらの理由で下地に湿気や水分が入り込んでしまい、それが蒸発することで膨れて浮きが発生することがあります。

 

膨れ・浮きをそのまま放置すると、大きくなって亀裂ができたり、そこから雨水が浸入したりする恐れがあります。これが雨漏りにつながる可能性があるため、早めに修繕しましょう。

剥がれ

防水層の剥がれは、経年劣化や日光や雨風の影響による劣化により、防水層の粘着力が弱まることで発生します。剥がれた部分をそのままにしておくと、剥がれの箇所が大きくなってしまうだけでなく、そこから雨水が浸入する原因になってしまいます。そのため、早めに工事を依頼して修繕する必要があります。

 

また、上記のような症状がみられない場合も、10年程度で防水性能は劣化します。新築購入や前回の工事から10年前後経っている場合は、点検を行い必要に応じたメンテナンスをするのがおすすめです。また、中古住宅を購入する場合にも点検や前回の工事履歴を確認しましょう。

 

一戸建て防水工事の種類

一戸建てに用いられる防水工事には以下の種類があります。

 

・ウレタン防水

・FRP防水

・シート防水

・アスファルト防水

 

以下でそれぞれの施工方法や、メリット・デメリットをご紹介します。

ウレタン防水

ウレタン防水は、液状のウレタン樹脂を塗り広げて乾燥させ、2〜3mmほどの防水層をつくる方法です。どのような形状でも柔軟に対応できる工法のため、リフォームでの防水工事で主流となっています。

 

しかし、乾燥させる工程があるため、工事には少し時間がかかります。湿気の多い梅雨や日照時間の少ない冬場はさらに工期が長くなる可能性もあるため、業者に相談する際に工期の目安も確認しておくと良いでしょう。また定期的なメンテナンスは、5年おき程度に行うのがおすすめです。

 

ウレタン防水工事にはいくつかの種類があります。

 

・密着工法/密着メッシュ工法

下地に直接ウレタンを塗布します。下地と防水層の間にメッシュシートを入れる場合もあります。

 

・通気緩衝工法

密着工法のように下地に密着させるのではなく、通気性のあるシートの上にウレタン樹脂を塗布することで水分を逃せるように仕上げます。こちらはすでに雨漏りが起きている場所にも適した工法です。

 

ウレタン防水のメリット・デメリットは次のようになっています。

 

密着工法/密着メッシュ工法

メリット デメリット
・建物の形状を選ばず、複雑な場所にも施工可能

・工期が短くコストを抑えることが可能

・雨漏りにも強い

・メンテナンスを行えば半永久的に重ねて工事可能

・手作業のため塗装ムラが出ることがある

・定期的(5~8年程度)にトップコートの塗替えメンテナンスが必要

 

通気緩衝工法

メリット デメリット
・形状が複雑でも対応可能

・継ぎ目のない仕上がり

・ 耐久性が高い

・防水層が軽量で建物への負荷が少ない

・各工程で乾燥作業が必要

・定期的(5~8年程度)にトップコートの塗替えメンテナンスが必要

 

FRP防水

FRPとは、繊維強化プラスチックのことです。FRP防水は下地に防水用ガラスマットを貼り付けます。そして防水用ポリエステル樹脂を重ねて防水層を形成していく工法です。FRPは軽量であるのが特徴で、高い防水性もあるため乾燥時間も少なくて住む優れた素材です。耐衝撃性が高く、成形性も優れているため、木造住宅で採用されることが多い工法です。

 

FRP防水の施工方法は、まず施工箇所の洗浄を行い、下地の調整をします。下地は雨水の流れをよくするため、あえて床面に勾配をつける場合もあります。その後、FRPシートを敷いて、その上にFRPシートを敷き樹脂を塗布して乾燥させます。防水層は、FRPシートを敷く工程とポリエステル樹脂を塗布して硬化させる工程を2〜3回繰り返し、最後にトップコートを塗って完成です。

 

メリット デメリット
・耐久性に優れている

・高い水密性を保持できる

・1~2日で工事完了も可能

・他の工法と比較し対応できる業者が少ない

・費用が高め

・施工場所を選ぶことがある

 

シート防水

シート防水はシートを使った防水工事で、接着剤で施工する「密着工法」と、ビスを使った「機械的固定工法」があります。

 

密着工法

専用の接着剤を使用して、下地に直接防水シートを貼り付けます。下地への影響が大きい工法なので、下地に水分が含まれていたり、破損があったりする場合には注意して施工する必要があります。

 

機械的固定工法

専用の機械でビスなどを打ち込み防水シートを貼り付ける工法です。下地との防水シートの間に隙間ができ、脱湿できます。

 

またシートにも種類があるため、目的や予算などの条件で選ぶと良いでしょう。「ゴム製」のシートは、比較的安価でムラなく貼り付けることができます。しかし複雑な形状の場所には向いていません。「塩化ビニール製」のシートは、ゴム製と比較して熱や紫外線に強い特性があります。

 

メリット デメリット
・スピーディーに工事が完了する

・色やデザインが豊富

・基本的にどのような下地にも施工可能

・凹凸のある場所や複雑な形状には向いていないため施工箇所に限りがある

・外的要因によって穴があくことがある

 

アスファルト防水

アスファルト防水は、溶かしたアスファルトが染み込んだ合成繊維の不織布と、防水シート(ルーフィングシート)を交互に重ね貼りし、防水層を形成する工法です。耐久年数が10〜15年ほどと、他の防水よりも長いことが特徴です。

 

しかし、アスファルトを使用するため重量があり、建物への負荷が多いため一般的な戸建住宅で使われることはほとんどありません。マンションやビルなどの建物では、屋上の防水工事にこの工法が使われることが多い傾向にあります。

 

施工方法には次の3つがあります。

 

熱工法

熱工法は溶かしたアスファルトを使用して、ルーフィングシートを重ね防水層を形成していく工法です。

 

トーチ工法

トーチ工法は、シートに染み込んだアスファルトをトーチバーナーを使って溶かし、ルーフィングシートと接着させます。

 

常温工法(冷工法)

常温工法(冷工法)は、アスファルトを溶かさずに施工する方法のことで、トーチ工法でも使用する「改質アスファルトシート」の裏に粘着層のコーティングを行い、シートを密着させていきます。

 

メリット デメリット
・既存のアスファルト防水の上にかぶせられる

・歴史が古いので実績データが豊富

・防水性が高く、接着性も強い

・耐久年数が長い

・小さい面積の建物には向いていない

・非常に重いため建物に負荷がかかる

・工事中の匂い・煙がでる場合がある(常温工法(冷工法)を除く)

 

一戸建て防水工事の費用相場

ここからは施工場所別に工事費用の相場をご紹介していきます。使用する防水シート・防水材によって金額も異なるため、工事依頼をする際の参考にしてみてください。

屋根防水工事費用

屋根の防水工事における費用相場は、1㎡あたり3,000〜8,000円ほどです。しかし防水方法によって、費用には幅があります。

 

屋根の防水工事には、「シート防水」「ウレタン防水」「FRP防水」が用いられることが多いため、それぞれの工法ごとにご紹介します。

 

施工方法 費用 工期 耐用年数
ゴムシート防水 4,000~8,000円/㎡ 1~3日間 10年
塩ビシート防水 4,000~8,000円/㎡ 1~4日間 10~15年
ウレタン防水 5,000~7,500円/㎡ 2日~1週間 10年
FRP防水 6,000~9,000円/㎡ 1~3日間 10年

 

これらを参考にすると、屋根の面積を50㎡とした場合、ウレタン防水を施す場合には25万〜37万5,000円程度かかると想定しておくと良いでしょう。

 

屋根防水の依頼業者には、防水工事業者と屋根修理業者があります。防水工事業者は、防水技術には長けていますが、もし雨漏りの修理も必要な場合にはまず屋根修理業者に相談を入れると良いでしょう。また両方に対応している業者もあるため、一度にまとめて解決したい場合は、防水と修理のどちらも得意としている業者選びが必要です。

外壁防水工事費用

外壁防水は外壁に防水の塗料を塗布しますが、アクリル系、ウレタン系、シリコン系、フッ素系の塗料を用いることが多く、それぞれ費用が異なります。それぞれの費用相場は以下を参考にしてください。

 

種類 費用 工期 耐用年数
アクリル系 1,000~1,500円/㎡ 8~10日 4~7年
ウレタン系 1,800~2,300円/㎡ 8~10日 6~10年
シリコン系 2,300~3,300円/㎡ 8~10日 8~15年
フッ素系 3,500~4,500円/㎡ 8~10日 15~20年

 

また外壁の防水工事をする際は、外壁塗装も10年前後に一度行う必要があるため、セットで行うことも検討すると良いでしょう。塗装の種類や工法は業者によっても得意・不得意がある場合もあるため、相見積もりをとってそれぞれを比較しながら検討するのもおすすめです。

ベランダ防水工事費用

ベランダの防水工事には、「ウレタン防水」「FRP防水」が用いられる傾向があります。ベランダは屋根や外壁とは異なり施工面積は狭いものの、下地の状態や塗料の乾き具合により作業効率が異なり、施工日数がかかる分、人件費や手間などがかかります。先述の相場表で面積から金額を割り出すと実際の見積金額との乖離が出るため、注意が必要です。

 

工法ごとの費用相場は以下を参考にしてください。

 

ウレタン防水

費用相場:3~10㎡程度の場合・・・8万~12万円

特徴:コストを抑えたい場合や、複雑な形状をしたベランダに向いている

 

FRP防水

費用相場:3~10㎡程度の場合・・・10万~15万円

特徴:軽量のため、あまり重さを加えられないベランダに向いている

 

防水工事の仕上げにトップコートを塗布しますが、こちらの耐久寿命は8〜10年ほどとされています。そのため、定期的にトップコートの塗り直しをすることで、防水効果を保つことができるため、メンテナンスも忘れずに行いましょう。トップコートの塗り直しのみであれば1日程度、費用も3万〜5万円前後で工事が行えます。

 

バルコニー防水工事費用

バルコニーの防水工事は、ベランダ防水の費用を参考に検討すると良いでしょう。しかし、平らで比較的面積の大きなバルコニーであれば、ウレタン防水やFRP防水のほかに、シート防水を用いることも可能になります。

 

シート防水であれば工期も短く、比較的安価で行えるため、ご自宅のバルコニーがシート防水に適しているかも業者へ問い合わせてみると良いでしょう。シート防水であれば、費用は2,100〜7,500円/㎡ほどで、そのほかに既存シートを撤去する費用が必要です。

 

また費用を抑えたい場合には、外壁塗装・防水工事と一緒に依頼するのを検討するのもおすすめです。

 

防水工事例

弊社で行った防水工事を事例と共にご紹介します。具体的な工事のイメージを参考に、お家の防水工事を検討してみてください。

ベランダ防水工事

ベランダ防水工事はベランダの状況により、修繕工事を行う必要があります。ベランダの状態を診断し、見積りや工事内容を提案させていただいています。

【岐阜県関市関ノ上】サイディング外壁塗装工事 ベランダ防水工事

https://www.p-miwa.co.jp/sekou/116688.html

before after

経年劣化による退色や防水性能の劣化がみられるため、外壁塗装工事と一緒にベランダ防水工事を実施しました。まずは汚れを綺麗に落とし、プライマーを塗布。脱気盤や改修用ドレンを新しく施工しました。ウレタン防水のため、ウレタン塗膜を2度塗りし、トップコートを塗って完成です。外壁塗装も同時に行ったため、工事期間は35日でした。

【岐阜県関市】サイディング塗装 ベランダ改修・防水工事

https://www.p-miwa.co.jp/sekou/116453.html

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劣化によりベランダの防水効果がなくなってしまっているために、ひび割れなどの隙間からコケやカビが発生してしまっているため、外壁塗装工事と同時にベランダの改修・防水工事を行っています。既存防水層を剥がしてみると、内部の床材の腐食がみられました。修復工事が完了したら、通常の防水工事と同様の工程で仕上げ完成です。

【岐阜県関市】塗装工事 ベランダ改修・防水工事 屋根捨て水切り設置・棟下地交換工事

https://www.p-miwa.co.jp/sekou/114572.html

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ベランダ改修工事も行いました。まず、ベランダの外壁上部に取り付けられている笠木(かさぎ)を撤去し、防水紙や胴縁を新たに取り付けています。サイディング張りを行い、新しい笠木を設置して改修工事は完了です。防水はウレタン防水を用いています。こちらの工事では、ベランダの他にも外壁塗装・屋根捨て水切り設置・棟下地交換工事を行っています。

屋上防水工事

屋上防水工事の事例をご紹介します。

【岐阜県関市】ガレージ屋上防水工事

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ガレージの屋上防水工事のため、防水剤にはモルタルを使用しています。屋上の外周部に取り付けられた低い手すりのようなパラペットの天端にもひび割れがみられたため、この部分にもモルタルで補修を施しました。立ち上がりにも丁寧にモルタル補修を施し、最後に屋上部分である平場に下塗り、セメントの補修、上塗りを3度行っています。

【岐阜県関市】屋上防水工事

https://www.p-miwa.co.jp/sekou/109188.html

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防水シートにシワがよったり、めくれたりしている状態のため、防水が機能していない状態でした。また手すりもサビが激しくところどころに穴も空いていて危険な状態です。手すり

の修繕工事を行ってから、屋根の防水シートを丁寧に撤去。既存の下地モルタルが剥離して凹凸が出ていたため、きれいに整えた後、ウレタン防水工事の工程を順に行ってトップコートを塗布して仕上げました。

【岐阜県関市】屋上・ベランダ防水工事 瓦工事 外壁塗装工事

https://www.p-miwa.co.jp/sekou/111053.html

before after

屋上は汚れも蓄積されていたため、まずは高圧洗浄で綺麗に表面の汚れを洗い流しました。既存の防水シートを撤去した後に、汚れを丁寧に落とすケレン作業を行っています。屋上はウレタン防水で仕上げ、その他にも笠木や脱気筒なども新しいものを取り付けています。屋上防水の他にもベランダ防水工事、瓦工事、外壁塗装工事を同時に行ったため、工事期間は51日かかっていますが、修繕もしっかり行うことができました。

 

まとめ

防水効果がなくなった屋根やベランダなどは、ひび割れの隙間などから雨水が入り込み、雨漏りをするだけでなく、お家内部の腐食を引き起こす可能性があります。定期的なメンテナンス工事や、トラブルが見られた時の早めの対応で、被害を最小限に抑えることが可能です。

 

防水工事をお考えの方は、まずはお気軽に見積もりや診断の相談をしてみてはいかがでしょうか?三輪塗装では、雨漏り診断や無料相談、お見積もりも受付中です。

 

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