外壁の剥がれを見つけたら?DIYでの修復方法やプロへの依頼方法やメリットを解説
「外壁の一部が剥がれてしまったらどうしたらいい?」
「自分で直しても大丈夫?」
「業者に依頼するメリットはあるのか」
外壁は経年劣化や強風時に飛来物が当たることなどが原因で、剥がれをはじめ、ひび割れやタイルの破損などのトラブルが起きることもあります。このような状態は、そのままにしておくとより大きなトラブルにつながる可能性があるため、早めの対応が重要です。
そこで本記事では、外壁塗装専門店の三輪塗装が、外壁の剥がれを見つけた際の対処法について解説していきます。業者に依頼するメリットや業者選びのポイント、外壁のメンテナンスの必要性なども解説するため、ぜひ参考にしてみてください。
外壁の剥がれの原因
そもそも、外壁の剥がれはどのような原因によって起こるのでしょうか。
経年劣化
外壁塗装に使用する塗料にはさまざまな販売メーカーや種類があります。いずれのものにも耐用年数があるため、それを超えてしまうと剥がれが起きるなどのトラブルが発生する恐れがあります。
また、外壁の塗料以外に外壁の継ぎ目にあるシーリングの割れ目から雨水が浸入し、水分で外壁内部が膨張するのも、外壁の剥がれの原因の一つです。
施工不良
施工不良による外壁の剥がれには、さまざまな原因がありますが、主なものとして外壁塗装をする際に、汚れの洗浄作業が不十分だったり、下地処理が十分にできていなかったりすると剥がれの原因になることがあります。また、外壁塗装は下塗り・中塗り・上塗りを塗り重ねますが、しっかり乾燥しないまま次の塗装をすると、剥がれが起こる場合があります。
外壁の剥がれをチェックする方法
「外壁の剥がれが起きているかも?」と感じたら、次の方法でチェックします。また、外壁の剥がれ方や剥がれ具合によって対処法も異なるため、それらの判断方法も解説します。
剥がれの原因を特定するポイント
外壁の剥がれの原因を特定するために、自身でできる方法としては目視チェックがあります。そのほか、業者に依頼すると目視でのチェックだけでなく、打診調査、赤外線調査によって原因を特定します。なお、それぞれの方法は次の通りです。
■目視
直接外壁の状態を見て、原因を特定する方法
■打診調査
打診棒で外壁を叩いて出た音を聞き分け、浮きや損傷の有無を調べる方法
■赤外線調査
赤外線カメラを使って外壁を撮影することで、ひび割れや浮きを解析する方法
剥がれの原因を正しく調べるためには、専門的な機材を用いて調査できる業者へ依頼して調査員によるチェックがおすすめです。
セルフチェックする際のポイント
外壁の剥がれは、日頃から自身でチェックして異変を見つけ次第、早めに対処するとよいでしょう。セルフチェックの方法や異変を見つけた際に取るべき対応は以下の通りです。
■定期的に外壁の状態を見ておく
家の周りを掃除する際などに、外壁の状態をチェックしておきます。細かな剥がれも見逃さないよう、年に1〜2回程度はルーペや双眼鏡を用いてしっかり確認してもよいでしょう。
■異変を見つけたら写真を撮っておく
異変を見つけたら、なるべく早めに業者へ相談するのがおすすめです。しかし、すぐに呼べない場合は、剥がれている箇所を写真に撮っておきましょう。また、剥がれの状態が進む可能性があるため、状態に変化が見られた際は、追加で撮影しておくと原因の特定や状態の見極めに役立ちます。
剥がれ具合の判断基準
先ほど外壁の剥がれの原因は、経年劣化もしくは施工不良である場合が多いと解説しました。
どちらの原因に該当するかは、詳しく調べる必要がありますが、目安として新築や外壁塗装から3年以内の外壁の場合は施工不良の可能性があります。また、前回の塗装から5年を目安に外壁に使用されている塗料の耐用年数を超えている場合は、経年劣化の可能性が高いでしょう。
剥がれの程度による補修方法の違い
外壁の剥がれは、程度によってはDIYで応急処置ができる可能性もあります。剥がれの範囲が小さければ、ホームセンターで補修材を購入して対処も可能です。一方で、次の状態が見られる場合は、業者による対応が必要です。
■剥がれの範囲が広い
外壁全体の塗り直し、もしくは外壁材を取り替える
■タイルが剥がれている
一度タイルを取り外し、下地を補強してから再度タイルを接着する
■剥がれた箇所が深くひび割れている
シーリング(コーキング)材を打つ
自分で外壁を補修する手順
外壁の剥がれが小さいものであれば、業者に依頼せず自分で補修したいと考える人も少なくないでしょう。補修は次の手順を参考にして、行ってみましょう。また、自身で対処して良いのか判断に迷う場合は、一度業者に相談してみてください。
準備するものの一例
・高圧洗浄機やブラシなど汚れを綺麗にする道具
・塗料(下塗り用、中塗り、上塗り用)
・塗装用のローラーや刷毛ハケ
・シーリング材、コーキングガン
・サンドペーパー
・脚立
・養生シート、マスキングテープ
・保護具(自身の目や皮膚を守るためのもの)
塗料の選び方
外壁の塗料には、大きく分けて油性と水性の2種類があります。DIYにおすすめなのは、扱いやすく、ニオイも少ない水性塗料です。
またホームセンターにもさまざまな種類の塗料がありますが、耐用年数がそれぞれ異なるため、必要なものを選ぶようにします。さらに、外壁の素材によって相性の良い塗料が異なるため、パッケージなどを確認して、サイディング、モルタル、金属のどれに対応しているかをチェックして購入しましょう。
塗装前のステップ
剥がれを補修する際、いきなり塗料を外壁に塗布するのは、再び外壁の剥がれを引き起こす恐れもあるためNGです。
まずは、補修する箇所の汚れを高圧洗浄機やブラシなどで綺麗に洗い流しましょう。高圧洗浄はより効果的な洗浄が可能ですが、使用する際は、必要以上の圧力をかけて、剥がれを進行させないよう気をつけてください。
洗浄で取り除けなかった塗膜は、サンドペーパーや剥がれている箇所を丁寧に取り除きます。最後に塗料がついてはいけない箇所を、養生シートやマスキングテープで養生してください。
塗料の塗り方
準備ができたら、はじめに下塗りをします。下塗りは、塗料を外壁に密着させるために重要な作業のため、ローラーやハケで丁寧に塗ったら、しっかり乾燥させましょう。なお、塗料は使用前にしっかりかき混ぜてムラがないようにしてください。
下塗りが乾いたら、中塗りをして、同様にしっかり乾燥させた後、上塗りをして完了です。
補修後のメンテナンス方法
DIYで対処した補修は、十分にできていない可能性もあり、しばらくすると再び外壁の剥がれが起こる可能性もあります。そのため、補修後は、できるだけこまめに補修した箇所の状態をチェックするようにしましょう。また、補修したにもかかわらず、再び剥がれが起きた場合は、自己判断せず業者に調査してもらい必要な工事を実施してください。
さらにDIYした場合も、業者に依頼した場合も、外壁をキレイに保ったり、トラブルを未然に防いだりするためには、こまめなチェックに加えて洗浄も重要です。ただし、トラブルが起きている外壁に高圧洗浄などを施すと、ひび割れている箇所から水分が浸入してしまう可能性があるため、注意しながら作業しましょう。
よくある失敗例とその対策
自分で外壁のひび割れを補修するため、外壁塗装をすると、色ムラが起こる可能性があります。これは、ホームセンターで購入できる塗料に限りがあり、外壁との微妙な色の違いによるものだけでなく、塗り方にムラがある場合にも起こります。
また、適切な塗料を選ばなかったり、塗料を塗る前の下準備や補修作業が満足にできておらず、補修してもすぐにまた剥がれが生じたり、別のトラブルが起こる可能性もあるため、DIYする際は注意して作業しましょう。
専門業者に補修を依頼するメリット
外壁の剥がれは、小さなものであればDIYでの応急処置も可能と解説しました。しかし、専門知識のない人が作業した場合、十分な作業ができていないと、また剥がれてきたり、業者対応が必要なトラブルになったりする恐れがあります。
そのため「自分でできるか不安」と感じた場合は、業者に相談して外壁の状態を見てもらい、必要な修復作業をお願いするのがおすすめです。
一見、業者に依頼すると、費用が高くついてしまうと感じますが、一度の修復で済ませて安心できます。また、長期的に考えれば業者にお願いした方が、外壁メンテナンスのトータルコストを抑えられるメリットがあると考えられます。
以下では、業者に外壁の剥がれの修復を依頼する際のポイントや注意点を紹介するため、参考にしてみてください。
業者選びのポイント
外壁の剥がれを修復してもらうには、外壁塗装業者へ相談するのがよいでしょう。外壁塗装の専門業者は、インターネットなどで検索したり、チラシや地域の広報などを参考にしてみたりするのもおすすめです。いずれの場合も、次のポイントをおさえて検討してみましょう。
■実績や資格を確認してみる
ホームページがあれば、施工実績や職人さんが保有している資格を確認できるでしょう。実績豊富かつ専門知識を有していることがわかる資格を持った職人さんが在籍している業者であれば、より安心して依頼ができます。
■口コミを確認している
ホームページに書かれていること以外に、口コミサイトなどで実際に依頼したお客さんがどのように感じたのかを確認してみることも重要なポイントです。すべてを鵜呑みにする必要はありませんが、良い口コミがあれば安心できるでしょう。
見積もり依頼時の注意点
外壁塗装業者のなかには、必要以上に高額な請求をしたり、必要な工事をしなかったりする悪徳業者も存在します。そのような業者を見極めるためには、1社から見積もりを取るのではなく、複数社から取得するようにしましょう。価格だけでなく、工事の行程まで詳細に説明があり、納得して依頼できる業者を選びましょう。
施工中に確認すべき事項
大規模な修復作業になれば、工事期間も長くなります。また、見積もり時には予定していなかった工事が必要になることもあるでしょう。
そのため、場合によっては工事期間が予定よりも長引いたり、追加料金が発生したりするケースもあります。「工事終了予定の日になったのに工事が完了していない」「工事が終わってから追加料金がかかることを知った」とならないために、常に在宅しておく必要はないものの、進捗報告をしてもらうようにあらかじめお願いしておくのがおすすめです。
保証内容とアフターサービス
施工時に業者がどれだけ丁寧に作業しても、施工完了後に何かしらの不具合やトラブルが起こることもないとはいいきれません。そのときは、慌てず業者に連絡して相談してみてください。
また、後日対応してもらうには、事前に保証内容やアフターサービスを聞いておくようにしましょう。その内容によっては、無料で対応してくれる業者もありますが、保証がない場合や範囲外の場合は有償対応となります。
よくある質問とその回答
外壁の剥がれの補修や、塗装し直す際に多くの方が気になる内容をいくつか解説します。
■工事期間はどれくらい?
一般的な戸建の外壁全体を塗装するのには、10日〜半月ほどの期間を要します。しかし、部分的な補修作業であれば、短期間で完了することもあるため、具体的な日数は見積もり取得時に確認してみましょう。
■火災保険が使えるって本当?
火災保険に加入している場合、外壁の剥がれの原因が台風の強風によって飛来してきたものが当たったなど、自然災害による被害であれば、保証範囲内で対応できる場合もあります。依頼する前に一度保証内容をチェックしたり、保険会社に問い合わせたりしてみてください。
費用を抑えるためのポイント
外壁の剥がれをはじめとしたトラブルに対応するためには、外壁の状態次第で大規模な工事になることもあります。その場合、費用が高額になりますが、少しでも安全に費用を抑えるためには、どのようなポイントをおさえておくべきかを解説します。
自分でできる部分を見極める
先にも解説したように、軽微な剥がれであれば、ホームセンターで必要な材料を購入し、自分で対応することも可能です。見極めを誤ってしまったり、使用する塗料などの注意点を確認せずに作業してしまったりしないように気をつけて自身で対応すれば、コストを抑えられるでしょう。
材料費を減らすためのヒント
費用を抑えるためには、相見積もりを取って価格の見極めをするのが良いと解説しましたが、選ぶ塗料によってもコストを減らすことができます。
塗料にはさまざまな種類があり、多機能なものや耐用年数が長いものは高価になりがちです。しかし、一部のみの修復で、また近いうちに大規模な外壁塗装工事を実施する予定がある場合や、こまめにメンテナンスしている場合などは、ローコスト塗料を選ぶのもよいでしょう。
タイミングと季節の選び方
外壁塗装は1年を通して行える工事です。しかし、以下の季節は依頼が少なくなる傾向にあります。そのため、費用が通常よりも安くなる場合もあるため、急ぎの対応が必要でない場合は、依頼のタイミングや季節を見極めるのも費用を抑える方法となるでしょう。
■梅雨
基本的に雨の日は工事ができません。また湿気があるため、乾燥時間が多くかかることもあり、工事期間が長くなる可能性があります。
■冬
気温が低いうえに日照時間が短い冬場も、乾燥に時間を多く要するため、依頼が少なくなる傾向にあります。いずれの場合も、専門家がしっかり状態を見極めて作業するため、安心して依頼してください。
割引サービスを利用するコツ
業者によっては、「近隣住宅と一緒に依頼する」「屋根塗装と一緒に依頼する」「依頼の少ない時期」などの条件で割引してくれるケースがあります。サービスの条件があえば、お得に工事できるでしょう。
しかし、不自然に大幅な割引をされたり、「即決してくれたら割引します」などの強引な営業をされたりした際は、注意が必要です。安易に依頼しないように「一度家族で検討します」と断るなどして様子をみてください。
補助金や助成金の活用法
国や自治体は、リフォームする際の補助金や助成金制度を随時設けています。条件にあう制度があれば、申請して工事費用の負担を減らしましょう。
なお、補助金や助成金は自治体によって受けられるものが異なったり、用意している金額の上限に達した場合は、申請期間内であっても終了してしまったりすることがあります。最新情報を確認して、利用を検討してみてください。
外壁塗装の必要性とメリット
外壁は、剥がれやひび割れを見つけた際に修復するだけでなく、定期的な塗り直しのメンテナンスが重要です。トラブルが起きていない場合も10〜15年に一度程度の周期で塗り直しを検討しましょう。
最後に外壁塗装の必要性についてのポイントやメリットをご紹介します。
塗装による家の保護機能を維持できる
外壁塗装に使用されている上塗りの塗料には、防水効果があります。この塗膜が経年劣化により取れてしまうと、外壁に水分が染み込んで外壁材を傷めるだけでなく、雨漏りやお家の躯体の腐食に繋がる恐れがあります。
このようなトラブルを防ぐ、お家の保護のためにも外壁塗装は必要なメンテナンスです。
断熱効果と省エネ効果をプラスできる
断熱とは、空気などを通して伝わる熱を通じにくくするというものです。近年、夏の気温が上昇傾向にあり、また真夏日も多くなりました。
外壁塗装の塗料によっては、断熱効果のある塗料もあります。もちろん、塗装だけで十分な効果を発揮できるわけではありませんが、少しでも夏の冷房を効きやすくするためには、外壁塗装による断熱対策も検討してみましょう。
なお、よりしっかりと断熱対策するためには外壁材の取り替えもおすすめです。一度、外壁の専門業者に相談してみてください。
見た目の美しさを保てる
外壁は、紫外線や雨の影響によって経年劣化による色褪せや黒ずみが見られるようになります。そのため、定期的に外壁塗装をすることによって、新築のような美しい外観を保てるのもメリットです。また、以前と異なるカラーで塗装すれば、お家のイメージチェンジも可能です。
資産価値を向上させられる
多くの方が一度購入した家に長く住みますが、転勤やライフスタイルの変化によって家を手放すこともあるでしょう。その際、定期的にメンテナンスされている家とそうでない家とでは、資産価値に差が出ます。
少しでも高値で売却するためにも、外壁塗装をはじめとした定期的なメンテナンスの実施はメリットになります。
まとめ
外壁の剥がれは、小さなものであれば、ホームセンターで材料を購入してDIYによる対処も可能です。しかし、自身で行って良いものか判断が難しい場合は、業者に相談して、対処する方が大きなトラブルを未然に防げたり、長期的に考えた際のコストを抑えたりできるでしょう。
外壁の修復工事や塗装工事、塗り替えは、目的や予算に応じてさまざまな対応方法があるため、ご希望や状態に応じて最適な対応をご提案させていただくため、気軽にお問い合わせください。
三輪塗装は外壁塗装・屋根塗装の専門店で、様々な資格を持ったスタッフが在籍しているスペシャリスト集団です。診断やお見積りは、お電話やWEBから無料で対応しております。まずはお気軽にご相談ください。