外壁の高圧洗浄は塗装前に必要!理由やメリットなどを解説
「外壁の高圧洗浄ってどれぐらいかかるの?」
「どんな業者を選べばいいの?」
「ご近所とのトラブルにならないか心配・・・」
上記のような悩みを持っている方も多いのではないでしょうか?
外壁の汚れが目立ってくると、綺麗な見た目を取り戻したいと考えるのは自然なことです。
「汚れを落とすだけなら、高圧洗浄はどうなのかな……」と感じている方もいらっしゃると思います。
しかし、高圧洗浄は外壁塗装の仕上がりに影響するため、塗装前に必要な工程です。
そこで本記事では、創業60年の外壁塗装専門店である三輪塗装が、外壁の高圧洗浄を行う理由について解説していきます。高圧洗浄のメリットやデメリット、費用相場、業者の選び方などもあわせて紹介していきます。
本記事を読み終わるころには、高圧洗浄がなぜ必要なのかわかるようになりますよ。外壁の高圧洗浄を行うか迷っている方は、ぜひ参考にしてみてください。
また、外壁塗装の高圧洗浄に関して、三輪塗装のYouTubeにて解説動画をアップしておりますので、動画でみたいという方は、こちらの動画をご覧ください↓
目次
外壁の塗装前に高圧洗浄が必要な理由
まずは、外壁塗装前になぜ高圧洗浄が必要なのか解説していきます。汚れの放置による劣化の症状もあわせて紹介しますね。
高圧洗浄を行うのは塗料本来の機能を発揮するため
外壁塗装の前に高圧洗浄を行うのは、塗装後の塗料がすぐに剥がれないようにするためです。外壁に汚れやコケ・サビなどが付着していると、塗料がうまく密着せず、塗料本来の効果が発揮できなくなくなります。
塗りムラもできてしまい、外壁塗装の仕上がりにも影響する可能性があります。高圧洗浄は洗顔のようなもので、綺麗に洗わないと化粧がうまく仕上がらないのと同じです。
また、外壁は常に雨風や紫外線にさらされているため、住宅の中でも劣化が進行しやすい場所でもあります。汚れの放置すると、外壁に様々な劣化の症状を引き起こす原因になってしまいます。
外壁の汚れによる劣化症状
外壁に付着した汚れによる劣化症状は、主に3つあります。
- 外壁のひび割れ
- 外壁塗装の色褪せ
- 外壁塗装の剥がれ
1つずつわかりやすく解説していきますね。
外壁のひび割れ
外壁のひび割れは水の浸入経路となりやすく、雨漏りの発生に繋がります。ひび割れの幅が0.3mm以上の場合だと内部まで雨水が浸入しやすくなり、放置していると被害が拡大してしまいます。
大きなひび割れの修理をご自身で行うのは難しいため、専門業者へ対応をお願いしましょう。
外壁塗装の色褪せ
外壁塗装の色褪せは劣化の初期症状でもあり、外壁の耐久性や防水性が低下している状態です。
紫外線や雨風の影響を受けやすくなり、劣化がさらに進行してしまいます。外壁の色褪せが起きている状態だと、塗装による対応が必要になります。
外壁塗装の剥がれ
外壁の汚れを放置すると塗装の劣化が早くなり、最悪の場合、外壁塗装が剥がれてしまう恐れがあります。
塗装は外壁を守る盾のような役割を持っているため、塗装が剥がれている状態だと外壁を守れません。外壁塗装の剥がれる原因を詳しく知りたい方は、こちらの記事もあわせて読んでみてください。
https://www.p-miwa.co.jp/miwatube_column/119418.html
外壁の高圧洗浄を行うメリット
外壁の高圧洗浄を行うメリットは、以下の3つになります。
- 住宅の見た目が良くなる
- 住宅を長持ちさせることに繋がる
- 外壁塗装が行いやすくなる
住宅の見た目が良くなる
外壁の汚れを高圧洗浄で落とすと、住宅の美観性を維持することが可能です。水道水よりも強い水圧で洗浄を行えるため、短時間でムラなく綺麗に仕上がります。
住宅の寿命を伸ばせる
外壁への高圧洗浄は、外壁が劣化する原因である汚れを落とせるため、住宅の寿命を伸ばすことに繋がります。
外壁に付着している汚れを放置していると、外壁の耐久性が損なわれてしまいます。そのため、外壁の機能を長持ちさせるには、定期的なメンテナンスが必要不可欠です。
塗料が外壁に密着しやすくなる
高圧洗浄で汚れを洗い流すと、外壁塗装の際に塗料が密着しやすくなり、塗料の本来機能を最大限活かせます。
汚れのある状態で塗装を行うと汚れや古い塗膜が邪魔をして、塗装が剥がれやすくなってしまいます。塗装が行いやすくなるだけでなく、塗料の機能を活かすためにも高圧洗浄はかかせない作業です。
外壁の高圧洗浄によるデメリット
外壁の高圧洗浄をすることで、様々なメリットを受けられる一方、以下の3つのデメリットがあることも覚えておきましょう。
- 水圧が高すぎると外壁材に負担がかかる
- シーリングの破損に繋がる
- 室内に水が浸入する
水圧が高すぎると外壁材に負担がかかってしまう
強すぎる水圧で洗浄を行うと、外壁材に負担をかけてしまいます。水圧が強すぎると、塗装が剥がれたり、外壁のひび割れが起きたりします。
塗装が剥がれると外壁を保護する機能が低下するため、汚れが付きやすくなり、カビや苔の発生に繋がります。
シーリング(コーキング)の破損に繋がる
シーリング(コーキング)とは、外壁のすき間を埋めるために使うボンドのような素材のことです。シーリング(コーキング)は、強い水圧でのダメージを受けやすく、破損すると外壁の劣化を早めてしまいます。
シーリング(コーキング)の経年劣化が進んでいる場合、高圧洗浄を行うとより大きなダメージを与える可能性があります。
すき間から住宅内部に水が浸入してしまう
外壁やシーリング(コーキング)の経年劣化が進むと、ひび割れの発生に繋がります。ひび割れが起きている箇所に高圧洗浄を行うと、住宅内部に水が浸入してしまう恐れがあります。
住宅内部に水が浸入すると木材が腐食し、シロアリ被害を引き起こす原因にもなります。内部の腐食が激しくなると、外壁の張り替えやリフォームでの対応を余儀なくされます。
外壁の高圧洗浄にかかる費用相場
外壁を洗浄する方法には、高圧洗浄以外にバイオ洗浄があります。それぞれの費用の相場について解説していきます。
高圧洗浄の相場は1㎡あたり約100~300円
外壁の高圧洗浄にかかる費用は、1㎡あたり約100〜300円になります。住宅金融支援機構が提供する住宅ローン「フラット35 2022年度利用者調査」によると、一戸建て住宅の平均面積は約100〜120㎡です。
一戸建て住宅に高圧洗浄を行うと、10,000〜36,000円ほどの費用がかかります。
【参考】フラット35 2022年度利用者調査:住宅金融支援機構
バイオ洗浄の相場は1㎡あたり約500~800円
バイオ洗浄の相場は1㎡あたり500〜800円ほどで、高圧洗浄に比べやや高めです。
バイオ洗浄とは、外壁に洗浄剤を塗ったあとに高圧洗浄機で洗い流す方法で、洗浄剤を使用するため頑固な汚れを落とせます。
たとえば、カビや苔・藻などが広範囲に及んでいる場合に使われます。
費用は少し高くなりますが、汚れを確実に落としたい方にはおすすめです。
水道代は自己負担になる
高圧洗浄の費用には、水道代が含まれていません。高圧洗浄に使用する水はご自宅の水道を利用するため、水道代は別途自己負担となります。
高圧洗浄を行う際は業者に支払う費用に加えて、水道代も考慮しないといけません。
外壁の高圧洗浄にかかる時間
ここからは高圧洗浄にかかる時間を解説していきます。住宅の状況によって必要な時間は変わるため、目安として参考にしてください。
高圧洗浄にかかる時間は約3~6時間
外壁の高圧洗浄にかかる時間は、およそ3〜6時間が目安になります。汚れの状態や住宅の大きさによって、洗浄する時間は変動します。大きな住宅や汚れがひどい場合は、より多くの時間が必要です。
高圧洗浄後は乾燥が必要
高圧洗浄後に外壁塗装を行う時は、1日以上かけて外壁を十分に乾燥させないといけません。なぜなら、外壁が濡れている状態で塗装を行うと塗料が密着せず、劣化や剥がれに繋がるからです。
洗浄と乾燥の時間を合わせると、作業全体にかかる時間はおよそ2日以上になります。天候や外壁の状態によっては、さらに日数が必要になる場合もあります。
外壁を高圧洗浄する際の作業内容
外壁を高圧洗浄する際は、以下のような順番で行っていきます。
- 近隣の方への挨拶を行う
- 足場を組み立てる
- 換気口や照明器具を養生する
- 高圧洗浄を開始する
- 洗浄後は外壁を乾燥させる
近隣の方への挨拶を行う
高圧洗浄を行う際は、ご近所への挨拶はかかせません。高圧洗浄中に汚い水が飛んでこないか、心配される方もいらっしゃいます。
トラブルを防ぐために、近隣の方に洗濯物を干さないよう伝えたり、車の移動をお願いしたりなど様々な配慮を行っていく必要があります。
高圧洗浄前の挨拶はトラブルを防ぎつつ、ご協力を得られる可能性が高まります。
足場を組み立てる
高い箇所の高圧洗浄を安全に行うために、足場の組み立てを行っていきます。組み立てと合わせて、飛散防止のメッシュシートや防犯用のセンサーライトも取り付けていきます。
足場を組み立てる前には、組み立てを行いやすくするために、建物周囲1mくらいの範囲に物を置かないようにします。
また、テラスなどがある住宅の場合は、作業する職人の安全を守るために、一時的にテラスの屋根材を取り外してから作業を行います。
換気口や照明器具などを養生する
外壁の高圧洗浄を行う前には、換気口やインターホンなどの養生を行っていきます。養生を行わず洗浄してしまうと、インターホンや照明器具などが漏電してしまう可能性があります。
また、換気口などのすきまから、屋内に水が浸入してしまいます。洗浄水の浸入や電気系統の漏電が起きないために、高圧洗浄前の養生はしっかりと行っていきます。
高圧洗浄を開始する
足場の組み立てと養生が完了したら、高圧洗浄を開始していきます。外壁を高圧洗浄することで、汚れや苔・カビなどを除去することが可能です。
高圧洗浄には依頼された住宅の水道水を使いますが、三輪塗装では外部水道をお借りして洗浄を行うため、節水に努めています。
洗浄時に窓が空いていると家の中に水が浸入してしまうため、高圧洗浄中はクレセント錠までしっかりかけて窓を閉めないといけません。
また、洗浄前は窓だけでなく、ドアが空いていないか確認していただく必要もあります。
洗浄後は外壁を乾燥させる
高圧洗浄で汚れを落としたあとは、水で濡れた外壁を乾燥させていきます。
外壁の乾燥は、洗浄と同じくらい重要な工程です。なぜかと言うと、乾いていない状態で塗装を行ってしまうと塗膜の膨れや気泡の原因になるからです。
乾燥には最低でも1日ほど必要で、季節によっては2日ほどかかってしまいます。外壁塗装をうまく行うために、外壁の乾燥には約1〜2日間は必要です。
外壁の高圧洗浄は雨の日でも行える
小雨程度の雨なら、外壁の高圧洗浄を行えます。高圧洗浄は水を使って洗い流すため、作業自体に問題はありません。
高圧洗浄を行うと近隣の住宅に汚れが飛散するため、作業を行う前には、近隣の方に洗濯物を干さないよう伝える必要があります。
雨の日なら洗濯物を外に干さないため、汚れが飛散する心配もなくなり、作業がしやすくなります。また、窓を閉めている方が多く、高圧洗浄による騒音問題の解消も期待できます。
大雨や強風などの明らかな悪天候の場合は危険なため、洗浄作業を一時中断します。天候が回復したら作業を再開します。
外壁の高圧洗浄時に発生するトラブル
外壁の高圧洗浄は、外壁塗装を行う前に欠かせない作業です。高圧洗浄で汚れを洗い流すと塗装がしやすくなり、塗料の機能を最大限活かせます。
しかし、周囲への配慮を怠るとトラブルに繋がる可能性もあります。外壁の高圧洗浄時に発生するトラブルは、主に以下の3つです。
- 騒音や水の飛散による近隣とのトラブル
- 高圧洗浄の水が室内に浸入する
- 外壁の汚れが十分に落とし切れていない
騒音や水の飛散による近隣とのトラブル
外壁の高圧洗浄による騒音と水の飛散は、近隣トラブルの原因になる場合があります。なぜなら、専用の機械を使用するため、大きなエンジン音が発生し水の飛散が起きやすいからです。
エンジン音による騒音はトラブルになりやすく、強い水圧で水が飛散しやすいため、「洗濯物が干せない」などのクレームが入ってしまう可能性もあります。
高圧洗浄で室内が水浸しになる
高圧洗浄時に発生するトラブルで最も多いのが、水が室内に浸入してしまうことです。主な原因は以下の2つになります。
- 窓やドアの閉め忘れ
- 業者の水圧調整ミス
窓やドアの閉め忘れ
高圧洗浄は強い水圧で洗浄するため、窓やドアを閉め忘れるとすき間から水が浸入してしまいます。また、鍵をかけていないと水圧で窓が開いてしまい、室内が水浸しになります。
業者の水圧調整ミス
室内に水が浸入する原因としては、洗浄する業者の技術不足もあります。外壁の高圧洗浄は、外壁の状態や場所にあわせて水圧を変更しないといけません。
依頼した業者が適切な水圧で洗浄を行わないと、室内に水が浸入してしまう可能性があります。
外壁の汚れが十分に落とし切れていない
適切な水圧で洗浄を行わないと、外壁に汚れが残ってしまい、塗装の仕上がりに影響がでてきます。汚れが残っていると塗料がうまく密着せず、以下のような症状の発生リスクがあります。
- 塗装が剥がれる
- 塗りムラができる
- 塗料本来の耐久性が発揮できない
経験豊富な業者であれば外壁の洗浄を丁寧に行い、汚れを綺麗に洗浄してくれるでしょう。しかし、依頼した業者の技術が不足していると。外壁の汚れを十分に落とし切れません。
外壁の高圧洗浄で汚れを落とし切れないと、塗料本来の機能を活かせないため、業者選びは慎重に行っていきましょう。
外壁の高圧洗浄によるトラブルを防ぐ方法
外壁の高圧洗浄によるトラブルは、以下の3つの方法で防げます。
- 高圧洗浄を行う前に近隣の方へ挨拶をする
- 高圧洗浄前に窓を閉めておく
- 施工実績が豊富な業者へ依頼する
高圧洗浄を行う前に近隣の方へ挨拶をする
高圧洗浄を行う前は業者が挨拶を行いますが、依頼主も挨拶をしておくようにしましょう。挨拶をすれば誠意が伝わり、理解も得やすくなります。
また、以下のような内容を具体的に伝えておくとスムーズに作業を進められます。
- 高圧洗浄を行う場所
- 洗浄にかかる期間
- 1日の作業時間
仮にクレームがきてしまった場合は、すぐに謝罪と説明を行うようにしましょう。
高圧洗浄前に窓を閉めておく
水が室内に入らないよう、高圧洗浄中は窓やドアを閉めて鍵をかけておきましょう。
強い水圧で洗浄を行うため、鍵をかけていないと水圧で窓が開いてしまいます。
室内に水が浸入すると、家具や家電が濡れてしまい、故障する恐れがあります。後始末も大変になるため、高圧洗浄前は鍵をかけてあるか確認をしてください。
万が一室内に水が浸入した際は、すぐに業者へ報告をして、作業を中断してもらいましょう。
施工実績が豊富な業者へ依頼する
外壁の汚れを綺麗に落とすためには、高圧洗浄の経験と実績が豊富な業者を選ばないといけません。
実績が豊富な業者なら、専門的な知識と技術を持っているだけでなく、様々な事例に対応しています。
トラブルが発生しても柔軟に対応してくれる可能性があるため、信頼できる業者に依頼すれば安心してまかせられます。
外壁の高圧洗浄を自分で行うときの注意点
外壁の高圧洗浄は、市販の高圧洗浄機を使って自分で行えます。しかし、以下の4つのポイントを意識して行わないと、大きなトラブルに繋がります。
- 高圧洗浄機の水圧を調整する
- 高圧洗浄機を外壁から離して使う
- 水が飛散しないための対策をする
- 高い場所の作業は業者へ依頼する
ここからは、自分で高圧洗浄を行う際の注意点について解説していきます。
高圧洗浄機の水圧を調節する
高圧洗浄を行う際は、弱めの水圧から始めるようにしましょう。最初から水圧を強めにすると外壁を傷つける可能性があります。
高い水圧のまま洗浄を続けると、外壁の塗装が剥がれたり、シーリングの損傷に繋がります。最初は水圧を弱めに設定して、徐々に水圧をあげるようにすれば、外壁へのダメージを抑えつつ汚れを落とせますよ。
高圧洗浄機を外壁から離して使う
高圧洗浄機を使用する際は、外壁から30〜50㎝ほど距離を離して使用してください。距離が近すぎると、外壁に負担がかかってしまいます。
また、同じ場所を続けて洗浄する場合でも、外壁を傷めてしまう可能性があります。長時間の使用は避け、適度な距離を保ちながら使用しましょう。
水が飛散しないための対策をする
高圧洗浄の水圧は強力なため、汚れた水が飛び散ってご近所とのトラブルになる場合もあります。水の飛散に対しては、ブルーシートなどを使えば被害を最小限に抑えられます。
ご近所の方が洗濯物を干していたり、窓を開けていたりすることもあるため、高圧洗浄前は一声かけておきましょう。
水が飛散しないための対策とあわせて、事前の挨拶を行えばご近所トラブルの回避に繋がります。
高所の作業は業者へ依頼する
高所での作業はできるだけ避けて、可能なら業者へ依頼するようにしましょう。なぜなら、高い場所だと高圧洗浄機を操作するのが難しくなるからです。
うまく汚れを落とせないだけでなく、高い場所から落ちて怪我をしてしまうリスクも考えられます。
高所での作業は危険なため、ご自身で無理に行わず、専門業者へ依頼をおすすめします。
外壁の高圧洗浄を依頼する業者の選び方
業者へ外壁の高圧洗浄を依頼する際には、以下の4つのポイントを押さえておきましょう。
- 相見積もりを取って相場を把握する
- 施工実績を確認する
- 対応が誠実な業者を選ぶ
- アフターフォローや保証の内容を確認する
相見積もりを取って相場を把握する
自宅の状況に合った洗浄費用なのか判断するには、相見積もりが必要です。1社だけの見積もりだと、適正な相場なのか把握するのが難しくなります。
相場より高い見積もりを出してくる悪徳業者もいるため、1社のみで決めず相見積もりを行いましょう。
しかし、慎重になりすぎて相見積もりを多く行うと、どれを選んでいいか迷ってしまいます。相見積もりは3社ほどにしておくと、どの業者を選べばいいか判断しやすくなりますよ。
施工実績を確認する
費用の安い業者へ依頼して節約することも大切ですが、施工実績もあわせて確認しておきましょう。施工実績が豊富な業者なら、様々な状況に対応できると考えられます。
また、施工実績以外にもホームページ内に掲載されているお客様の声やビフォーアフターの画像も見ておきましょう。
施工内容が詳しく掲載されている業者なら、どんな工事を行うのかイメージがしやすいです。費用だけでなく、施工実績もあわせて確認しておきましょう。
対応が誠実な業者を選ぶ
実績が豊富な業者でも、どんな対応をしてくるのか確認してみましょう。具体的には、以下のような対応をしてくれる業者を選んでください。
- 質問したことを詳しく説明してくれる
- メリットだけでなく、デメリットも伝えてくれる
- 外壁の状態を画像や動画で詳しく教えてくれる
誠実な対応をしてくれる業者なら、最後まで安心して任せられますよ。
アフターフォローや保証内容を確認する
どんな業者も最善の工事を行うよう努力していますが、トラブルやミスが起きてしまうこともあります。不具合が発生した際に対応してくれる業者であれば、被害を最小限に抑えられます。
保証によっては、無料で行ってくれる場合もあります。しかし、保証内容や期間は業者によって異なるため、契約する前に内容をしっかり確認しておきましょう。
また、アフターフォローのサービスがあれば、外壁の変化にいち早く気づけます。劣化を食い止めて、住宅の寿命を伸ばすことに繋がります。
外壁の高圧洗浄事例
ここからは、外壁の高圧洗浄事例を紹介していきます。
岐阜県関市 外壁へーベルライト塗り替え ツートンカラー
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- リフォーム内容:外壁塗装
- リフォーム期間:36日間
こちらの住宅は外壁の退色が進んでいたため、外壁の塗り替え工事を行いました。
外壁の塗装前には、高圧洗浄で汚れを落とし、ひび割れの補修やシーリング材の充填をします。その後、下塗りを2回・上塗りを2回行い、塗装工事は完了です。
塗装前とは違った色合いになり、住宅のイメージを一新させる綺麗なツートンカラーに仕上がっています。
岐阜県関市 外壁塗装 アステックペイント・プラチナリファイン2000MF-IRを使用
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- リフォーム内容:外壁塗装
施工前の状態確認では、外壁に苔も発生しており、シャッターボックスや破風などの塗装も退色していることがわかります。こちらの住宅では、外壁塗装とあわせて付帯部分の塗装も行いました。
高圧洗浄後、劣化が進んでいる外壁材は一部撤去し、新しい外壁材を取り付けていきます。取り付け完了後は、下塗りを1回と上塗りを2回行い、外壁の塗装は完了です。
シャッターボックスなどの金属部分は、「ケレン」と呼ばれる塗装前の下地処理を行ったのちに、塗装を行いました。
塗装前と比べると、住宅の外観全体が綺麗になっているのがわかります。
岐阜県岐阜市大洞 セキスイハウスの家 外壁塗装 駐車場改修
https://www.p-miwa.co.jp/sekou/118200.html
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- リフォーム内容:外壁塗装
- リフォーム期間:54日間
こちらの住宅は、外壁の劣化症状である「チョーキング現象」が見られ、藻の発生や汚れが付着している状態でした。また、シャッターボックスなどの金属部分の退色も進行しているため、外壁と合わせて塗装を行う必要があります。
高圧洗浄で外壁に発生している藻や汚れを洗い流し、外壁塗装前の下地処理をしていきます。下地処理後は、外壁の下塗り・上塗りをして、屋根の付帯部分に対する塗装工事を行って工事の完了です。
外壁と屋根の付帯部分を塗装したことで、新築のような見た目になりました。
岐阜県関市 3階建て店舗併用住宅 ALC外壁塗装
https://www.p-miwa.co.jp/sekou/119091.html
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- リフォーム内容:外壁塗装
- リフォーム機関:36日間
施工前の状態を確認すると、外壁目地にはひび割れが見られ、外壁や軒天に汚れが付着している状態でした。
塗装前には、高圧洗浄で外壁や汚れを洗い流し、既設のシーリングを撤去していきます。シーリング工事とあわせて、外壁欠損部分の補修も行い、外壁塗装を開始します。付帯部分が金属になっている箇所は、錆止め塗装を行ってから塗装を行いました。
目立っていた汚れがなくなり、綺麗な見た目を取り戻すことができました。
岐阜県岐阜市 モルタル外壁塗装工事
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- リフォーム内容:外壁塗装
- リフォーム期間:29日間
こちらの住宅は、塗り替えの目安となる「チョーキング現象」が発生していました。また、ひび割れや付帯部分の退色も進んでいる状態です
高圧洗浄で汚れを洗い流したら、外壁塗装を開始していきます。屋根水切りなどの金属部分は、金属の錆止め塗装をしてから塗装を行います。
劣化が起きていたとは思えないほど、美しい仕上がりになりました。
まとめ
外壁塗装を行う前には、塗料が密着するために高圧洗浄が必要です。高圧洗浄を行わないと、汚れが原因で塗料本来の機能が発揮できず、塗装が剥がれやすくなります。
高圧洗浄は汚れを落として住宅の見た目がよくなるだけでなく、劣化を防ぐための定期的なメンテナンスとして有効です。
しかし、強い水圧で洗浄を行うため、水の飛散や騒音問題などを考慮しないといけません。
近隣の方とのコミュニケーション不足が原因で、トラブルになってしまうことがあります。トラブルを防ぐためにも、高圧洗浄前の挨拶は欠かさず行いましょう。
外壁の高圧洗浄をお考えの方は、本記事で解説した内容をぜひ参考にしてみてください。
三輪塗装では、無料診断や無料見積もりを随時行っております。お電話やWEBで受け付けておりますので、お気軽にご相談ください。